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2012年11月

2012年11月30日

訪問調査 & 綱渡り介護 (・_・)

午前中は訪問調査だった。介護度が4に下がると限度額オーバーになってしまう。調査員は「介護度は5から下がることはないでしょう。」とのこと。大丈夫そうだ。

午後はケアマネさんの訪問。近くに開所した病院がレスパイト入院(介護休暇目的入院)できる情報があった。聞いてもらったところ・・「すぐにいっぱいになったそうで、受け付けを停止しているようです。」「え~・・」ある特養では、ショート利用者を特養入所待機者に限定する所も現れたそう。訪問入浴は利用者が増えていると聞いた。これは在宅での重度介護者が増えている、とも言える。

今までの私の介護は、綱渡り的な様相だった。おそらく誰もがそんな状況下にあるのだと思う。私が唯一安心感を得られたのは、小規模多機能ホームを利用していた頃だった。悲願だった働く環境も整い、わずかだったけど働くこともできた。それに、いつでも泊まりを活用できたのは本当に有難いことだった。

今はまた綱渡り。以前より状況も悪くなっている・・。私も含めて独身者が増加している。健康を損なった時の老後はどうする?行く末恐ろしい・・。

2012年11月29日

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の謎 (・_・)?

午後の訪問入浴の時間を利用して、主治医の病院へ。薬の受け取りと血液検査の結果を聞いてきた。ほぼ正常だけど、LDLコレステロール値が基準値超え。これは母の心臓にも良くない。なんとかしたい。

3月16日(胃ろう前)
総蛋白 6,7g/dl(基準値6,5~8,2)
LDLコレステロール 101mg/dl(基準値70~139)

6月4日(胃ろう後)
総蛋白 7,0g/dl(基準値6,5~8,2)
LDLコレステロール 131mg/dl(基準値70~139)

8月9日
総蛋白 6,4g/dl(基準値6,5~8,2)
LDLコレステロール 137mg/dl(基準値70~139)

9月6日
総蛋白 7,0g/dl(基準値6,5~8,2)
LDLコレステロール 144mg/dl(基準値70~139)

10月1日
総蛋白 6,8g/dl(基準値6,5~8,2)
LDLコレステロール 141mg/dl(基準値70~139)

11月27日
総蛋白 6,7g/dl(基準値6,5~8,2)
LDLコレステロール 146mg/dl(基準値70~139)

胃ろうにする前、母の血液検査は良好だったのに、なぜ?LDLコレステロールが増加しだしたのは、胃ろうになってラコールにしてから。ひょっとして便を柔らかくするために始めた難消化デキストリン(水溶性食物繊維)のせい?とも思った。でも、難消化デキストリンを始めたのは9月20日からだった。6月の時点で上昇しているから、難消化デキストリンのせいじゃなさそう。カロリーも凄く低い物だし。10月辺りからアクエリアスも入れていない。たまにヤクルト程度。ビタミン剤を使っているけど、調べたら問題なさそう・・。

ということは、ラコールに問題あり?ラコールの成分を見ると・・一見問題あるように見えない。総蛋白(栄養状態)は基準値の下限なので、あまり栄養は減らしたくない。でも、主治医から「ラコールを毎食50ccほど減らしても良いでしょう。」とアドバイスを受けた。やってみよう。

現在、母の食事内容は・・
朝:白湯200cc+ラコール250cc+フラッシュ(酢入り)20cc
昼:白湯200cc+ラコール400cc+フラッシュ(酢入り)20cc
夕:白湯200cc+ラコール400cc+フラッシュ(酢入り)20cc
一日の総カロリーは1050kcal、水分はラコール含めて1710cc

明日からは・・
朝:白湯250cc+ラコール200cc+フラッシュ(酢入り)20cc
昼:白湯250cc+ラコール400cc+フラッシュ(酢入り)20cc
夕:白湯250cc+ラコール300cc+フラッシュ(酢入り)20cc
一日の総カロリーは900kcal、水分はラコール含めて1710cc 

先月に比べて体重も1kg増えたことだし、対策をしよう。ここまで書いて自分のことを「お前は数値にとらわれすぎなんだよー!」って思った・・。

2012年11月27日

5時に起きられない (-_-)

3日連続で5時の体交に失敗している。5時に起きられない・・。疲れが溜まっているのは確かだけど、本当に目覚まし時計は鳴っているのかな?2台体制なのに・・。電池が消耗すると鳴らないんだよ。テストしたら鳴ったり鳴らなかったり・・。今夜は電池交換して明日に望む。

今日は月に一度の定期受診。あいにく12月~1月並の寒さ。やっぱり冬より夏がいいよ・・。
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下はジャージだけどズボン下も履き準備万端

主治医の病院へ付くと、ガラガラで待ち時間なしで呼ばれた。ラッキー!診察を終えると、待合室は混みだしていた。タイミングが良かったんだな。

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緊急時の母の必需品

これ作って物置に保管していた。ダメじゃん!すぐに持ち出せる場所に置かないと。母の寝室に移動。

2012年11月26日

吸引器を常時スタンバイせざるを得なくなる (・_・)

母は唾液がうまく飲み込めずモグモグしていることが多い。気づくたびに口腔ケア用のウエットティッシュで口中を拭っていた。私の右手の人差し指が荒れてボロボロになったのは、このウエットティッシュのせいだと思う。エタノールが含まれているのが良くないんだろう。在庫がなくなったら、ガーゼにしようと思う。

吸引器は、母の喉がゴロゴロしてどうしようもない時だけ使うようにしていた。口中の唾液を吸引するのに、吸引器を使うのが面倒に思っていた。でも、ウエットティッシュで口中を拭うだけでは、唾液が取りきれないんだな。母も協力してくれないので、難しいのもある。体交の時、唾液を取りきれていないと、仰向けになった瞬間に噎せてしまう。肺炎に繋がるリスクを減らさないと。

