aamall

てんかん発作

2014年03月18日

大きなあくびで硬直? (・_・)?

母は今日から2泊3日でショートステイ。寝起きの時点で喉奥に唾液が溜まっている様子だった。半うつ伏せにしても下りてこなかった。居間に移動してから喉元を手でグリグリして不快な様子。吸引しても唾液は出なかった。

そのうち、母は大きなあくび。ところが、口を大きく開けたまま硬直。顎が外れたかと思った。3秒ほどで治まった。これが2回あった。てんかん発作だろうか?

ショートステイの連絡事項に記入しておいた。今のところ連絡はないので無事過ごしているのだろう。




2013年08月06日

3年ぶりの特定健診

昨日、主治医の病院へ。母の薬の処方と眼振についての相談。「めまいがしている状態ですね。吐くことも考えられますので注意してください。」「てんかん発作の薬(セレブシロップ)と関係がありますか?」「あります。」やはり関係していたか・・。しかし、発作を抑えるために服用しないといけない。

今日から母は2泊3日のショートステイ。午後、主治医の病院へ。昨日、お願いしていた母の薬とラコールを取りに行った。そして、3年ぶりに私の特定健診とがん検診をしてもらうことに。いつも母のことばかりで自分のことを疎かにしていた。 最近、特に健康不安を感じる。だからこそ、やっておかなければ。

2013年07月24日

訪問入浴 私は教育係じゃない (-_-)

今日の訪問入浴で看護師さんに注意した。初対面なのに挨拶もなし。バイタル測定しても声に出さず。この時点で、この看護師さんが何者なのかわかってしまう。この業者の自社スタッフなら、こんなことはない。それほどギャップが激しい。しかも、所長さんが同行していながら。

「初対面ならちゃんと挨拶しようよ!」って私が言う・・。挨拶とか、訪問入浴の業務以前の話。「バイタルは家族に聞こえるように声を出してくださいよ。」って私が言う・・。場合によっては半身浴や短めにしてもらうこともあるからだ。

派遣の看護師さんを悪く言うつもりはないのだが・・。初めて行く利用者宅で慣れないのは仕方ない。私が嫌なのは、今日のことのようなケース。或いは、「腕時計を外した方がいい?」なんて言うケース。当たり前のことができないのが腹立たしい・・。

陰で所長さんを捕まえて話したけど、「派遣様に来て頂いている」という、お客様待遇のような感じ。 これじゃ注意できるはずもなく・・。依頼する側が派遣会社より低姿勢の状況。これは自社のサービスの低下を招くことになる。いけない状況だと思うね。

実際にあったこと。人材不足の企業が派遣社員に頼らざるを得なくなり、だんだん人数を増やした。そのうち、派遣社員なしでは業務ができない状況に陥った。そして、「要求が通らないなら、派遣を一斉に引き上げる」と企業を恐喝。

他の訪問入浴の業者も複数あるけど、鞍替えするのも怖い。似たり寄ったりの状況だと思うし、更に悪くなったら目も当てられない・・。 

今日も母は体交時に目が流れる症状があった。頻度が多くなっているようだ。ちょっと怖い・・。 

2013年07月22日

目が流れる症状・・てんかん? (・_・)?

てんかん発作の薬を服用してから発作は沈静化している。最近、ちょっと気になる症状が出ている。目が左から右に並行に流れる症状。大体5~6回程度で治まる。顔は少し硬直した感じ。以前の発作の時と同様、体交の時になっている。

やはり、これは軽いてんかん発作なのかな?薬(セレブシロップ)を飲んでいるから、この程度で治まっているのかもしれない。このセレブシロップという薬、介護仲間の話では「中枢神経に作用する」ということ。ちょっと不安だけど、飲み続けないといけない薬。仕方がない・・。

セレブシロップの作用と効果

追記:その後、目が流れる症状は眼振であることが判明

今朝、吸引器のチューブに薄赤色の液体があることに気づいた。「なんだこれ?・・血だ!どうした?吸引カテーテルで口腔内を傷つけてしまった?」母の口腔内をチェックしてもわからず。「もしかして、見えないような深い所から出血している?」不安になった。

午後・・口腔ケアをしていると少し出血があった。ヘッドライトを点けて再チェック。すると・・上唇の裏側の皮膚が破れていた。昨夜の口腔ケアで傷つけてしまったようだ。悪いことした・・。場所がわかって一安心。薬を付けて様子見。口腔ケアをもっと慎重にやろう。

2013年05月03日

酸素缶と富士山の思い出 (・_・)

