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2011年09月

2011年09月30日

バナナアレルギーが治った & 爪水虫? (^^;

昨日のおやつはバナナ。その時、訪問リハの看護師さんが来た。「私が食べさせてやってもいいですか?」リハよりおやつを優先することに。「じゃ、お願いします。」と頼んで洗濯物を畳んだりすることに。明るい看護師さんがニコニコしながら母にバナナを食べさせてくれている・・。「あ~!なんて素晴らしい光景なんだ・・」在宅独り介護の私にとっては新鮮な光景で感動してしまった・・。

バナナと言えば、母は元々バナナアレルギーだった。だけど、認知症になってしばらくすると、それはなくなっていた。(過去の日記)おやつにバナナは最適だと思って数年ぶりに食べてもらった。その後も異常なし。看護師さんによると体質の変化?で治ることもあるらしい。

今日、小規模ホームから「尿が濁っていた」との指摘を受けたので要注意。以前、私も「何か濁っている?」って気づいたことがある。それから、母の左足の爪が白くなり脆くなっている。どうも爪水虫(白癬菌)のような?市販の薬を買ってきて塗ってみた。しか~し、調べると飲み薬で治療するんだと!皮膚科に行けば良かった・・。明日にでも行こうかな?

昨日作った豚汁、思惑通り今日の方が旨かった。母も色々結構食べたなぁ。そうだ、今日は「ひきわり納豆」を買ってみた。最初から砕いてあるので母には丁度良いかも。

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草刈りは昨日で終了。
今日は垣根の刈り込み。こういう高枝電動バリカンが活躍する。 残るは2/3・・。
夕食は、野菜のポトフ○・冷や奴○・豚汁○・ひきわり納豆玄米ご飯○。

2011年09月29日

睡眠サイクルを戻せ! (・_・)

母の噎せと共に私の睡眠サイクルは完全に狂ってしまっていた。睡眠不足を補うために日中昼寝しても1~2時間程度しか眠れない、という異常事態だった。睡眠障害だったのかも?最近、やっと母の夜間の噎せは沈静化している。 私も早く眠るようにしないといけない。ここ数日は1時までに床についている。この調子で戻そう。

数年ぶりに味噌汁を作った。野菜のポトフにしてから味噌汁は作らなくなっていた。でも、今夜は豚汁を作った。豚肉はしゃぶしゃぶ用の薄切りの物。それを更に細く切った。ダメかな?って思ってたけど、口中に停滞することなく完食。でも、豚汁の味はイマイチ。旨味成分の増える明日に期待しちゃう。
夕食は、野菜のポトフ○・もずく納豆玄米ご飯○・豚汁○。 

2011年09月28日

家でトイレしたくない? (・_・)

家と小規模ホーム、排便があるのは小規模ホームが圧倒的に多くなった。家では便秘が2~3日で便秘薬を飲んでもらった時だけになった。オシッコは家でも出るけど、とことん我慢している感じがする。出す前になんとも切ない声を発する・・。

小規模ホームは、個室のトイレまで車椅子で進入し介助して もらっている。ちゃんとしたトイレなわけだ。家ではシャワーキャリー(下にポットがある) のトイレだけど、母はトイレだと認識していないのかも?「トイレだよ、ここで出していいんだよ。」って声かけはするのだけど。何十年も個室のトイレだったから、その意識は簡単に抜けないのかも?誰だって個室のトイレでしたいし。

私も「トイレはトイレだ!」と、歩けなくなる限界まで母を介助してトイレに連れて行った。ただ、私の「トイレはトイレだ!」という思いは、「シャワーキャリーでのトイレが面倒くさい」あまりのずるい考えだった。

「家でのトイレ、再びトイレまで連れて行こうか?」なんて思った。でも、よくよく考えると、立位できないし、狭いし、危険・・。そして、トイレから脱出できなくなったことを思い出した。残念ながら、現状では無理だ・・。