というわけで、吸引器を常時スタンバイして唾液を吸引している。訪問リハの看護士さんからは「1分以上やる人がいるけど、酸欠になり兼ねないので素早くやりましょう。」って言われている。まだ慣れきってない。唾液の溜まっているスポットを的確に捕らえないと。でも、ズルズル~っと吸引できると何か気持ちがいい。

私は吸引器が常時必要なのに誤魔化していたと言える。特養も老健も完全に対処不能だろう・・。介護療養型医療施設の入院(レスパイト入院)はどうなんだろうね?ケアマネさんからは、その後の情報はなし・・。このレスパイト入院って言葉、いつも忘れるんだよな。横文字やめてくれよ。政党のマニュフェストって言葉もやめて欲しい。日本人なら政権公約って言え!

2012年11月25日

プラ製シリンジの劣化とガラス製シリンジ (・_・)

前から「プラ製のシリンジの替え時(寿命)ってどういう状態なんだろう?」と疑問だった。普段、食後のフラッシュではガラス製のシリンジを使っている。でも、ラコールをリフラノンで半固形状にした時だけプラ製のシリンジを使っていた。訪問リハの看護士さんから「ガラス製のシリンジは、先端に圧力がかかり割れる可能性があるので、半固形栄養剤には使わないでください。」と言われからだった。 

この前、プラ製のシリンジに異変が起きた。凄く硬くなり、動かすのが困難な状態になった。思えば、だんだん動きが悪くなって行ったと思う。中の滑りが悪くなるんだな。「あー、これが寿命なのか。」って思って捨てた。そんなに使ってないんだけどな?そう言えば、介護仲間から「滑りを良くするのにオリーブオイルを使う」とか言われたように記憶している・・。

今朝、少し寝坊してラコールを半固形状にすることに。そこで初めてガラス製シリンジを使ってみた。とてもスムーズ!凄い微細な動きを調整できる。「いいじゃん!」大丈夫そうだ。でも、ガラス製なので取り扱いには凄く神経使う。 

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ガラス製のシリンジ(Amazonで浣腸器として売っている)

そして、吸引器の溝の謎・・

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昨日、吸引器に溝があることを発見!
う~ん?この形状・・あっ!そうだったんだ!

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チューブが挟まるじゃん!今まで不便だったんだよー!

知ってましたか?この大発見を!って、知らなかったのは私だけか・・。ちなみに反対側にもあった。取説を初めて読むと・・書いてあった。この吸引器を購入したのは昨年の3月だっけ・・。

午後のこと・・天気もいい!風もない!眠いけど体力よし!母の状態もよし!そんな今日、屋根の上を這いずり回る(補修)には絶好の日だ!先月も雨漏りの補修をしていた。でも、この前の横殴りの雨で、別の所から雨漏りが発生。明日は雨の予報なので尻に火が付き、やることに。午後、母の昼食と並行して2時間半で完了。物凄い疲れた・・。 

そして、また兄に腹がたってしまった。こんな状況の中、回覧板を置いていった。普段、私が回してるのに、こういう状況の時は回してくれたっていいだろう。頼んだ垣根の刈り込みもやらないし、本当に殺意すら沸く・・。こんな奴と仲良くなんかできるわけない。しかし、兄弟だから辛うじてギリギリのラインを守っている。それでも仲良く・・なんて言うのは、どんだけ無神経かと思うわ・・。兄と離婚した元嫁さんは大正解だと思うね。

2012年11月24日

ピーコはアニマルセラピーになってくれない? (^_^;)

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ピーコはねぇ

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 もっと

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アニマルセラピーに協力しておくれ 

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逃げないユメル君にチェンジ・・ 
ピーコは抱っこされるのを嫌う猫

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お!母就寝後、自ら母の足元で猫あんか
いつもは押入れの寝床なのに? 
猫あんかとして協力はしてくれるようで・・ 

2012年11月23日

発熱前に脈が早くなる? (・_・)?

介護仲間から「発熱前に脈拍が早くなる」という情報を頂いた。訪問リハで来た看護士さんに聞いてみた。「それはあります。体内の菌をやっつけるために白血球が活発になります。血流が良くなり脈も早まります。」「なるほど!」理由はちゃんとあったんだな。

先日の発熱騒動の時、確かにそうだった。母の体調変化を感じたのが発熱3日前。脈が早く、夕食後のフラッシュ時に胃内から逆流があった。発熱当日の訪問入浴前、脈拍が90~100と少し早かったので入浴時間を短くしてもらっている。その夜から発熱し、熱が下がった日も翌日も早かった。今日やっと脈が落ち着いた感じがする。看護士さんの説明から、病前・病中・病後に脈が早くなるのも頷ける。

2012年11月22日

45,9kg→46,9kg なぜ増えた? & 介護保険の更新手続き (・_・)

最近、母の介助時に軽くなったように感じていた。車椅子用の体重計だと47,7kg!以前と図る場所が違ったので誤差かもしれない。次に抱っこして別の体重計で測ると・・46,9kg。先月は45,9kgだったので1kg増えた。なぜ増えたのかな?わからない・・。

昨日、介護保険の認定の更新の案内が届いた。今日、訪問入浴の時を利用し、近くの市民サービスセンターで手続きをしてきた。今までケアマネさんに任せていたけど、簡単なので自分でやった。

最初の申請時の時を思い出した。母が認知症の症状が出たのは1998年。まだ介護保険制度(2000年4月施工)はなかった。既に家は混乱に陥っていた。職場の先輩から「もうすぐ介護保険ができる。申請しなよ。」と言われた。この方の奥さんが介護関係の仕事をしていたのだった。高齢者脳神経科を受診し、今日行った市民サービスセンターで申請したのだった。