2
酸素缶を購入

最初のてんかん発作の時、母は軽いチアノーゼになった。てんかん発作で呼吸困難に陥り、血中酸素濃度が低下した、ということ。念の為に酸素缶を購入しておいた。出番がなければいいのだけど・・。痙攣止めの薬を服用してから、発作はまだ一度も起きてていない。一瞬だけ、なりそうなことはあった。まだ薬の成分が血中に安定していなかったと思う。

酸素缶と言えば・・私が初めて買ったのが富士登山の時。あまりの軽さにずっこけた。酸素だから軽いの当たり前だけど。

2
富士登山の杖「金剛杖」

4
この杖は40年前・・

 3
5合目で買ってもらった物
家族で来たけど、登山はしなかった

昭和48年(1973年)は・・私が9歳、母は46歳!今の私より若い・・なんだか不思議。「いつか登りたい」と思いつつ時は流れ24年後・・

5
私は友人たちと1997年に登頂 
またこの杖で登る時があるだろうか? 

色々あって懲りたんだけどね。4名中3名が高山病になり、1名途中下山。その日は流星群が見られる夜だった。登山者と天文マニアで大混雑していた。駐車スペースがなく、5合目より遥か下の方から登ることになった。私は8合目で下山することになった友人をサポート。その間、登っては下りを何度も繰り返し体力を消耗・・。9合目を超えてから「10m歩いたら休もう・・」と思うけど、体が動かないんだな。4~5時間で登頂できるはずが、8時間半かかってしまった。

5
これは11年前の母と富士山
2002年5月2~3日の伊豆・土肥温泉旅行記のもの

当時、現在の母を想像し得ただろうか?無理な話だ・・。
 

2013年04月25日

デパケンのシロップ小分けパックを求めて・・ (^ ^;)

先日、母に処方された痙攣を抑制するデパケンの錠剤。お湯にもなかなか溶けず、胃ろうの母には扱いにくい・・。複数の介護仲間(ハニーさんとちちりさん)から「シロップがありますよ」と情報を頂いた。ありがとうございました。しかも、デパケンと同一成分のジェネリック医薬品で、セレブシロップというのがあり、小分けパックされた物があるという。それは保管も持ち運びも便利なんだと。

16時過ぎ、主治医の病院へ。母の血液検査の結果を聞いた。「何もかも素晴らしいです。」中でも悪玉のLDLコレステロール値が下がっていた。基準値70~139で129だった。以前より随分下がった。実は、LDLコレステロールを下げるのに酢が良いと思い、栄養剤の注入後のフラッシングで酢の量を増やしていた。思い当たるのはこれだけ。効果があったのかもしれない。

そして、「デパケンの錠剤がお湯にも溶けにくく、扱いにくいです。シロップで、ジェネリック医薬品の小分けパックがあると聞きました。変更できますか?」「あの錠剤は体内でゆっくり溶けるようになっています。シロップにも変更できますよ。ただし、院外処方になります。」この病院は、今時では珍しく院内薬局がある。基本的に、院内薬局で取り扱っている薬が処方される。

処方箋を手に入れ、早速院外の薬局へ。ちょっと待って呼ばれた。目の前にあるピンクの液体が入った2本のボトルに釘付け。薬剤師の説明を虚ろに聞きながら「・・・(そうか、これが小分けパックか・・これが・・・このでかいボトルが・・・・小分けパックだと言うのか~?)」 「開封したら冷蔵庫で保管するのが良いです。」「ちょっと待ってください。これがデパケンのジェネリック医薬品の小分けパックですか?」「違いますよ?デパケンのシロップです。」妥協しそうになったけど、せっかく介護仲間から情報を頂いたのだ。粘ることに。

「いやいや、私はデパケンのジェネリック医薬品の小分けパックをお願いしたんです。」「え?・・この処方箋だと、そこまでの指定がありません。変更しますか?」「お願いします。」私は処方箋を確認しなかった。処方箋を出す時に「セレブシロップの小分けパック」と伝えなければいけなかったようだ・・。既にセレブシロップという品名も失念していた。

しばらく待って「セレブシロップという小分けパックがありますが、在庫がありません。すぐに発注して明日の入荷になりますが宜しいでしょうか?」「大丈夫です。それでお願いします。」どうにか手に入ることになった。

介護仲間の情報では、この薬を飲んでいても、てんかん発作が発生しているという。かと言って、薬なしではリスクが高すぎる。母は昨年の心疾患以降、薬漬けになってしまった。それ以前の長い期間は、便秘薬しか飲んでいなかったのに・・。色々と薬に頼る他なくなった。無念だ・・。

