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2014年11月

2014年11月29日

エアーマットの電気敷毛布は使用中止! (-_-)

エアーマットの下に電気敷毛布を敷く・・の続報。

昨日の朝、やけに母の顔が紅潮していた。起こすと体はフニャフニャ。体温は38.5度!「どうした!?肺炎?」起こして居間で水分の補給。30分ほどで平熱に戻った。その後は異常なし。今朝も同様の症状だった。体温は38.7度。居間で水分補給し、クーリングして平熱に戻った。

原因は、この前に導入した電気敷毛布にあった。前日の夜から電気敷毛布を中で使用していた。暖房して室温23度の状態で、エアーマットの表面温度は25度前後。母が就寝してから暖房は切るので尚更問題ないと思っていた。深夜の体交時も異常はなかった。

6時からエアコン暖房が入るようにしている。そこから起床時間の7時でも室温は18~19度と20度以下。この状態でも、電気敷毛布は中なのでエアーマットの表面温度は25度以下のはず。

私も自分のベッドで電気敷毛布を使い、中で使用していて問題なかった。私のベッドはエアーマットじゃないから、敷パッドの表面温度30度前後と、エアーマットよりかなり高くなる。それでも、私は問題なかったけど、母には違った。

レビー小体型認知症は、自律神経の機能が低下し、体温調整機能も低下している。母は低温の電気敷毛布でのぼせ上がってしまっていた。

症状は下記サイトが参考になった。


「のぼせの原因は、血液の量が一時的に首〜顔〜頭へ集まってしまうことにあります。なぜこのような現象が起こるかといえば、大抵の理由は自律神経の乱れによるものです。」とある。これと全く同じ状態だった。

と、いうことでエアーマットの電気敷毛布の使用は中止!足元のヒーターだけに戻した。

私の情報を元に電気敷毛布を使っていたら使用を中止してください!レビー小体型認知症に限らず、高齢者は体温調整機能が低下しているかもしれません。

2014年11月27日

入院前と変わりない (^^)

退院から1週間が経過した。入院前よりレベルダウンしていないか?心配していたけど大丈夫だった。

昨夜2時に私は就寝・・ところが、ここから断続的に吸引が必要な状態に。布団から出て吸引・・布団に入る・・布団から出て吸引・・布団に入る・・3時半頃まで延々とループしていた。

本来イラつく場面だけど、凄く眠くて淡々と繰り返す。まるで自分がロボットのようだった。体交してようやく沈静化した。

今日、買い物に行った帰り、卵パックを落下させてしまった。卵10個のうち半分が割れて悲惨な状態に・・。こんなこと初めてだ。最近、やっぱりそそっかしい・・。

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今朝の富士山
美しい・・

富士山ライブカメラ 

2014年11月25日

浣腸で直腸に穴(直腸穿孔)あの時、何があったのか? (・_・)

10月29日の浣腸で直腸に穴(直腸穿孔)を開けてしまった事故。あの時の詳細と、私のとったダメダメな行動を記しておく。

まず、直腸穿孔の危険性を私は中途半端に知っていた。それは、2011年8月の大腸内視鏡検査の時、看護師さんから言われた。その後、家では基本的に40gのイチジク型浣腸を使用。200gの長いノズルの浣腸は、ほとんど使わなくなった。使ったとしても、ノズルは3~4cmしか挿入しないよう注意していた。

しかし、私は勝手な解釈で「イチジク型浣腸なら大丈夫だろう」という短絡的な考え、更に直腸穿孔をしたらどうなるのか?を追求しなかった。命を落とすような事故になるとは思っていなかった。ちょっと思考を広げれば大変危険なことはわかるのに。

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200gの浣腸と、私が使っていた40gのイチジク型浣腸

但し、私が使っていたイチジク型浣腸は、ロングノズルで先端が4~5cmある物だった。

あの日・・11時前、浣腸をすべくシャワーキャリーに移乗。喉に痰が溜まっているらしく、吸引しても解消できなかった。手足を突っ張り、なかなかポジションが決まらない。何度も修正してやっと決まった。

浣腸しようとすると、既に便が顔を出していた。浣腸の前に摘便を実施。そこそこの量が出たので、これで終了しても良かった。ところが、訪問リハの看護師さんの「摘便して浣腸すれば奥の便が出てスッキリしますよ。」という言葉を思い出し、浣腸をすることに。

この時、第一の異変に気づく。摘便をしたせいで少し脱肛気味だった。これは、後に主治医との話で、直腸が伸びて破れやすい状態だったことを示していた。構わずワセリンを塗り、浣腸を挿入・・。この時、第二の異変。先端に少し抵抗を感じた。ノズルを真っ直ぐ入れたつもりが、先端は直腸壁に当たっていたわけだ。ここでやり直せば事故は防げた。

浣腸液を注入後、すぐ押さえないと浣腸液が出てしまう。なので、浣腸を挿入→少し押し込んで噴射→すぐ手で押さえる・・という一連の行動は手早くやる必要があった。しかも、噴射の前に少し押しこむ癖があった。この少し押し込んだ時にプチッと何かに刺さった感触があった。これが浣腸で直腸に穴を開けてしまった瞬間だった。そして、噴射も同時に行ってしまった。

第三の異変は、浣腸を抜いた瞬間にボタボタッと血が出てきた。出血の量は大量でもなかった。第四の異変は、母が物凄い形相で硬直していた。飛び上がるほどに痛かったのだろう・・。

「しまった!やってしまったのか!?」母をすぐベッドに移乗、肛門をチェック。思ったより脱肛していて驚いた。初めて見る脱肛だった。目視で出血場所は確認できず。出血はほどなく沈静化。この時点で時間は11時15分頃。

直腸に穴を開けてしまった可能性が高い!家から割と近い所に胃腸・肛門科で全国的にも有名な病院がある。時間外でも急患を受け付けています・・と、あった。電話したのが11時20分頃。