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クリックで拡大
介護保険の更新時、主治医に提出する主治医意見書問診票の一部

3-2と4に困った。3-2は、もはや通り越している。4は以前はあったけど、今は該当しない。何も書かなくていいのかな?ないのだから「ない」でいいのかな?主治医に聞いてみようか。

今朝・・7時に起きた。「あれ?5時の体交したっけ?」覚えが全くなかった。母の向きからして体交していなかった。あの大音量の目覚ましで起きられないのか・・。疲れが溜まっていたんだな。母には悪かったけど。

そして、今朝の母の体温は・・37,5度!「なんで!?」母が起きるのに合わせて部屋を暖め過ぎた結果だった。その後、体温は平熱になった。でも、脈は90前後と少し早い。最近、少し脈が早いから不安・・。

それから、昼食時に母はとても不快そうで「あ~・・」「う~・・」と発語していた。朝食から4時間経っていたので間隔的には問題ないはず。でも、不快そうなので無理に注入して逆流しては大変。300ccで中断した。 

2012年11月21日

熱下がる & 看護士さんから色々指導してもらう (^^)

母の熱は下がった。今は平熱となり一安心。嬉しくて疲れがぶっ飛んだ!昨夜の状況は・・

21時  37,5度 酸素濃度96% 抗生剤投与
 0時  37,4度(右耳) 36,7度(左耳)
 1時  36,2度 酸素濃度97%
 2時  36,7度 酸素濃度96%
 3時半 36,4度 酸素濃度97%

脈拍は90~100の間と早めだった。
0時の体温測定で36,7度(左耳)と下がったので少し安心した。体を右側を下にした状態から左側へ体交。念のため、右耳で測ると37,4度で驚いた。篭ったのかな? 

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大丈夫そうなので寝ることに

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最初から3時まで様子見することに決めていた。最初の肺炎の時、薬を飲んで熱が下がった。そこで安心して経過観察を怠った。その後、高熱を発し入院となった。なので、今回もそうなるかもしれない、と思っていた。

後から考えてみたら、最初の肺炎の時に服用したのは市販の薬(毎食後)。今回は主治医に処方してもらった抗生剤(朝夕)。熱が下がった時点で安心しても良かったのかも。今朝も平熱で一安心。念のため、抗生剤は服用。

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酸素濃度も大丈夫

今日は主治医の病院が休み。午後の訪問リハ、理学療法士さんが来る予定だったけど、看護士さんにしてもらった。「肺の音も綺麗だし痰も出てないし問題ないでしょう。抗生剤は明日の朝まで飲みましょう。薬で発熱を抑えている状態かもしれないので。薬をやめた明日の夕方から夜にかけて平熱ならば大丈夫。」

そして、肺の音を聞く方法と脈診の指導をしてもらった。先日、聴診器での心音も、手首からの脈診もよくわからなかかったから。肺に気管が何本かあって、そこに水が入っているような音は異常。ストローで水を吸う時、泡が入ると雑音がする。それと同様のイメージ。スーハーと肺に空気が入る音だけならば正常。

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肺の音を聞くポイント

これ見て看護士さんが「そこまでやるか!」と爆笑してたんだけど、ド素人の私はすぐ忘れるので写真に撮った。

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心音を聞くポイント
胸骨の左下あたりという
 
手首からの脈診は、4本指で親指下の動脈の上で。動脈の真上を抑えないといけない。横からだと血管が逃げてうまく拾えないってことだ。実は以前にも理学療法士さんから指導してもらったけど、ほぼ忘れていた。なのでちゃんと記録しておく。

先日の脈が少し早い状態(100前後)でワソラン(脈拍を下げる薬)を投与するか迷った件。投与しなくて正解だったと。ワソランを投与するほどの頻脈時には眠ってられないという。あの時、母は眠っていた。確かに最初の頻脈の時も、入院中の頻脈の時も母は息が上がって眠ってはいなかった。

脈診で130以上が30分以上続けばワソランは投与していい。でも、それを確認できないまま投与したら徐脈(40以下)になる危険があるという。そういえば、これと同じことを入院中の頻脈の時にも言われたっけ・・。

それから、この前の低体温。体温調整機能が衰えているので、寒い所に行けば体温は下がりっぱなし。熱い所へ行けば体温は上がりっぱなし。そんな状態だそう。介護者による体温調整がとても大切になる。

一般の介護者は素人だから、こうやって看護士さんに指導してもらう必要がある。何かと心細い在宅介護、疑問もどんどん聞いて知識を蓄えよう。

2012年11月20日

ここぞ!の時は脈診 & 今度は発熱 (-_-)

昨夜は大事に至らず無事朝を迎えることができた。2時の脈診では84だった。昨夜はパルスオキシメーターの脈拍の数値に右往左往していたような状態だった。ここぞ!という時は脈診であることを知っていながら。パルスオキシメーターは、不整脈のある母の測定には適さない。でも、150以上の頻脈に気づいたのもパルスオキシメーターのおかげでもある。あくまで酸素濃度を測定する物として、脈は脈診しないといけない。

ここ数日、夕食後のフラッシング時、チューブの蓋を開けるとドッドッドッと内容物が出てきていた。今日はなかった。いつも朝食だけ白湯200cc+ラコール250ccだった。これはカロリーの調整のため。他は白湯200cc+ラコール400cc。昨夜、訪問看護の看護師さんから、夕食を軽くする提案があった。それが功を奏したのかはわからない。

夕方、母は唾液の飲み込みに失敗。喉がゴロゴロしていた。その後、吸引器で何度も吸引するも大して変化なし。21時、体温を測ると37,8度!耳式体温計で何度も測ると、37,5度あるのは間違いない・・。「どうした?肺炎?」パルスオキシメーターでの酸素濃度は99%。風邪ひいた?抗生剤を投与して様子見することに。症状が悪化したら救急車を呼ぶ決断が必要になる・・。