母は昨日から2泊3日のショートステイ。今まで連絡はないので、てんかん発作はないようだ。 

2013年04月23日

4度目のてんかん発作 また新たなステージ (-_-)

寝坊して8時前に母を起こし、車椅子へ移乗。この時、体がこわばっているのが気になった。姿勢を正そうにも筋肉が緊張しているような感じで、うまく行かない。このようなことは何度も経験している。特にトイレ介助の時に多いように思う。尿を我慢している状態だと判断していた。

そして、「おかしいな?姿勢が正せない・・」と思った瞬間・・「ヒッ!」電気ショックを受けたごとく母の顔が変形。私もビックリして「うわっ!」と声が出てしまった。「また、てんかん発作だ!」「ヒィ~~~~~~~~・・」母の甲高いうめき声・・。顔は凄い形相で左右に震え、全身が硬直し痙攣。「これは1月の時と同じだ!」

「早く治ってくれ!」祈るような気持ちで見守るしかない。1分程度だろうか?やっと沈静化した。チアノーゼになる一歩手前だったかもしれない。息が荒かった。これは、酸素ボンベを用意しておいた方が良いかもしれない。その後、5分程度で落ち着いた。

もうダメだ。これで今月3度目だ。もはや薬に頼るしかない・・。介助のたびに「発作が起こるかもしれない・・」と、少し怯えていた。そして、今月30日は胃ろうカテーテルの交換だ。その時、てんかん発作になったらマズイ・・。

11時過ぎ、主治医の病院を受診。「今月3回目?これはもう薬を飲んだ方がいいですね。痙攣を抑制する薬を出しましょう。量としては微量です。これを朝夕に飲んで様子見してください。」「わかりました。実は明日からショートステイなんですが、利用を控えた方がいいですかね?」「利用して構いません。軽度ですし大丈夫ですよ。ただし、薬の成分が血中濃度に安定するまで1週間くらいかかります。」「副作用があるとしたら、どんな症状でしょうか?」「ぼーっとしたり眠くなるかもしれません。」

1
処方されたデパケンR 200mg
これ直径1cmもある

帰宅後、早速お湯で溶かす懸濁法で注入しようとした。54℃のお湯に、そのままポットン。嫌な予感は的中し、ほとんど溶けない。コーティングされてるから粉砕しないとダメなんだ・・。心疾患で服用している薬は、コーティングがないから懸濁法で溶けるんだな。

2
薬を粉末にするのにコーヒーミルを使っている

明日からのショートステイのために、この薬を粉末にして紙袋に入れた。そして、4時間後・・。

3
あれ、なんだこれ!?

粉末にした直後はサラサラだったのに、グチャグチャになってる! 変質しそうだしダメじゃん?これは毎食ごとに粉末にしないといけない・・。ショートステイ先に錠剤を粉砕する器具があるかな?念のため、コーヒーミルを持ち物に入れておこう。

今日は落ち込んだ。これ以上、薬を飲ませたくなかった。でも、頼らざるをえない・・。また新たな介護のステージにレベルダウンした。てんかん発作のステージがあるとは思わなかった。もはや、平穏無事な年を過ごすことが、容易いことじゃないレベルになっている。 あー、もう何年も前からか・・。

今日、血液検査してもらった。この前の採血しやすい工夫を今度こそ試すことになった。ところが、ピュ~ッとは行かなかった。ちょっと時間はかかったけど、全項目検査できる量は採血できた。確実に効果はあった。母の場合、上腕も含めて、もっと時間をかけて温めた方が良さそう。

2013年04月21日

3度目のてんかん発作 & 介護者と周囲の温度差 (・_・;)

あ~、またなった。夕方、母をベッドに寝かせ、私も1時間ほど眠ることにした。寝坊して起きたのが19時。母を起こすべく、声掛けして吸引後、体位を仰向けに変換。すると・・顔が歪みだし苦悶の表情に。またしても、てんかん発作だった。上体を少し起こし、腕の中の母を見守るしかない。幸い6~7秒で沈静化した。

てんかん発作の怖さのひとつは表情だと思う。苦悶の表情・・と言っても普通と違う。有り得ない表情に豹変してしまう。誰かが母の顔を強引に変形させているような感じ。自身で全く制御できない表情・・そのことに本人も驚いているし、凄く怖い思いをしているだろう・・。