「浣腸で直腸に穴を開けてしまったようです。診てもらえませんか?」と相談。男性職員は「午前中の診療は11時30分までです。午後の診療が14時からなので、14時以降に来院してください。」と軽くあしらわれてしまう。急患のつもりでお願いしていたのに・・。最初の相談で「急患で」と言うべきだった。

でも、私は「急患なんです!」と粘ることをしなかった。この専門病院に「浣腸で直腸に穴を開けてしまったようです。」と相談しているのに、「午後の診療で来てください。」という姿勢に、間違った安心感が生まれてしまった。医師でもない一般職員の対応を、専門病院の職員だから知識はあるだろう・・と勝手な解釈をしてしまった。

「直腸に穴を開けてしまったかもしれないけど、大した事ないのかな?」とさえ思ってしまった。そして、「傷を付けてしまっただけかも?」とも思った。以前、切れ痔の時にもそこそこの出血があったことを思い出した。

11時30分・・来月の予定のことでケアマネさんが来た。一件のことを伝えるも「14時に受診するなら・・」ということで進展はなし。

その後、14時の受診だと「昼食ができないじゃないか」と、受診時間を遅らせる判断をした。そして、訪問入浴をキャンセル。

そして、第五の異変。いつも午前中に大量の尿が出るのに、全く出ていなかった。13時頃から白湯を注入し、栄養剤を半分注入した所で、第六の異変。母が気持ち悪そうな顔をして顔色も悪かった。栄養剤の注入を中止し、ベッドに移乗し肛門をチェック。出血は少量で尿は出ていなかった。休んでもらい様子見。発熱もなかった。

15時過ぎ・・第七の異変。尿パッドをチェックすると、緑色の液体が付着していた。「浣腸液か?」と思ったけど、浣腸液は無色であることから尿であると判断。緑色の尿なんて初めてなので、物凄く驚き慌て始める。

16時・・午前中に電話した病院を受診。検査で直腸に穴が開いていることが判明。

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矢印が40gのイチジク型浣腸で直腸に穴を開けてしまった所
上の赤丸が腹膜内の炎症ヶ所
下の赤丸が腹膜外の炎症ヶ所
腹膜内の炎症は、別の病院の検査で判明 

「大変危険な状態です。直腸穿孔の対応はできますが、心疾患があるので他の病院の方が良いと思います。」と言われる。

以前、心疾患や胃ろうでもお世話になった病院に連絡してもらい、紹介状を書いてもらった。そして、自分の車で別の病院に行くことに。この時、母は38度近い発熱をしていた。

今回、入院した病院に到着したのが17時過ぎ。救急外来を受診し、そのまま入院となった。そして、20時前に母は血圧が50まで下がり危篤に陥った。

これが、入院するまでの一部始終。異変に敏感に反応し、慎重に対応していれば防げた事故だった。その後の私の対応も悪かった。間違った判断を重ねてしまい、受診が遅れた。救急車を呼ぶべき事故だった。

いくつかの不幸中の幸いがあり、運良く母は生還することができた。これが何よりの救い。私は母の頑張りに感謝し「今」と「これから」を大切にするしかない。

2014年11月23日

エアーマットの下に電気敷毛布を敷く & アローゼンで排便成功 (^^)

追記
この方法で母がのぼせ上がる問題が発生したので使用中止!



最近、問題としていた母のエアーマットが寒いという問題。関連記事は・・



足元のヒーターだけだと、背中の冷えを感じた。その対策として、電気敷毛布を買ってみた。電気敷毛布なら、エアーマット全体を温められるだろう。

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なかぎし 電気敷き毛布 NA-023S
Amazonで2000円前後
色違いのNA-024Sもあるよ

・サイズ:幅140×長さ80cm
・本体重量:0.7kg
・素材・材質:ポリエステル70%、アクリル30%
・原産国:日本
・電源:AC100V(50/60Hz)
・定格消費電力:55W
・消費電力量(1時間あたり):(強)約31Wh、(中)約18Wh、(弱)約3Wh
・コード長:(電源側)約1.9m、(本体側)約0.6m
・表面温度:(強)約52度、(中)約36度、(弱)約20度
・電気代(1時間あたり):(強)約0.68円、(中)約0.40円、(弱)約0.07円
・仕様:ダニ退治、室温センサー、頭寒足熱、丸洗いOK 
・操作パネルにバックライト付き

これはタイマー機能がない。他メーカーでタイマー付きがあるけど・・2時間通電→4時間停止→2時間通電→停止や、12時間自動電源オフ機能。時々チェックする家では必要性なしと判断。

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エアーマットを外すと電動ベッドはこうなっている
穴が空いてるんだよな・・
白いのが電気敷毛布

絶対にエアーマットの上には敷かない!
低温火傷や脱水症の危険性がある!

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保温を高めるため、敷パッドを敷く

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敷パッドの上に電気敷毛布を敷く

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エアーマットを装着し完了
電気敷毛布をONにして強に

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室温17度
電気敷毛布がなければエアーマットの表面は室温と同等

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背中の温度は?

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28度

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足元は?

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27.5度

室温15度では27度前後
室温13度では26度前後
それ以下では未検証
憶測だけど・・
室温11度では25度前後
室温9度では24度前後
室温7度では23度前後
となるかも?