2012年11月19日

夕食後の異変・・のぼせた? (-_-)

ここ2~3日、夕食後に異変があった。ラコール注入後のフラッシングの時、チューブの蓋を開けると内容物がドッドッドッと出てきてしまう。昨日までは自分は操作を誤ったのかな?なんて思っていた。でも、今夜もそうだった。今日は「絶対おかしい!」と思ったので脈を測った。パルスオキシメーターで100~110。これは心電計(心電計だと3割プラス)だと130以上あるはず。体温は36,2度、血圧は109/79。こんな事態は退院後、初めてのこと。

なぜだ?最近、夕方からストーブで暖房している。今夜は25,5度と、いつもより暖まっていた。そして、母はこたつも使用している。頭寒足熱ではない状態だった。のぼせたのかも?更に、喉が絡み気味だったので、背中を立てた姿勢だった。胃に負担がかかったのかも?

食後から30分後に再度フラッシングを試みた。やはり、チューブの蓋を開けると内容物がドッドッドッと出てきてしまう。このままベッドに寝かせたら逆流してしまうかもしれない。どうしていいのか?わからなくなった。

22時過ぎ、訪問看護の緊急携帯に電話。「ベッドに30度の角度で寝かせ、胃の内容物を100cc抜いて様子を見てください。」すぐに寝かせて様子見。脈は100前後で不安定。頻脈時の薬であるワソランを用意。23時過ぎ、脈は100前後・・ここで胃の内容物を100cc抜いた。そして、お湯で溶かしたワソランを注入するも失敗。湯温が低すぎた?ほとんど溶けていなかった。55度でやったんだけどな?

23時半、再度ワソランを溶かした。脈は100前後。母は眠っていた。ワソラン注入前にまた訪問看護に電話。「脈診はどう?」腕からはよくわからない。聴診器で胸から試みるもよくわからない。焦っていたせいか?よくわからなかった。「眠っているのなら様子見でいいと思うけど。ワソランを使うかは微妙なところ。」「医師からは脈が130以上が30分以上続けばワソランを使って良い、と言われてるけど。」「本当に脈が130以上なら入れてもいいかも?う~ん、私では判断難しい・・。」

どうやら、ワソランを使うかは、私次第のようで・・。0時、再度落ち着いて聴診器で胸から脈を拾うと、100前後、脈診は85だった。ワソランは見合わせ様子見としてみる。悪化したら病院へ行こう。

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不安な夜・・無事でありますように

2012年11月18日

津波避難訓練に出るべきか~? (・_・;)

昨年3月の東日本大震災を教訓とし、全国で対策が見直されている。12月2日に私の地区で津波避難訓練が行われることになった。今までと違うのは、近隣の鉄筋コンクリート造りのアパート(3階建て以上かな)の協力を得て、家から近い所に早急に避難する、ということ。

12月かぁ・・寒いし、この前の短時間で低体温に陥ったことを考えると不安・・。朝の9時のサイレンを合図に避難し、9時40分から別の所で防災訓練・・。介護家庭のことは考えられていなさそう。だからこそ出るべきである、とも言える。う~ん、避難訓練だけは参加し、その後の防災訓練はやめておこうかな?

まず、この地震で私がやることは母を抱えて外に出る、ということ。家は間違いなく倒壊するのだから。緊急地震速報が出て、すぐ行動しないと間に合わない。車椅子に移乗している時間もないよな・・。防災用品も、外に物置を設置して保管するのが良いと思う。今後の課題。

2012年11月17日

困った時のリフラノン & 日中の短時間睡眠 (^_^;)

今朝、少し寝坊しリフラノンでラコールをトロミ付けして注入。寝坊した分は挽回した。12時前・・30分だけ仮眠することに。やめときゃいいのに・・もう一人の自分は「やめろ!」って言ってる。

「あー、よく寝たー!あれ?」・・目覚めて時計を見ると14時40分。「何この時間は?」この時間がなんだかわからない。「しまったー!目覚まし時計も鳴ったはずなのに寝坊した!」訪問入浴は15時半の予定。「どうする!どうする?どうするよ!?」

白湯200ccを入れながら考えた。今日は雨だから訪問入浴は遅れる可能性が高い。ここでもリフラノンを使って栄養剤を注入。だんだん大胆になってきて15分で注入してしまった。ここで15時20分。そのうち訪問入浴から思惑通りの遅れる電話。食後30分の休憩はとれた。

どうにか切り抜けた。しかし、体の疲れがとれない。 日中の短時間睡眠、どのくらいがベストか試行錯誤している。専門家は「1時間は寝過ぎ、30分が良い」と言っていた。ところが、入眠までの時間だって人それぞれ。私はすぐ入眠できないタイプ。疲れが溜まっていて慢性的な睡眠不足。短時間睡眠、難しいね・・。

2012年11月16日

住宅改修が終わった (^^)

ケアマネさんに住宅改修の相談をしたのが今年の5月。ついにその時が来た!私は5時半起きで準備。母は6時半からの食事とした。大工さんが来る前に、福祉用具の業者さんとベッドをリビングに移動。でも、リビングが暖まっていなかった。

トイレ中、母は低体温に陥ってしまった。耳式体温計がなかなか反応しない。やっと測れたら34,3度。「嘘!」何度測っても34度前半だった。やばい!母をベッドに寝かせ布団を何枚もかけてファンヒーターをガンガンにかけた。いきなり救急車を呼ぶ決断を迫られた。でも、体を暖めることが最善と判断し、そのまま様子見。異常なのは体温だけ。排便ショックじゃない。体温は少しづつ上昇し、1時間半ほどで平熱に戻った。またまた私の不注意で母をピンチに陥れてしまった・・。

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低体温から回復し、ごった返すリビングで昼食

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今度はシロアリ発見!