これで3度目の発作となった。共通点は、いずれも体交の時。今回は、しっかり声掛けもして、母も認識していると思った。ただ、動作をもっとゆっくりした方が良いかもしれない。今月になって2回も発生している。頻繁に発生するようなら、薬も視野に入れなければ・・。 

介護仲間の様子を見ていると、誰もが薄氷を踏むような介護をしている。私も同じ。色々な問題が噴出し、その対応に追われている。対応を間違えれば・・病気や怪我、命を落とすことになる。それを医師でも看護師でもない介護者がやってるわけだ。介護者はそんな狭間でもがいている。それを理解し得ない周囲との温度差は激しい・・。そんな介護者に幸あらんことを願ってやまない。

2013年04月12日

2度目のてんかん発作 (-_-)

12時過ぎ、トイレ介助をしようとベッド上で体を動かした。その時、あくびと同じタイミングになり・・異変が!あくびをした口を大きく開けながら硬直し痙攣。「はっ!てんかん発作だ!どうする?救急車?いや、違う・・」呼吸をしやすいように上半身を少し起こし、見守るしかなかった。「早く治まってくれ・・」20秒ほどで沈静化し、間もなく落ち着いた。今年1月の発作と比べれば全然軽い発作。しかし、ドキドキものだった。

そう言えば・・「トイレだよ」とは声掛けしたものの、「体を動かすよ」とか、細かい声掛けをしていなかった。心がけてはいるのだけど、忘れることもある。体を動かした時に、あくびと同じタイミングになってしまったのも影響あるのかも?このように、本人が認識できない状態で予想外の事が起こるとなりやすいように思える。まだ2回しか経験してないから、結論付けも時期尚早。

車を買い替えた
 
12

母は荷台で風になる・・

わけがない。車が故障して代車が軽トラ。午後の訪問リハの時、主治医の病院へ薬とラコールを受け取りに行った。その帰りの坂道で加速が鈍い気がした。家に到着して車を降りると・・一瞬、何か焼けたような臭いがした。調べたけどわからず。空気圧の点検をすると、左側の前輪ホイールがチンチンに熱かった。右側はそんなことない。早速、修理となった。左右のブレーキをオーバーホールすることになり、2万円ほど吹っ飛ぶようだ。痛い・・でも、早く気づいて良かった。

今日、初めてピーコがペットくぐ~るを通る姿を目撃した。その後も1回。それまでは、私が寝ている間に2回あった。でも、まだ私に依存しようとしている。

2013年01月23日

眠くても寝てはいけないベッド (-_-)

2
眠くても寝てはいけないベッド・・

母が寝てから、隣の部屋に置いてある私のベッドを居間に移動してくる。ベッドに横になったら起きられずに朝まで・・それがわかってるから眠れない。昨夜は横にしても断続的に噎せが発生したので余計に眠れなかった。

1
もう限界・・

眠れないまま4時過ぎに・・。ここで仰向けにして朝まで逃げ切りたい。この時間の体交が怖かった。1月8日のてんかん発作と同じ時間帯だったからだ。

3
大丈夫だった
抱きまくらを頭の下に入れて頭を上げた

5時頃だったかな?噎せたのでまた横にした。今日はこの影響でキツイ一日だった。眠くても眠れない状況下。昼過ぎに1時間眠れたけど、余計に体がだるくなった。その後、訪問リハと担当者会議という流れで休むことができなかった。体が限界だ、やばい・・。  

2013年01月08日

認知症の人に多いてんかん発作 (-_-)

昨日早朝のてんかん発作、もう完全に終わったと思った。介護仲間から続々と情報が寄せられている。経験している人が結構いるみたいだ。皆さん、初めての時は私と同様に仰天した様子・・。無理もないわぁ・・。予備知識があれば「てんかん発作だ!」って認識できると思うけど、仰天すると思う・・。

過去に脳梗塞や脳内出血などをされた人、認知症により脳の萎縮が進行した人に起きやすいようだ。繰り返し発生している人もいるようで、意識まで失ってしまうという。怖い・・。短時間で回復すればいいけど、そうでない場合は救急車を呼ぶのが懸命とのこと。心疾患のある母は、この発作の影響で心停止してしまうリスクもある・・。

偶然かもしれないけど、母と同様に体交時になった人もいた。ひょっとしたら、本人が認識していない状態で体を動かすとなりやすいのかもしれない。なので、今後は声掛けして目覚めさしてから、ゆっくり体交しようと思う。力ずくでエイヤー!みたいなことはやめよう・・。(やってたんかい!)そう言えば、以前のケアマネさんから「介助する時は、いきなりしないで声掛けして!」と何度も怒られていたっけ。基本的にやってはいるけど、忘れることもある。まぁ、介助の基本なんだな。