室温が下がればエアーマットの温度も下がるけど、家の環境では十分かな。人が入れば快適温度には到達可能だと思う。私が実際に寝てみたところ、冷えは感じなかった。

低温火傷の心配はどうか?エアーマットの表面が40度以上にならないから問題なし。実はこの方法、メーカーも推奨していたんだな。あぁ、この情報はもっと早く知っているべきだった。エアーマットを導入したのが2005年・・長い間、母は寒い思いをしてきたのだろう・・。

電気代は、使い方次第だけど、月300円~500円前後(1日8時間を強で使用した場合)だと思う。強だと消費電力は62wh前後になる。


注意点として・・
*絶対にエアーマットの上に敷かない。
*強でエアーマットの表面温度が何度になるか?室温と温度計で状態を把握しておく。
*できれば介護者が実際に寝て確かめる。 

そう言えば・・この前のカンファレンスの時、福祉用具の業者さんが「ヒーター付きのエアーマットのレンタルができる方向で動いています。」と言っていた。ひょっとして・・見てる?イエ~イ!

なんか、愛知県の豊川支店に異動らしく・・豊川の稲荷寿司が毎日食べられるなんて羨ましい・・。いや、彼は熱いハートを持っているね。
よくやって頂き感謝している。ありがとうございました!

昨夜、アローゼン(0.5g)を2包服用。今日の11時頃のトイレ介助で、すぐに大量排便があった。排便ショックはなし。安堵した・・。このままアローゼンで浣腸からの脱却を試みる。

2014年11月22日

浣腸は中止することに (・_・)

退院後の問題・・それは、排便管理をどうするか?浣腸で直腸穿孔しといて、また浣腸を使うのか?当然、他の方法を模索するも、浣腸を使っていた理由はあったわけだ。

昨年11月、常用化した浣腸をやめる試みをしている。その後・・排便ショックを起こし、また浣腸に戻してしまっていた。

退院前のカンファレンスで、ショートステイの看護師さんが「浣腸をするなら家で試してからにしてください!家で試してないのに、ショートステイで浣腸と言われても困ります!」

カチーン!ときた・・。私はそんなこと一言も言ってないし!そんなことをする人間じゃない。この発言があまりに唐突。取り敢えず言いたいことを言った!みたいな・・。

退院した日の夕方、この問題を主治医に相談。「坐薬使ってみたら?」「即効性がありますか?」「ワセリン塗ってから入れて、出るまで押さえていればいいよ。」

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処方された新レシカルボン坐薬

冷所保存なのは体温で溶ける性質のため。炭酸ガスが発生し直腸を刺激し、自然に近い排便を促すという。常用しても依存性が少ないらしい。

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長さ約3cm、幅は太い所で約1cm
浣腸より安全性は高い

今日、早速使ってみた。シャワーキャリーに座った状態でワセリンを塗って挿入。そして、出ないように押さえる。5分待っても出ない。押さえるのが苦しい・・そのうち少量の排便と共に溶けきらない坐薬も出てしまった。まだ半分も溶けていない状態。

調べると・・効果発言時間は15分~30分とあった・・。とても押さえいていられない。2回目にチャレンジ。今度は指で奥まで慎重に挿入。押さえることはしなかった。これも5分ほどで少量の排便と共に出てしまった。

これは、ベッド上で挿入して15分以上経過してからシャワーキャリーに座った方がいい。いや、これではショートステイで時間が掛かり過ぎて対応してもらえない。中止!作戦を変更し、今夜はアローゼンを服用。

入院中は、ピコスルファートナトリウム(先発名 ラキソベロン)20滴と酸化マグネシウムだった。水に溶けないアローゼンより、液体のピコスルファートナトリウムの方が使い勝手が良い。ショートステイでも対応してもらえるだろう。

ピコスルファートナトリウムにしようかな?ただ、ラキソベロンを使っていた時があるけど、個人的に印象がよろしくない。強烈な便失禁のイメージが焼き付いている。まぁ、それは量とトイレのタイミングの問題のはずだけど。

私は、この期に及んでも浣腸を全く否定するつもりはない。失敗したからこそ、浣腸の危険性を知ったわけだ。だけど、周囲の目は違う。より安全な方法を・・となる。二度と同じ過ちを犯さないことを確実にするなら、浣腸を中止するしかない。最近、私の色々な不注意が目立つ。この前は財布を落としたし。母が浣腸に恐怖心を抱いている可能性もある。やっぱり浣腸は中止しよう・・。

しかし、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の名前は覚えられないね。バルプロ酸ナトリウムシロップもそう。ピコスルファートナトリウム?成分名の表示らしいけど、覚えられないよ。看護師さんも「ピコ・・ピコなんとか?っていう目薬みたいな液体の・・」「ラキソベロンですか?」「そのジェネリック医薬品です!」ってな感じ。

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退院後の散髪
冬仕様のカットにしてみました!
(いつも同じだろーが!) 
違う!刈り上げを夏より長くしているんだ! 

2014年11月21日

44.8kg→43kg & 栄養剤の逆流 (・_・)

先月の体重が44.8kg。今日の訪問入浴時に測ってみると・・43kg。入院があったにも関わらず約2kgの減少で済んだ。私は65kgと、ほぼ変わらず。

昨日、初めて栄養剤の逆流があった。昨日の退院時、午前中の栄養剤と白湯の注入量を聞いた。液体ラコール400ccと白湯200ccということだった。とりあえず、この日は病院と同量を夕方から注入することに。

退院時、1週間分のラコールと下剤や軟膏が処方されていた。ところが、心疾患の薬が全部ないことに気づく。入院時に預けたけど、全て戻ってくるものだと思っていた。使われてしまっていたんだな。夕方、主治医の病院に行き、退院の報告と薬を処方してもらった。

そんなこんなで、夕方からの注入予定が遅れ、19時からの注入となってしまった。ラコールの半固形剤にすれば良かったものの、病院と同様の液体ラコールにしてしまった。しかも、慎重にやり過ぎて終わったのが22時過ぎ。ベッド上で右側臥位の状態で3時間以上・・これはマズイ!と思い、体交をすることに。

食後30分経過したところで左側臥位にした。これがマズかった。体の重心を少し変更するだけにしとくべきだった。栄養剤は、思ったほど消化されておらず、胃に停滞していたようだ。