やっぱり・・ 蟻道を発見していたので、こうなることは予想していた。床下には蟻道がいくつもあった。食われた木材は中身がスカスカでボロボロ・・。食われた木材は手の施しようがない。シロアリ駆除剤を散布することに。もうこの家はダメかもしれない。どのみち耐震基準など満たしていない古い家。大きな地震で倒壊は逃れられない・・。シロアリ対策は5年に1度必要という。やってない家はやった方がいいですヨ!桧材は被害がなかった。やはり檜は凄いんだな。

改修が終わったのは外が真っ暗になった18時前
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Before

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After
 
居間と母の寝室の段差(1,5cm)がなくなった。それがこんなに快適だとは思わなかった。 それに、畳での車椅子の操作は抵抗があって力が必要だった。フローリングになってスイスイ。

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居間のボロボロの畳と母の寝室との堺
引き戸は全て撤去

段差対策として、スロープはしていたけど危険箇所だった。特に訪問入浴で、ベッドから居間の浴槽まで母を運ぶ時が危険だった。これで訪問入浴の人も私も安心。そもそもなんでこの段差があるのか?寝室側は増築している。大工さんによると、増築時は段差はなかった。しかし、その後に基礎が沈下したのだという。この増築部は色々おかしいらしい・・。シロアリの被害が大きいのも増築部。

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滑らないフローリング
踏ん張りが効く 
 
今日は色々と疲れた。朝まで眠りたいよ・・。 

2012年11月15日

住宅改修前日 (・_・)

ついに明日、住宅改修となった。家具類は空き部屋の4畳半に詰め込み。もはやテトリスの様相・・。コツコツと準備した甲斐があり、母在宅のままどうにかなりそう。明日、一日で改修を完了させるため、大工が40~50人も来るそうだ・・いやいや4~5人だって。

本当はショートステイを利用し、改修を行いたかった。でも、在宅で可能なら、その方が母に優しい。無事に済みますように・・これにてパソコンも片づけ。

2012年11月14日

足の指の間をチェックしてみよう (・_・)

先月の話・・訪問リハで初めて家に来た看護師さん。母の足の指をチェックし始めた。「あ!割れていますよ。」「え?なんですか?」「足の指の間の皮膚が割れて(皮膚破れ)いるでしょう?」「あれ!本当だ!」母は右足の指の間が1ヶ所割れていて、他に割れそうなところが複数あった。 私は全く気が付かなかった。訪問入浴では、指の間も丹念に洗ってくれていてチェックはしていなかった。

「なんでわかったんです?」「ふふ・・この部分が割れている人が多いんです。最初に訪問したら必ずチェックするようにしているんです。」「へ~、 でもなんでここが割れるんです?」「歩けない人は、足の指がいつも密着しています。そして、湿気ています。皮膚が薄くなって破けやすいです。」と、まぁこんな会話だった。

その後、訪問入浴にも伝え、ゲンタシン軟膏を塗って改善した。訪問入浴後にはワセリンを塗ってもらっている。入浴後には、指の間の水分をしっかり拭き取り、ワセリンで皮膚を保護、或いは密着しないようにティッシュなどを挟むと良いようだ。

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ピーコは健在
好物のかつお節ばっかり食べてる・・ 

2012年11月13日

妥協してはいけない場面 (・_・)

母を安心して任せられるデイもショートも見つからない。介護施設はウジャウジャあるのにだ。でも、これが現実だから仕方ない。母が介護施設を利用できるレベルにないってことだ。せめてショートを活用して自分に休養が欲しかった。

今年の流れ・・色々と分岐点があった。妥協してはいけない大切な場面で妥協してしまった。妥協した結果、何を招いたか?胃ろうにするに至った誤嚥性肺炎だった。これはなるべくしてなった、と言える。もはや、あのデイサービスには、母は手に負えないレベルだった。わかっていたのに妥協した私が悪かった。今思えば平常心でなかったと思う。

老健も特養も母には適していない。ここは妥協してはいけない。自分の感覚を信じて貫こう。望みは介護療養型医療施設の入院となった。積極的に利用する気はないけど、万一の時のためにも、定期的に利用した方が良さそうに思う。


2012年11月09日

ショートステイの面接 受け入れ不可 (・_・)

午後、短期入所介護施設(ショート専門)の面接だった。来たのはフロアリーダーと看護師さん。看護師さんが、いちばん心配していたのが吸引の必要性だった。夜間は看護師が居なくなるからだ。私はなるべく吸引器は使わない。口中に溜まった唾液は、口腔ケア用の濡れティッシュで拭きとっている。でも、「ここぞ!」という時には吸引している。頻繁に吸引をしているわけじゃないけど、吸引しているのは事実。これが「危険なリスク」とされ、利用不可の判断になってしまった。

そして、母はちょうど栄養剤の注入中。母の口元から唾液が垂れる。看護師さんが「唾液の量が多いですね。やはり、これは吸引が必要なレベルです。家では拭き取りということですが、受け入れは難しいです。」

この唾液、本来は悪いことじゃない。口中が浄化されるから。唾液が出ない人の方が口中は不潔なのだ。でも、介護施設では、この唾液がネックになってしまう。

私は落ち込むどころか、気持ちは晴れやか。これでいいと思った。現実をしっかり把握していない自分がいた。母に、その介護施設が適しているかどうか?見極めないといけない。それが大事。看護師さんが「なんとかしてやりたい・・」と、葛藤しているのがわかった。でも、それを押し殺して「自分の介護施設では対応できない」と判断したのだ。安易な利用者獲得をしなかったこの施設に拍手を送りたいほど。

