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2015年09月

2015年09月26日

母との航海 (・_・)

母との介護生活は、荒海を小さな船で航海しているようなものだった。漂流と言ってもいい。最初は並走していた兄も、どんどん離れ見えなくなった。

帆(仕事)を下ろさざるを得なくなり、マスト(私の健康)もヒビが入りきしんでいた。海(抱えている問題)は荒れ果て、風(社会)は冷たく逆風。どこへ行けばいいのか?わからず迷走。

舵取りもままならず、コントロールはどんどん難しくなって行った。ただ、嫌でも行き着く先(介護の終わり)だけはわかっていた。

数々のピンチを乗り越えたものの、ついに母の命が尽き、港に寄って母を降ろした。難破して沈没(共倒れ)はどうにか避けることができたけど、運が良かっただけかもしれない。

しばし休息のあと、また荒海に放り出され一人で漂流している・・。そんな感じだ。

2015年09月19日

命懸けの介護とは (・_・)

命懸けの介護・・ピンと来ない人もいるだろう。それは何か?って言うと、介護者自身の健康に不安を感じる段階に達した状態のこと。

私の経験から言えば、夜間の体交と24時間付きっきりで痰吸引が必要な状態に陥った時期。吸引しなければ誤嚥性肺炎になることは間違いない。母の命に関わること・・やらざるを得ない状況。

本当に数時間しか眠れない。生活が破綻した状態。数時間の睡眠では体力も回復できなくなる。椅子に座った状態で、ふと眠ってしまうこともあった。そして、免疫力が低下し帯状疱疹になってしまった。私自身が「ポックリ逝ってしまうんじゃないか?」って不安がよぎる。

命懸けの介護・・という表現が決してオーバーな表現ではないことがわかるだろう。老々介護なら尚更のこと。実際、介護者が倒れ、要介護者共々亡くなる・・という悲劇が起きているのだから。

このような状態の介護者はたくさんいるはず、案ずるばかりだ・・。 

2015年09月14日

早い秋 草刈り (・_・)

先日の豪雨で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

1
9月8日浜松の豪雨
強烈な雨雲の滞在時間は4時間

ところが・・

2
9月9日関東から東北への帯状の雨雲 
こんな状態で19時間・・ 

堤防が決壊した周辺はまだ水が引いてない状態だそうで、本当に大変な状況・・。早くの復興を祈るばかり。

今年は過去最大のエルニーニョ現象という。最初のうちは「今年の夏は凄い厳しい夏になりそう」と思った。でも、お盆を過ぎて和らぎ、8月末から10月並の気温に。

その影響か?先月刈った草があまり伸びない。憂鬱な生け垣の刈り込みを早く済ませようと思う。今日は草刈りを実行。この分だと、今年最後の草刈りになりそう。あー、疲れた・・。

2015年09月08日

豪雨のピーコ捕物劇 (-_-)

昨日16時頃、雨が降る前にピーコを家に入れようとした。しかし、捕まえる寸前で逃げ出した。臆病なピーコを追っかけてはいけないけど、豪雨になることがわかっていたので追っかけた。しかし、逃げ切られてしまった。これはマズいことになった。ピーコは警戒してなかなか戻って来なくなってしまう。以前もあったのだ。夜、豪雨になってもピーコは帰って来ず。

活発な秋雨前線、今日になって市内の河川が氾濫寸前。市内のあちこちで被害が出始め、近くでも道路が冠水。幸いウチは大丈夫だけど雨漏りが発生。ここまで酷いのは記憶にないね?

そんな中、何度もピーコを捜索するも見つからず。 今度は台風18号が迫っているので保護しなければ・・。18時過ぎ、小雨になってピーコが軒先に現れるも、また逃げてしまった。20時過ぎ・・捕物に兄が参戦。ピーコは居るのに逃げまくる。20時半・・兄が追い、逃げる先を読んで先回りした私がついにピーコを捕獲!自由奔放な猫は困る、もう参った・・ 。

8
シャンプー後のピーコ

2015年09月06日

鎧を脱ぎ捨てた社長さんの話 (^^)

特に男性介護者は、照れがあったり世間体を気にしてしまう時期があるように思う。だけど、介護生活に突入すると、そんなこと言ってられない現実がある。

以前、介護職だった頃の話。クリニックにやって来た高級車、降りてきたのはガラの悪い70歳位の男性。その筋の人か?土建屋の社長って感じだ。そして、ヘルパーさんが奥さんを車椅子へ移乗し、男性の後を追ってクリニックへ・・。ヘルパーさんの表情は硬く笑顔もない。ピリピリした緊張感が漂い、私には異様な光景に映った。