23時過ぎ・・母はゲボボ・・と栄養剤を吐いた。「しまった!逆流だ!」量は50ccほど。初めての経験だったので焦った。しかも、退院したばかり。せっかく退院したのに誤嚥性肺炎になったら大変だ・・。吸引して右側臥位に体交し、ベッドをギャッジアップ。吸引後、口腔ケアをして再度吸引。

訪問看護の緊急に連絡して状況を報告、対処法としては正解だったようで、様子見とした。幸い気管に栄養剤は入っていないようだった。逆流した時、吸引しようとしていて、すぐ対処できたのも良かった。その後、発熱もなく状態は安定。あー、びっくりした・・。

今日からは入院前と同じ量の白湯とラコール半固形剤に戻している。訪問入浴も再開。

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訪問入浴後の睡眠
退院後の入浴は格別だろう

2014年11月20日

夢のような退院! (^_^)

今日は母の退院日。あいにくの雨。14時・・病院に到着。

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病院のロビーには大きなクリスマスツリー

病室では既に退院準備が進んでいた。会計やら荷物運びを先に済ませる。看護師さんによると、導尿カテーテルを抜いた後も排尿はあるという。尿が出なくなる人もいるそうで、ホッとした。この看護師さん、社交的で凄い面白い人だった。やっぱり笑顔は大切だよな。私も見習おう。

ナースステーションに挨拶しに行くと・・以前、入院時の担当医と遭遇。胃ろう交換時の医師でもある。「あれ!?入院してたの?」

15時・・

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家に帰るよ!
23日間の入院だった

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頑張ってくれた母、ありがとう
私も救われた・・
 
10月29日・・危篤の時、退院できるとは夢にも思わなかった。まさに夢のような退院・・。これからを大切にしよう。

2014年11月19日

酷いカンファレンス (-_-;)

昨日のカンファレンスが酷いものだった。まず、担当医が居ないことに気づく。病院側は退院支援看護師とフロアの看護師の2名。この看護師が、なぜか?ちんぷりかえっていた。(ちんぷりかえる:静岡の方言で・・むくれて、ふてくされる様)その横で退院支援看護師は、進行をリードせず、看護師の顔色を伺いオドオドしている・・。

業を煮やして私が「退院日は私が決めていいのですか?」看護師は「担当医の許可が出れば。」「担当医は今日居ないのですか?」「オペ中です。」 「20日の15時に退院予定ということで話を進行していいですか?」「はー、多分、いいでしょう。」全ての質問に投げやりでぶっきらぼう・・。この態度はないわー!なんだよこいつは?その態度を注意しようかと思ったけど、やめた。ここまで感情を露わにコントロールできない看護師と喧嘩したら、母に何されるか?恐怖を感じた。

ケアマネや訪問看護などから医療的な質問があったけど、まともな回答は得られず。それは仕方ないよ、医師じゃないから。だけど、導尿カテーテルをしたまま退院してもいいとか言い出す。たまらず私が「医師に聞いて必要性がないなら、退院前に抜いてください。」

状況は大体見当がつく。参加予定だった担当医が緊急オペで不参加になった。担当看護師はシフトの関係で不在。フロアの看護師として準備もなく出席させられてしまった。そんなところだろう。嫌々出席したにせよ、何を怒っているのか知らないけど、あの態度はないわー。ケアマネさんも同意見だったので、他の人もそう感じただろう。

今日は担当医と話すことができた。「今まで通り、入院する前と同様の介護でいいです。排便管理も今まで通りで良いです。浣腸に関しては、自己責任ということです。今回のような危険性があることを忘れないでください。」「わかりました。退院できるなんて夢のようです。ありがとうございました。」「私も最初はダメだと思いましたよ。でも、不幸中の幸いがいくつもあったんです。それと、お母さんの体力があったからですね。」明日、会えないかもしれないので、感謝の気持ちを伝えておいた。

母は導尿カテーテルも外され、午前中には入浴もしてくれたそう。いよいよ明日、退院!嬉しい反面、色々不安もあり、ソワソワしている・・。

2014年11月18日

20日退院へ & 落とした財布が戻ってきた! & スロープの滑り止め対策 (^^)

今日、退院に向けてのカンファレンスがあった。担当医が手術のため、詳細は聞けず。私の独断で明後日の20日15時に退院予定となった。担当医がOKならば、そのまま退院となる。多分、大丈夫だろう。

そして、カンファレンスの後、私の財布がないことに気づく!バイクで来たけど、ズボンの尻ポケットから落ちた可能性が高い!最近、バイクに乗る時に落とす危険性があることを認識していたんだよ・・。

落としていたら戻ってこないだろうな・・。現金1万5千円と免許証、クレジットカードやポイントカードやらウジャウジャ入っている。大変なことになった・・。良い人が拾ってくれて警察へ届けてくれることを願うしかない。

家に忘れた可能性もあるので、来た道を探しながら帰宅。家にもなかった。やはり落としたに違いない・・。財布を落とすなんて初めて。留守電が入っていたので再生すると・・「○○警察署です。落し物を預かっています・・」と!私の管轄の警察署に届けられていた。

すぐに警察署に行って受領。免許証から電話番号を調べてくれたようだ。拾ってくれた方の情報を、ご本人の了解のもと、教えてもらうことができた。

菓子折りを買い、感謝の気持ちを伝えに行った。明るい年配のお母さん・・という感じの方だった。交差点で拾って警察署に届けてくれたそう。「もう落としちゃダメよー!」と、笑っていた。あー良かった!助かった!世の中、捨てたもんじゃないね!