この前
、ケアマネさんから介護療養型医療施設の入院を提案された。この話を聞いてから、私の気持ちも変わって行った。老健や特養よりも、介護療養型医療施設の入院の方が、母に適していると思う。ちょっと時間がかかったけど、現実を受け止めて最良の判断をしたい。

今日のことをケアマネさんに報告。老健と特養を選択肢から外すことにした。介護療養型医療施設への入院の方向性で動くことにした。でも、老健と特養を選択肢から外すと、一気に選択肢が少なくなる。数が非常に少ない・・。ケアマネさんによると、介護療養型医療施設への入院は、介護保険か医療での入院になるという。そして、それを決めるのは、そこの医師の判断になるそうだ。

ケアマネさんから最初に「今のお母さんにとって、いちばん良いのが在宅介護です。」と言われた。シンプルだけど、的を射た発言だった。こんな私でもマンツーマンで看れるのは、多人数の介護施設より圧倒的に優るということ。訪問入浴を週4日、訪問リハを週2日、夜間も体交し、吸引だって浣腸だって何だってやる・・どこの介護施設だって敵わない。それを思い知らされた。まぁ、それは自分のことは置いといて・・の話。

2012年11月08日

ベッドの誘惑 & タオルに柔軟剤は使わない? (^^ゞ

昨夜、1時過ぎだったか?眠る気はないけど、ベッドに潜り込んだ。「気持ちいいっ!あ~、このまま眠りたい・・ダメだ!出ろ!目覚ましもセットしてないぞ!」脳から指令するも体が動かず・・。起きたのは7時・・。2時の体交も5時の体交もできなかった。かわいそうなのは母、0時の体交を最後にそのままだった。悪いことした・・。

昨夜はオムツカバーをしたけど漏れはなし。0時の体交の時、結構蒸れていた。やはり、またボクサーパンツに戻した。

タオルに柔軟剤は使わない?知らなかった!タオルをお湯で濡らして母の顔やお股を拭く時がある。その時にタオルがお湯を弾いてジャバジャバ~・・「なんだこれ!」なんてことが多々ある。「このタオルの品質が悪い!」と思って捨てたこともあった。そのうち柔軟剤の関連性に気づき「柔軟剤の量が多すぎるんだ!」って思って量を加減したり・・。

そんな疑問を昨日、訪問リハの看護師さんに聞いてみた。「タオルは柔軟剤は使わないですよ?」「え!?そうなの?」「吸水性が悪くなっちゃいますよ?」「やっぱり!」「でもね、ある柔軟剤ならそうなりません。でも、品名忘れちゃいました。」知ってましたか?男性諸君!え?知らなかったのは私だけかも・・。

2012年11月07日

尿漏れを阻止せよ オムツカバー再び (-_-)

今朝5時の体交で、またしても尿漏れで全着替え。なんで!?2時の体交時、ズレがないようにあてたのに・・。うーん、やはり自分の確認不足だったのかな。全着替えは10分ほどで終了。

でも、私は頭に血が登った状態。クールダウンしなければ・・。何も激怒しているわけじゃない。尿漏れを発見した時、ショック状態になるわけだ。大げさだけど。ベッド上で体の硬い母の着替えは結構大変・・。少なからず頭がカッカしてしまう。母に怒ってるわけじゃない。

5時半頃に落ち着いたけど、眠るのをやめて起きていることにした。この前、同じ状況で眠った結果、大寝坊してしまったから。

しかし、なんでこんなに尿パッドがズレるのかな?それも大容量の大きなパッドなのに。原因は2つ。私の確認不足と、ボクサーパンツの劣化。とにかく、尿漏れが続くと双方が大変なので、オムツカバーを再びやることにした。このオムツカバー、結構耐久性があるね。まだ買い換えていないし。明日は尿漏れがありませんように・・。

2012年11月06日

自分の食生活を改善しよう (^^ゞ

朝食は母の残りのラコール150ccのみ。それ以前は朝食も昼食も一切なしだった。夕食までコーヒーを何杯も飲んで凌ぐ。食べると眠くなって介護に影響してしまう・・なんて考えだった。もうこんな馬鹿げたことはやめた。こんな食生活が判断力と視力の低下を招いているかもしれない。朝は食欲がないので、11時頃にブランチとして何か食べることにした。

2012年11月05日

再びショートステイ先探し 介護療養型医療施設? (・_・)

先月末のケアマネさん訪問時、再びショートステイ先を探す話になった。ケアマネさん、今度は「入院」の話をしてきた。入院とは介護療養型医療施設のこと。その方が医療的な面からも対応が早く安心できる、という提案だった。母は心疾患のこともあるので、確かに老健や特養よりも安心感はある。

介護療養型医療施設を2ヶ所を教えてもらった。しかし、ひとつめは近いけど、そこのデイケアを利用したことがあり、色々と揉めた所。そして、そこの療養型の入院費が凄く高いと聞いたことがあった。そこと揉めた原因のひとつはデイケアの利用料でもあった。療養型病床の料金をそのままデイケアにも適用していた。どうもここは利用したくない・・。ふたつめは聞いたことがあるけど遠い・・。

結局のところ、この介護療養型医療施設の話は後で考えることになった。というのも、以前ショートを利用した短期入所介護施設(ショート専門)に問い合わせたところ、母の受け入れが可能ということだった。ここも送迎の運転手のことで揉めてるんだけど・・。問題だったのは、送迎の運転手だけ。「だけ」と言っても重要だけどね。

もう一度ここをお試しで利用してみよう、ということになった。9日に利用前の面接、それで本当に受け入れ可能か?が判断される。利用可能になったら、まず1泊2日で利用し、その時に住宅改修も済ましてしまう作戦。複数のケアマネに聞いても、ここの評判は上々。でも、共通なのは「ショートステイに多くを望むな」ってこと。それが現実。

2012年11月04日

訪問入浴の人がチラ見してしまうモノ & フットバス (^^;

寒い・・朝10℃を切るようになった。足が冷えきってしまう母には辛い季節になった。

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今年も介護テーブルをコタツ化

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母の寝室(片付け中)

訪問入浴の人達は、利用者さんを傷つけないように腕時計はしていない。私は訪問入浴の時を利用して外出する時がある。「○時までに戻ってきます。」と言うと、看護師さんが「あるモノ」をあからさまに見た。私もつられて見てしまった。その時に気が付き、意識するようになった。「あるモノ」を時計だと思ってしまうようだ。他の人もたまにチラッと視線を送る時がある。


「何時かな?」 

 

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残念でした!時計じゃありません!