1
就寝前のフットバス

2
ストーブの前のピーコ

3
訪問入浴の人たちのアイドルとなっている 

2013年01月07日

午前4時のてんかん発作 & 在宅で心停止したら? (-_-)

3時半の体交で起きられず、4時に目を覚ました。「体交しなければ・・」吸引し、左横向きの母を「よいしょっ!」と仰向けに。そして、右横にして尿パッドを取り出した。

その後、母に異変が!信じられない状態になった。顔が歪みだし、硬直し、顔を左右に振り、目を見開き痙攣しだした。顔の振りは大きくなり、縦にも振り出した。「あわわわ・・うわわわ・・おっいーーーーっ!」母の発した声そのまま、凄く高い声だった。ただ事ではないことは一目瞭然。こんなことは初めてだった。「救急車!」電話をとった・・けど、119番はしなかった。

1~2分ほどだろうか?痙攣は治まり、母の顔から血の気が引き唇は紫に・・。「ついに介護の終わりの時が来たんだ・・」せめて自分の腕の中で逝かせてやろうと母に抱きついた。「お母ちゃん!ごめんね、何もできなかったよ!ごめんね!もっと介護させてくれ!おいーっ!」叫んでいた。

その時、母の顔色が戻っていることに気づいた。半信半疑で様子を見ることに・・。

7
5時20分・・
バイタルも問題なし、さっきの母は何だったのか?

あの痙攣というか発作みたいな症状は何だったのか?凄まじい形相・・電気ショックを受けているような感じ。心疾患のある母なので、心臓発作だと思っていた。でも、痙攣直後のバイタルは血圧98/66、血中酸素濃度95、脈拍67だったか?極めて正常だった。心臓発作にしては変な気もした。頻脈にもなっていない。

午前中、訪問看護に電話し看護師さんに相談した。「血圧の変動が影響したかもしれないし、色んな要因がありそうなのでわかりません。受診してみてください。そして、心停止した場合は救急車を呼んでも乗せてもらえない場合があります。その時、主治医が来てくれるか?緊急時の対応を決めた方が良いと思います。」なるほど・・。

今度はケアマネに電話した。「痙攣だと思います。脳梗塞をしたことがある人に起こりやすい症状です。痙攣を抑える薬を出してもらっている利用者さんもいますよ。寒い時に起こりやすいようです。」なるほど・・。

訪問入浴をキャンセルし、15時半に主治医の病院へ。「てんかん発作です。念のためCTを撮りましょう。」そしてCTの画像を見ながら「血栓や出血はありません。しかし、大脳がスカスカの状態です。てんかんになってもおかしくないですね。薬もありますが、今回が初めてなので様子見でいいでしょう。何度も繰り返すようなら薬を出します。顔色が悪くなったのは、痙攣で呼吸ができなかったからです。酸素が欠乏したチアノーゼの状態ですね。」

「心停止した場合(絶命した場合)、どうしたらいいですか?」「携帯電話番号を教えますから、呼んでください。警察を呼ぶと色々と大変ですから。その時、私が出張していたとしても、待っていてください。帰ってきたら伺って死亡診断書を書きます。」

どうも、在宅で看取った場合、警察を呼ぶと事件性がないか?聴取されて大変らしい。懸命に在宅介護していて看取り、警察を呼んで検死・・事件性がないか?事情聴取・・何か変だ・・。ここらへん、介護者もどうするか?考えておいた方が良さそうだ。主治医に頼んでおいた方が懸命じゃないだろうか?母に限らず高齢者は、いつ何時何があってもおかしくないのだから。

母はその後、全くもって異常なし。褥瘡もみるみる回復している。しかし、てんかん発作は不安だ。あの母の顔・・声・・嘘みたいな信じられない光景だった。本当にあれで終わりだと思った。あんなの二度とごめんだ、怖い・・。
プロフィール
はじめまして!Tomy(S39年生まれ・男)です。認知症の母(昭和2年生まれ)を在宅介護(2人家族)しています。当初はレビー小体型認知症で、進行した結果、レビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症の混合型に至ったようです。家族が認知症になったら、どうしたら良いのでしょうか?今後、どのようなことが起こり得るのでしょうか?認知症介護の問題に直面している方を応援しています。

Tomyの介護記録 HP版

介護仲間の掲示板

 購読する

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村

月別アーカイブ


copyright © 2001-2015 Tomyの介護記録 all rights reserved.