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無事戻った財布

それと・・今更だけど、玄関のスロープに滑り止め対策をした。車椅子ではなく、押す側が滑りやすいんだな。事故の元なので滑り止めテープを貼った。

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これで滑らない
MonotaRO 屋外用すべり止めテープ AT-252 50mm幅

2014年11月17日

母の状態は安定 & 寝床の温度を測ってみよう (^^)

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伸びた左手

今日、印象的だったのが左手。右手ほどの拘縮はないけど、力が入ってないね?なんか不思議・・。いつもお湯を持参して頭と顔と首周辺、足を清拭している。そして、マッサージして保湿クリームを塗る。

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今日は大量の排便があったそうな

昨夜も母のベッドで就寝。あらかじめ、ヒーターで温めておいたせいで、そんなに寒くは感じなかった。少し背中が冷える感じがした。

1
2時過ぎに目覚めた
やはり寒い・・

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室温は13℃

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 起きた直後の背中は何度だろう?

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 22.6度
人が入らない状態で15度前後

やはり、人が入っても快適温度には上昇しない。背中が冷えるわけだ。

5
足元は?

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26.1度
これは人が入らない状態と全く変化なし 

その後、私のベッドにチェンジ!

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7時・・

実は快適じゃなかった。上半身は少し寒く、足が特に寒かった。

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室温は11℃

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背中の温度は?

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29.5度
 
これでも快適じゃなかった。でも、エアーマットじゃなければ、ここまで上昇するんだ。

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特に寒かった足元は?

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24.6度
母のベッドより低い!寒いわけだ・・ 
 
こうやって調べてみると、布団内の快適温度が32~33度というのは頷ける。人が入った状態で、快適温度まで上昇し、保温できる寝具環境が必要。エアーマットの場合、頭から下を最低でも30度を最初からキープしてないといけないんじゃないだろうか?

追記
その後・・電気敷毛布に変更している。


2014年11月16日

エアーマットは想像以上に寒かった! (-_-)

私の寝具の掛け布団類は、母と全く同じ物。最近の冷え込みの状況で、羽毛布団に2重ガーゼカバーをした物だけでヌクヌクの状態。暖房はしていない。このカバーが綿100%の布製だと寒い。羽毛布団のカバーは、空気を取り込みやすいガーゼカバーが最適のようだ。

今冬は、エアーマットの冷え対策としてヒーターを買い替えた。昨夜・・冬本番の前に、母のベッドで実際に寝て状況を確かめてみた。まずは、エアーマット内のヒーターをオフで就寝・・。

2時・・寒くて目が覚めた。上側は快適だけど、体の下側が冷える。室温は13℃だった。ここでヒーターをオン!これで暖かくなって快適に眠れるのか?と思いきや、朝までほとんど眠れなかった。足側は、ほんのり暖かいけど十分な暖かさじゃない。とにかく背中が冷える。これはマズイ!検証することにした。

昨冬は、夜間もエアコンで室温を20℃に保っていた。今より小さいヒーターに、羊毛の毛布を敷布団にしていた。それでも不十分だったと思う・・。

1
朝9時半

2
室温は12℃
これは昨夜とほぼ同じ条件

布団内の快適温度は32~33度という。人が入って32度前後になる寝具環境が良いということだね。

 3
足側のヒーター直上の温度はどうだろう?
敷パッド内側を布団被せて計測すると・・

4
26.1℃
ほんのり暖かい感じ
でも、快適とは感じない

5
では、背中周辺の温度はどうだろう?

6
15.3℃
室温より少し高い程度

足元のヒーターだけでは役不足だとわかった。この状態で人が入ってもエアーマット側の温度は快適温度まで上がらない。圧切替型エアーマットは、ポンプから室内の空気を吸い込み、エアセルを膨張させる。エアーマット内部の温度は室温に依存する。エアーマットの温度が低いと、体温が奪われるだけで寒いわけだ。それが、昨夜経験したことだと思う。

エアーマットじゃなければ、人が入って快適温度まで上昇するだろう。だって、私のベッド内の温度だって室温と同等だったのだから。 

エアーマットも、ヒーター装備の物がある。例えば・・

モルテン オスカー 
「エアセルの下にヒーターがあり、温度センサーで常温(32℃)までしか温度は上がりません。ヒーターは足元部分のみです。」とある。

ケープ ビッグセルインフィニティプラス
これも足元だけのヒーターで、強中弱の3段階。仕様がわからないので詳細は不明。

両製品とも足元だけのヒーター。背中あたりの温度はどうなんだろう?そもそも熱に弱いであろう素材のエアーマット内に、強力なヒーターを装備するとは考えにくい。本当にこれで十分なんだろうか?疑いの眼差し・・。

有効な対策は、室温を上げるか?エアーマットの温度を上げるか?の2つ。そこで、電気敷毛布を購入した。エアーマットの下に敷いてどうなるか?届いたら試してみる。足元だけじゃなく、全体の温度が上がることを期待している。

追記
その後・・電気敷毛布に変更するも、母はのぼせ上がり電気敷毛布の使用は中止している。



母は今のところ頻脈もなしで安定、ホッとしている。お隣の人がナースコールを何度(30分に3回)もしているのに、「はーい」と返事だけで誰も来ない・・これでいいのか?そのうち家族が来たから良かったけど。私も下手に介入できないしねぇ・・。ナースコールさえ押すこともできない母はどうなんだって・・。

2014年11月15日

心疾患の薬再開も不安が・・ (-_-)

母は変わらず状態良好。入院時から中止されていた心疾患の薬が再開された。そう言えば・・胃ろうにした時、薬を再開後に頻脈になってハラハラしたっけ。不安になってきた・・。

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もうすぐ退院だからね

2014年11月14日

来週退院できそう (^^)

今日、退院支援看護師から連絡があった。担当医から退院のゴーサインが出たそうだ。来週火曜日にケアマネさん含めてカンファレンスを開くことになった。

1
ドカーンッ!
50mもある・・いや、4mほどの木を切り倒した

負担軽減のために、剪定が特に大変な木や不要な木を伐採。なんていう木か知らないけど、切っても切ってもフサフサになり、どんどん高くなってしまう。悪いけど仕方ない。どうせなら果樹でも植えた方が楽しいじゃない。しかし、とんでもない量の剪定ゴミが発生してしまった・・。