これは私が中学の修学旅行(京都・奈良)で買ってきたお土産・・。時計は画像に写ってない反対側(わかりにくい所)にあるんだけどね。やっぱり壁飾りの場所が時計の位置だろうかね?時計に変えようかな?時々時計(意地悪)にしてみようか?いらないんだけど、作り物とはいえ弥勒菩薩様だしねぇ。でも、似てない・・。どうしても欲しい人は連絡ください。 

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ユメルくんも健在
色々話してその場を和ませてくれる

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就寝前のフットバス
時間短縮のため、トイレと同時に

フットバスの効果は絶大。冷えきっていた足はもちろん、体も暖まる。やった後、凄い足が軽くなる。やったことがない人は驚くだろう。これは入浴では得られない不思議な感触。冗談抜きに凄いのでお勧め。 

2012年11月03日

ストレスを軽減するには? & 造影剤の下痢は治まる (・_・)

ついに自分の名前が思い出せなくなった!なんでお婆さんと住んでいるのか!?・・なんてことはないので心配なく。

昨日の自分の年齢がわからないって言うのは、「あれ?47だっけ?48だっけ?」というレベル。書き方が悪かった。少し問題あるような気もするけど・・。「17だっけ?18だっけ?」なんて、50近いオッサンが高校生かのように錯覚しているわけでもない。生年月日も西暦も忘れていない。

ただ、自分の年齢に無頓着になった感じ。考えたくない、というか・・。これは誰しもありそうな気がする。あるら~?ないけ?(遠州弁

今年は母のことで本当に色んなことが起きて気を揉めた。母の混乱期とは違う酷いストレスを抱えてきた。今もさまざまな解決できない問題を抱えていて、大きなストレスに晒されているのは間違いない。

このストレスを軽減するには、その問題をひとつづつ潰していくことだ。どうにも解決できないことがあるのも現実だけど。暴飲暴食したところで問題の解決にはならない。

母は先月の31日から造影剤で下痢になった。昨日まで軟便が出ていた。今日はほんの少ししか出なかった。昨日で治まったと言っていいだろう。3日で沈静化したわけだ。

2012年11月02日

初めての大寝坊の影響 & 何か自分がおかしい・・ (・_・)

午前5時の体交でまたしても尿漏れがあった。「うわ、なんだよ、はぁ~~~・・」2時の体交時、パッドのズレを修正していたのに。上着まで濡れて全着替え。寒いのでファンヒーターも稼働させた。服を脱いでいる途中で更に尿失禁・・。体が硬いうえに協力してくれないので疲れる。

どうにかベッド上で着替えを完了したものの、眠れなくなってしまった。「このまま起きていようかな?」そう思ったものの、6時前に睡魔に襲われ眠ってしまった。そして、起きたのが9時前。「しまったー!こんな大寝坊は初めてだ。どうしよう?」考えた末、朝食(白湯200cc+ラコール250cc)を抜かすことに。9時半からの食事(白湯200cc+ラコール400cc)が昼食ということにした。いつもより滴下をゆっくりにして終わったのが12時前。

そして夕食(白湯200cc+ラコール400cc)は16時半から始め、終わったのが18時半。現状で1食を抜く程度なら問題ないレベル。しかし、水分量が足りない。このようなことになったのは初めての経験だった。「さて、どうする?寝る前に白湯を入れた方が良さそうだ。」20時半、白湯を200cc用意。「300ccにした方がいいかな?夕食を終えてからまだ2時間、もっと後の方がいい?」どうしたら良いか?わからなくなった。

「そうだ、訪問看護に電話しよう!」看護師さんに状況を説明し、アドバイスを受けた。「寝る前に200ccで良いでしょう。入れる前にシリンジで胃液を確認してみてください。夕食が消化されていれば入れて良いです。」 

早速、胃液を確認してみた。茶色のラコールの色だった・・。1時間後の21時半からにすることにした。21時半・・胃液を確認しようと、シリンジを引いて・・引けない。「引けないのは?・・消化されたってことだ。これで入れていいだろう。」でも、母は既に体がきつそう。もはや限界な顔をしていた。着替えてベッドでやることに。眠りながら水分を補給できる。

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22時前、水分補給開始
そして、消灯

母は寝る時に抱き枕をしている。両腕を胸元で交差させてギュ~~ッと凄い力が入ってしまうからだ。拘縮なんだな。
 
今朝のこと。「今日は木曜日だ、燃えるゴミの日だ。」ゴミ集積所に行くと何もない・・。家に戻り確認すると、今日は金曜日だった・・。昨日から勘違いしていたわけだ。日中、外出した時も忘れ物に気づき、二度も家に戻った。この前のインフルエンザ予防接種の時、申し込み用紙に自分の年齢を記入するけど、わからなかった。まじで自分の年齢がわからなくなる時が増えた。なんかおかしい?おかしいよね・・。