この男性は建設会社の社長で、専属のヘルパーを雇っているという。「経済的に余裕がある人って違うんだな」なんて思った。しばらくそんな光景を目にしていた。

ある日のこと・・高級車から降りてきたのは、ジャージ姿の社長さん。「あれ?」ヘルパーさんがいない。奥さんを車椅子へ移乗しようとしていた。 「手伝いましょうか?」声掛けすると「ありがとう!」そして、奥さんの乗った車椅子を自分で押しながらクリニックへ・・。あのガラの悪い男性が別人のように変身していた。

たった2年半の介護職時代の出来事だけど、とても強く記憶に残っている。なりふり構わず社長という鎧を脱ぎ捨て、介護に向き合った社長に心の中で拍手を贈っていた。介護者を通して伝わってくる何か・・心を動かされることがある。

2015年09月05日

猫が目覚まし代わり (^^)

朝6時30~7時30分の間にピーコが私を起こしてくれる。なので目覚まし時計をセットする必要がない。ピーコは外に出たくて仕方なく、私を起こそうとする。鳴き声で起きないと、ベッドをバリバリ引っ掻いて「あー、やめてくれ~」と起きることになる。

昨日、雨戸に取り付けたペットドア。今朝、ピーコは6時30分頃に自力で出て行った。音がしたのでわかった。おかげで私は寝坊・・。

1
ペットドアから出て

2
 ゴロゴロして

3
 食事

まだ外から自力で入ってこれない。出る時も私に頼ろうとする。家の中のペットドアは平気なので、そのうち慣れるだろう。

2015年09月04日

ペットドアを取り付けろ! (^^)

再就職にあたって困ることがある。それはピーコの問題。外に出たくて仕方ない猫。天気の良い日に家に閉じ込めておくのはかわいそう。雨の日は外に出さないけど、食事量がグッと減る。家に閉じ込めておくのはピーコの健康に悪い。ピーコのために夜勤の仕事すら考えたり・・。

思案した結果、雨戸に網戸用のペットドアを加工して取り付けることに。雨戸に付ければ戸締まりした状態でピーコは家に出入りできる。

1
雨戸に穴を開けまくり・・

2
 パカーン
もう後戻りできねー・・

4
どうにか取り付け完了

3
これでピーコは戸締まりした家に出入り自由に 
問題が解決した 

今日は珍しい蝉が鳴いていた。ミーンミンミンミー・・ミンミンゼミだ!珍しいー!ミンミンゼミは涼しい地域に生息するようで、私の地域にはほとんどいない。ヒグラシも山の方に行かないと生息していない。ミンミンゼミを確認できたのは、これで2回目。本当に珍しい。

2015年09月03日

実務者研修はキャンセル (-_-)

実務者研修?なんのことですか?

今月5日から通学だったけど、やる気が失せた。今はとても受講する気分じゃない。嫌で嫌で仕方ないのでキャンセルしてしまった。

これ、実務経験から介護福祉士国家試験を受験するには必須となっている。 でも、現状の自分には必要なし。今後、3年間は受講できるというので、必要性に迫られたら受けることにする。 

2015年09月01日

ハローワークへ (・_・)

豪雨の中、ハローワークへ。ハローワークカード(求職票)の期限が切れていたので作り直し。家でもネットで閲覧できるけど、年齢に適合した1300件の求人を閲覧するも虚しい結果に・・。

高齢者向け求人票というのが目に入った。そこには「55歳以上」とあった。こ、こ、高齢者・・まだ私は辛うじて中年ということか。高齢者に近いということにショックを受けた・・。

そして、帰りに傘がない!?ない!ない!ない!盗まれた!目印を付けてあったから間違うはずがない。 車までずぶ濡れ・・。今まで傘を盗まれた記憶がないから初めてのこと。腹立つ!ハロワ行って傘盗まれてずぶ濡れとか惨め過ぎる・・。

帰りにコンビニで傘を購入。早速使ったらワンタッチじゃなかった。手動かよ・・。 
プロフィール
はじめまして!Tomy(S39年生まれ・男)です。認知症の母(昭和2年生まれ)を在宅介護(2人家族)しています。当初はレビー小体型認知症で、進行した結果、レビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症の混合型に至ったようです。家族が認知症になったら、どうしたら良いのでしょうか?今後、どのようなことが起こり得るのでしょうか?認知症介護の問題に直面している方を応援しています。

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