2014年11月13日

母の状態は安定 (^^)

母は発熱もなく安定。栄養剤は午前と午後の2回。昨日、注意した注入時の姿勢も右側臥位でされていた。

寒波到来で明日の最低気温は8℃の予報。既に外気温が9℃なんだけど?風邪ひかないようにしましょう。 

2014年11月12日

今週の退院はない模様 (・_・)

昨日、看護師さんから「担当医から話があります。」と言われた。ところが、今日行くと「担当医からの話はないそうです。」、という・・。聞くと真相がわかった。

実は先日の看護師長に改善要望した時、最初に「担当医とお話をさせて頂きたいです。」とお願いした。不在だったので看護師長に変更したわけだ。担当医には、そのまま私が話したい、ということが伝わってしまったんだな。

現時点で担当医から特別話がない・・ということは、今週の退院はなさそう。大きな問題もなく、経過観察中ということだろう。退院の催促はしない。多分、怒られポイントだ。担当医に従う。

1
発熱もなく、側臥位に徹底され噎せも軽減

ところが!

15時過ぎからの栄養剤注入で問題が発生!左側臥位の状態で栄養剤の注入を始めた。ダメだ!左側臥位だと、十二指腸に流れず胃内に停滞してしまう。逆流の原因になってしまう。右側臥位だと、胃から十二指腸へ流れやすい。

言い難いけど、意を決して看護師さんにその場で注意した。「栄養剤の注入は右側臥位でお願いします。この病院で胃ろうにした時に左側臥位での注入はダメだと指導を受けています。」看護師さんは右側臥位で行う意味は知っていた。つい、手を抜いてしまったんだな。私の前で・・。

2
右側臥位に修正

今日は入院後、初めて排便があったという。昨夜、下剤を使ったようだ。何はともあれ、問題だった姿勢や体温計の問題は解決した。それだけでも大きい。

2014年11月11日

退院の話かな? (・_・)

担当医から話があるという。多分、退院の話だと思うけど、ちょっと不安も渦巻く・・。退院の話だと信じたい。

母は発熱もなく、一安心。入院は怪我や病気を治すためのもの。でも、日常のケアに関しては不十分過ぎる。入院中、私の介入は限られる。やはり、家のようにマンツーマンでの介護が質の高いものだと思い知らされる。

2014年11月10日

看護師長に改善要望 & 発熱治まる (^_^;)

今日は昨日のミッションを遂行しなければならない。こういうのは勇気がいるし憂鬱・・。しかし、うるさい家族と思われようが、嫌われようが、母と私のためになんとしてもやるのだ!

多忙な担当医に言って改善されたら100点。担当医不在の場合、看護師長に言って改善されたら80点。看護師長不在で担当看護師に言ったら20点。担当看護師不在で他の看護師に言ったら0点だ。

少なくとも看護師長に言う必要がある。一般看護師ではなく、看護師長に言う意味合いは大きいはずだ。看護師長として要望を受けた責任が発生するのだから。

院内には医療相談窓口というのもある。入院中の問題や苦情などに対応してくれる。ここは今回は利用しないことにする。

病院に到着し、縁起担ぎでレストランでカツ丼を・・食べない。何かするたび、こんな癖が付いたら困る。断ち切らねば・・。

母はやはり顔が上を向きで噎せていた。耳式体温計で測ると36.7度!お!下がってる!看護師さんが来たので発熱のことを聞いた。「先ほど37.7度でした。」脇式体温計だと、篭り熱を拾うことを説明。耳式体温計で平熱であることを伝える。脇式体温計で測ると37.4度だった。これを発熱だと判断されては困る! 

担当医は不在・・看護師長と話したい旨を伝える。「どんなことでしょうか?」渋るんだなぁ。問題は母の寝姿勢と、体温計を追加だ。内容を伝えると「看護師間でも申し送りをしますから、私が伝えますが?」この看護師さんは、とても信頼できそうだが妥協はしない。「他の看護師さんに言っても改善されなかったので、看護師長さんと話したいです。あなたを信頼しないわけじゃないですよ。」「わかりました。」

しばらくして看護師さんが看護師長さんを連れて来た。「顔が上向きだと痰や唾液が気管に流れ、誤嚥性肺炎になる可能性があります。ここ2日発熱していたでしょう。その影響かもしれません。そのため、家では基本側臥位です。側臥位に徹底して頂きたいです。」納得してくれた。体温計の問題も指摘して納得してもらえた。病院の脇式体温計は撤去された。険悪な雰囲気にもならず、冷静に伝えることができた。

2
側臥位に修正してもらえた

1
ホワイトボードにも注意書きがされた
ミッション完了!80点・・まぁ、上出来だろう

そして、15時過ぎ・・

3
今日からラコールが開始された
排便はまだないという

4
600ccもあるぞ!?

これは白湯も混入されているんだ。これは妥協することにする。しかし・・以前、母が胃ろうにした時のこと。栄養剤の注入方法がメチャクチャで、担当医を質問攻めにした。その後、胃ろうの指導要領が統一された経緯がある。その後、また崩壊してしまったようだ・・。

それと、この栄養剤注入時の姿勢で仰向けにされてしまったんだな!私が枕を高くして様子見とした。今後、問題あれば修正してもらう。

何はともあれ発熱は治まり、看護師長にも改善要望した。今週末に退院できるようにしてあげたい。

5
相変わらずの大都会、浜松

6
どこが大都会だって? 