毎日同じことの繰り返し・・曜日の感覚も薄れる・・自分の年齢も忘れる・・。どうも判断力も鈍っているような気がする。この完全在宅介護、自分が何かに蝕まれているかもしれない。いや、仕事やってればこんなことはないんだよ。この社会から孤立した状態の生活がそうさせるんだと思う。でも、とにかく何か改善が必要だ。

2012年11月01日

造影剤の下痢は回復傾向 & 住宅改修は複数の業者に相談すべし! (・_・)

今日の母は便失禁はなかったけど、まだ下痢状の排便だった。ただ、昨日のようにタラタラといつまでも出るわけじゃなく、キレが良かった。回復に向かいそう。今日、ケアマネさんと訪問入浴の看護師さんに「造影剤で下痢になりますか?」って聞いてみた。

ケアマネさん
「下痢になります。下剤が入ってますから。」

訪問入浴の看護師さん
「下痢になります。造影剤が腸に滞留すると便秘になるので下剤が入ってます。」 

お二人とも即答で「下痢になる」という認識だった。以外なのがネットでの検索結果だった。なんだか、造影剤で下痢になるのは少数派みたいに思えるような結果だった。

造影剤 下痢で検索

午後、住宅改修の件で別の業者さんが来た。福祉用具の業者(社長)さんと、依頼する大工、そしてケアマネさんも来た。福祉用具の業者さんの社名に覚えがあった。・・そうだ、最初にお世話になっていた所。当時のケアマネさんが「この業者は対応が悪く不親切。そして、レンタルの価格も高い!」と怒り、現在の業者さんに変更したのだった。

この業者はないなー・・。グループ会社が住宅を手がけている福祉用具の業者もあるからだ。必然的に住宅改修には強いだろう。資材も安く調達できそう。

それは置いといて、大工さんに住宅改修の構想を説明。すると「滑らないフローリングはありません。合板を貼ってその上にクッションフロアを貼りましょう。」私は前の打ち合わせの時、傷に強く滑り止め加工がされたフローリングの現物を見ている。「滑り止め加工がされたフローリングはないのですか?」「ありません。」「滑り止め加工がされたフローリングがあると聞いての話なんですが?」「うーん、調べてみましょう。」

クッションフロアも確かに方法のひとつ。滑りにくいし柔らかくて人に優しい。家はリビングや台所がクッションフロア。施工して年数が経った現在、接着剤の剥がれが目立って酷い有様。ましてや重い車椅子で使うには耐久性に問題があるだろう。だから、最初の業者さんは「床材だけはしっかりした物をお勧めします!」と言ったと思う。

それから、母の寝室の床は滑るフローリング。大工さんは「フローリングからフローリングへの変更は、介護保険の申請で通りません。」「いや、滑るフローリングから滑らないフローリングへの変更なら良いと聞きましたが?」「・・私は経験ないです。」だって、滑らないフローリング事態を知らないから提案もできないでしょうよ。

そして、我が家は床に断熱材が入っていない。冬は凄い底冷えしてしまう。「断熱材も入れてください。」「それは介護保険では通りません。」「いや、床材の変更に伴う資材は通ると聞いていますが?」 「それは知りません。」私も最初はダメかと思った。でも、現在の住宅は、床に断熱材を入れるのは、もはや常識。必要不可欠な資材として介護保険で通るということだ。どのみち介護保険の住宅改修の限度額(上限20万円の1割自己負担)を超えてしまうのは確実なので、関係なくなるけど。

更に「居間と寝室とは完全にフラットにはできません。少し段差ができてしまいます。」「敷居をなくすんですよ?」「寝室の床材の上に合板を貼りますから。断熱材は床下から入れるか、上から穴を開けて入れるかにします。」できないの?話違うし?もう、いいです・・。

私と大工さんの会話中、随伴してきた福祉用具の業者(社長)さんは終始ダンマリ・・。正直言って「もう帰ってください」と言いたかった。もう、複数の業者による相見積もり以前の問題。話にならないし、こんな業者に任せるなんてとんでもない・・。

今お世話になっている福祉用具の営業さんは、住宅改修に関しては経験不足だ。でも、先輩社員に色々聞いてサポートされていることが私にも伝わっている。そして、この前の見積り(44万円)から43,000円も値引きしてくれた。440,000円のうちの施工費154,800円。これは一日で仕上げるために、大工が4人は確実に必要とのことだった。値引きの大半はこの部分だった。大工さんには申し訳ないけど・・。そして、畳の処分は私がすることにより、38万円を切る価格になった。もう、ここにお願いして良いだろー。

業者によってこんなに違う・・。私はたまたま最初に見積りしてもらった業者さんが良かった。でも、今日来た業者さん1社しか見積りをとらず施工したらどうだろう?後々後悔することになりそうだ。ケアマネがしっかりしていれば、このような危険は回避できるかもしれない。複数の業者に相談し、見積りをとる必要性が絶対にあると思う。住宅改修の怖い一面を垣間見た。

「この業者には任せられません。見積りを待つ価値もありません。最初の業者さんにお願いしたい気持ちでいっぱいです!」ケアマネさんに伝えると「同感です!」と、いうことで業者の選定は終わった。

ついでに訪問リハの理学療法士さんから聞いた話。「福祉用具の業者には、それぞれ強い分野があります。車椅子に強い(安い) 業者、ベッドに強い業者など。安い所を探して複数の業者を利用している方もいますよ。」介護保険の限度額ギリギリの人は、業者を見直すことで少し余裕が生まれる可能性がある。
プロフィール
はじめまして!Tomy(S39年生まれ・男)です。認知症の母(昭和2年生まれ)を在宅介護(2人家族)しています。当初はレビー小体型認知症で、進行した結果、レビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症の混合型に至ったようです。家族が認知症になったら、どうしたら良いのでしょうか?今後、どのようなことが起こり得るのでしょうか?認知症介護の問題に直面している方を応援しています。

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