2014年11月09日

37.5度の発熱続く & 若い看護師ばかりじゃダメ (-_-)

母は今日も37.5度前後の発熱あり。これは誤嚥による発熱ではないだろうか?家では誤嚥しないよう、側臥位しかしない。病院では、看護師さんの認識が甘く家とは程遠い状況・・。

一時、看護師さん任せで大丈夫か?と思ったけどダメだ。やはり、2年程度の経験で古株となっている状況は良くない。昨日、いくつかの出来事があり、看護師さんと話をして色々思った。

母の状態を考えるのでなく、家族目線もない。自分が仕事をやりやすいことの目線しかない。看護師としても人間的にも未熟。だから、看護師が低年齢化していたことを危惧したんだ。

せっかく直腸穿孔を乗り切ったのに、このままじゃ誤嚥性肺炎になってしまう。母の頑張りを台無しにされてたまるか!今度は私が必死になる番だ。やはり、動くことにする。

いちばん効果的なのはなんだ?看護師長に言うより、担当医に相談して指示を出してもらう方が良さそうだ。

9
早く退院させたい・・
 

2014年11月08日

微熱発生 (・_・)

14時過ぎに病院へ。耳式体温計で測ると37.5度!あれ?何度測っても37.5度。部屋は暖房で快適だけど、母には暑いかもしれない。看護師さんを呼んでアイスノンを持ってきてもらいクーリング。しかし、あまり下がらず。看護師さんに経過を看てもらうようにお願いしておいた。

この看護師さん、以前の入院時にも居た。あの時の看護師さんが3~4人居る。母のことは覚えてないけど、私のことはすぐわかったという。他の人も同じことを言ってた。なぜ覚えられているのだろう?病室で散髪したからかも?

「2年半も前でしたっけ?あの頃はまだ私、新人でね、今じゃ古株ですよー、もう~やだ・・」 以前は幅広い年齢層で構成されていた看護師。何が起きているのかね?院内には、看護師の求人がいつも出ている。看護師不足の影響だろうか?

2014年11月07日

退院が見える! (^^)

病室で母のケアをしていると、担当医が現れ「この状態なら引っくり返るようなことはないでしょう。数日後からラコールにします。1週間を目処に退院でいいでしょう!」「ありがとうございます!」感謝の気持ちでいっぱいだ・・。

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声掛けの反応も明らかに良くなった

ただ、焦点が定まらず・・という感じ。見えているのか?ちょっと不安・・。もし、視力が低下していたら、栄養状態が回復すれば視力も回復する・・と楽観的。経過を観察するしかない。

噎せやすい姿勢に関しても、当初より改善している。私は改善してもらうよう動こうと思ったけど、その必要性はなくなった。看護師さん達も、母の状態を掴んできたのだろう。

2014年11月06日

判断力の低下?老化なのか?自分が怖い・・(-_-)

母は引き続き状態良好。今日から栄養剤も3食となった。担当医となかなか会えないので情報は得られず。

どうも自分がおかしい・・。昨日、洗車をした時には気づかず、今日気づいたことがある。「ワックスかけてないのに、やけにツヤツヤしてるな?」昨日の洗車で使ったのは液体ワックスだった・・。

2
これ間違える?

パッケージは似てるけどね、容器の形態が全く違うし!自分が間違えたことがショックだ!しかも、泡立たないのに途中で気づかなかったのが、尚ショックだ!

ほんの一瞬、「ん?」って思った。でも、やり切ってしまった。実は、これがこの前の浣腸による直腸穿孔の時と同じパターン。あの時も「あれ?少し抵抗があるな?」って一瞬思った。そこでやり直せば事故にならなかった。

9月13日にはベッドから転落させ、9月17日にはスロープから転落しそうになった。この時、「どうも最近、注意力散漫で判断が鈍い気がする・・。気をつけないと!」と書いている。そして、10月29日の浣腸で直腸穿孔という大事故を起こしてしまった。そして、昨日の洗車でのミス・・。

買い物に行く時も、必要な物をメモに書き出すようになった。それでも抜ける物があったりする。以前は、そんなことせず視野に入った売り場で必要な物を思い出し、買っていた。

そう言えば・・友人が短期間に何回も物損事故を起こし落ち込んでいた。他にも「車を運転するのが怖くなった」と言う友人も居る。私は車やバイクの運転に関しては大丈夫だけど。

これがいわゆる老化というものなのかね?それとも、介護による疲労などの影響だろうか?頑固さだけに磨きがかかっているような気がする。今後も何かやりそうで怖い・・。

6
ピカピカになった愛車
バッテリーも自分で交換
平成9年式・・17年物という旧車

今回は12ヶ月効果が持続する・・というガラスポリマーをコーティングしてみた。12ヶ月効果持続って本当なんだろうな?どうせコケが生えて「騙された!」って言うんだ。

2014年11月05日

栄養剤開始! & 車にコケが生える (^^)

5
今日から栄養剤の注入が始まった
薄黄色の栄養剤・・なんだろな?

看護師さんの話では今日250cc、明日から3回になり状態を観察して行くという。まだ退院の話はないけど、順調なら早いかもしれない。ひょっとして来週後半?再来週かも?

随分と洗車をしていなかったせいで、白い車にコケが生え緑色に・・そこまで酷くないわ。水垢でグレーっぽくなり、ところどころコケが生えたのは事実。洗車して磨いたけど全部できず明日に持ち越し。 

2014年11月04日

悩ましい入院 (-_-)

う~ん、良くないぞ。吸引も不十分だし、何より姿勢が悪い。噎せる人はどんな姿勢にしたら良いか?を看護師さんたちがわかっていない。今は、私が行った時に遭遇する看護師さんに、その都度、指導というか優しくお願いしている状態。看護師長さんに言って、トップダウンで注意してもらうのが手っ取り早そう。ただ、波風立つかもな?などと考えたり・・。

まずは担当看護師に言うべきか?今日なんか、マスクが目を覆っていた・・。気づかないわけない!意思表示できない母のために動かなければ・・。

母は発熱もなく安定している。病名は直腸穿孔と敗血症。幸いにも、敗血症の進行を強い抗生剤で食い止められた。驚いているのは、その急回復ぶり。誤嚥性肺炎のように、なかなか沈静化しない・・のとは、まるで異なっている。これは、いくつのも不幸中の幸いがあったからだけど。

直近に抗生剤を使っていなかったのも良かったと思う。実は痰が気になり、気管支炎の初期か?と思い、抗生剤を使おうとしていた。ところが、11月30日の定期受診で血液検査をしてもらうつもりだった。それまで使うのを控えていた。とにかく、色々と運が良かった。 

2014年11月03日

しばらく病院通い (・_・)

1
天気も回復し、今日からカブで通う
バイクだと駐車料金がかからない

今日は水筒にお湯を入れて持って行った。頭と顔、それと手足の清拭をするために。看護師さんも清拭はしてくれているけど、ちょっと不十分。

2
発熱もなく安定
目を開けることも増えている

噎せやすい姿勢だったので、顔を横向きの姿勢にすることをお願いしてきた。吸引し口腔ケアをし、清拭をしてスッキリ。噎せもなくなった。

平日の面会時間は14:00~20:00、土日祝は10:00~20:00となっていることがわかった。今日は文化の日で祝日。10時過ぎから15時過ぎまで病院に居た。しばらく病院通いだ。 

2014年11月02日

母の状態は安定 (^^)

この病院への入院は3度目。前回は2012年4月、デイサービスで誤嚥し、誤嚥性肺炎で入院。そして、胃ろうとなって退院した。その時と同じフロア(外科)。

知っている看護師さんが1人居た。当時、新人だったけど2年半で立派な看護師さんになっていた。「また来てしまいました・・」「あー、覚えてますよ。」

ただ、他の看護師さんは随分と面子が変わっている様子。物凄く若返っている・・。超ベテラン看護師さんたちは何処に行った?若ければいいってもんじゃないんだよ。

集中治療室の面会時間は7:00~20:00、一般病棟の面会時間は14:00~20:00。個室の空きがなく4人部屋。1日2160円と、安いのはいいけど狭いな。椅子すらないし・・。今日は親戚のおばさんが見舞いに来てくれた。

1
発熱もなく安定している
しばらく点滴で栄養補給
黄色いパックの手前は食塩水

2
まだ導尿されている

私が来た時、母の口の周りは何やらかわばり付いてガビガビ状態だった。ダメだこれ・・。噎せていたので吸引すると、物凄い量の痰やら唾液が引けた。口腔ケアして綺麗にし、手足を清拭。2時間おきに体交もしてくれている。でも、長居無用だ、早く家に戻してあげたい・・。うーん、ちょっと我がままが過ぎるな、担当医に従おう。

私の勝手な予想だけど、入院は2週間前後じゃないだろうか?そう言えば・・ショートステイも迫っていて、介護サービスを全部キャンセルしてしまった。当初、生還できる見込みはなかったのだから。

2014年11月01日

いくつかの不幸中の幸い (・_・)

今回の浣腸による直腸穿孔で、母が命を落とさずに済んだのは、いくつかの不幸中の幸いがあった。

1

矢印が40gのイチジク型浣腸で直腸に穴を開けてしまった所
上の赤丸が腹膜内の炎症ヶ所
下の赤丸が腹膜外の炎症ヶ所

不幸中の幸いとは・・
1.直腸穿孔の場所が腹膜外だったこと。腹膜内であれば細菌の周りが早く、敗血症で早々に容態が悪化して今の母はなかった。腹膜外なら大丈夫・・というわけではなく、それだけでも大変危険なこと。

2.直腸の穴にチューブを差し込み、レントゲンで映像を見ながら便汁を吸い出そうとしたが、吸えなかった。それは、腹膜外の便汁は、お尻の組織にガッチリとガードされ、拡散しなかったと考えられている。

3.直腸の穴が小さかったことで便汁成分の流出が少なかった。摘便後の浣腸だったことも幸いだった。

4.腹膜に穴は開いていないが、腹膜内にも炎症が発生していた。腹膜外で噴射された浣腸液が、腹膜内に浸透?侵入?したらしい。これは手術のできない母にとって絶望的状況だった。しかし、腹膜内に入った液体の成分が、純度の高い浣腸液であったであろうことから、致命的な感染症には至らなかった。

※事故が起きてから、まず胃腸・肛門の専門病院に行き検査をした。この時、腹膜内の炎症は確認されなかった。心疾患があるために、入院するなら総合病院に行った方が良い・・と言われた。紹介状と検査結果を持って、心疾患の検査を受けたことがある総合病院へ行き、入院となった。この病院での再検査で、初めて腹膜内の炎症が確認された。

5.イチジク型の浣腸であったこと。ノズルが短いために腹膜には届かなかった。但し、ロングノズルの場合、やり方次第で届く可能性もある。

担当医の話を元に書き出してみたけど、これだけ不幸中の幸いがあった。運が良かった、としか言い様がない。

今日の母はイビキをかいて爆睡していた。バイタルは正常で安定、体温は36.5度と平熱。マスクを外すと・・

1
フガ~ッ

2
爆睡・・

最大のヤマ場を乗り切った後、私が家に帰る時に声掛けすると目を開けていた。集中治療室から一般病棟に移る時も目を開けていた。 爆睡しているだけでなく、起きる時もあるので大丈夫だろう。
 
あぁ、夢みたいだ。こんなに早く好転するとは思ってもいなかった。
プロフィール
はじめまして!Tomy(S39年生まれ・男)です。認知症の母(昭和2年生まれ)を在宅介護(2人家族)しています。当初はレビー小体型認知症で、進行した結果、レビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症の混合型に至ったようです。家族が認知症になったら、どうしたら良いのでしょうか?今後、どのようなことが起こり得るのでしょうか?認知症介護の問題に直面している方を応援しています。

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