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今日は2ヶ月さぼっていた草刈り。刈り払い機のトラブルで残り1/3を残して終了。おまけに調子の良かった右膝を捻った・・。いちばん大変な垣根の刈り込みもしなきゃいけない。面倒で厄介なことばかりだ・・。
夕食は、野菜のポトフ○・カレーライス○。

2011年09月27日

夕食の牛乳をやめる (・_・)

最近、夕食に牛乳を出さなくなった。私は昔から夕食時の飲み物は牛乳だった。メニューが何であろうと牛乳・・よくよく考えればおかしいような?変わった人なんだろうか?私が夕食を作るようになって、母も牛乳になってしまった。

夕食時の牛乳をやめるのは、噎せに関係があるかも?なんて思ったから。寝る前に喉にまとわりつくような物を避けたい。食後に口腔ケアもしっかりやっているけど、念のため。

昨夜は噎せもなく双方安眠できた。今日の昼食は「おはぎ」にした。出先のスーパーで「手作りおはぎ」に惹かれて購入。「○○さんが作りました!」なんて名前まで書いてあった。ところが、中の餅米が握り過ぎでコチコチ・・。それでも母は大きいの2個食べることができた。昔、母が作ってくれた「おはぎ」は中も柔らかだったな。
夕食は、大根煮○・鶏レバー煮△・もずく納豆玄米ご飯○。

2011年09月26日

在宅独り介護者の何が大変か? & マスク復活 (・_・)

屋根を修理した疲れが今日出ている。モルタルを入れたバケツは、屋根の上では転がってしまうので置くことができない。小さなバケツだと何回も地上と往復するので効率が悪い。大きなバケツを常に持っての作業で、無理な体勢を強いられて疲れた。その疲れが今日出ていた。だけど、郵便屋やりながらの方がもっと大変だったじゃん!辛いことは忘れて行くってことだろうか?

静養してればいいものを、また色々やって尚疲れた。そこへ母が泊まりから帰宅。母には悪いけど辛いよ・・。
交代要員のない在宅独り介護の、いちばん大変で辛いことかもしれない。そうだよ、家では交代してくれる人がいないってことが大変なんだよ・・。母を寝かせてほっとした。

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ガーゼマスク復活

母は口を開けて眠るので、口中が乾燥してしまう。それは噎せにも繋がる。これは間違いない。深夜、カプッ!なんて音がして噎せが発生したこともある。湿度が足りない時は加湿器、多い時はエアコンで除湿。でも、やはり口を開けていれば乾いてしまう。以前もやってことがあるけど続かなかった。手で外したりズレたりで朝までは無理だった。今の考えは、途中で外れていても構わない。熟睡するまででもマスクをしている意義はありそう。

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大根煮に人参と里芋追加 う、うまい!

しかし、寒くなった。朝夕は暖房が必要なほどだ。母の寝間着も長袖に。季節の変わり目、皆さんも風邪ひかないように!
夕食は、大根煮○・もずく納豆玄米ご飯○。

2011年09月25日

屋根から落ちたら在宅介護終了 (-_-)

そんな危機的状況・・。この前の台風で我が家は瓦が剥がれる被害があった。空き家となっている家の被害は、既に書いた。でも、点検したら現在住んでいる家の瓦も剥がれていた。予備の瓦は何枚かあった。でも、屋根の天辺の半円状の瓦がない。昨日、ホームセンターを駆けずり回ってもなかった。調べると、瓦という物は瓦職人の業者にしか流通しないという。

友人の家も同様に被害があり、瓦業者に依頼。ところが、300件以上の注文が入っていて、いつになるかわからないと言う。私は最初から自力でやるつもりだった。安く済ませたいからだ。仕方ないので、割れた瓦も使うことにした。邪道だけどモルタルで塗り固めてやる!

母は今日、泊まりから戻ってくる。なんとかせねば!9時半・・ニセ瓦職人となり、意を決して屋根の補修。平屋だけど怖い・・。兄は目と鼻の先に居るのに何もしない。
「死ねばいいのに・・」心底思った。私には右膝の不安もある。草刈りと垣根の刈り込みもやらねばならない。午後1時、凄い疲れた・・「これはいかん・・」小規模ホームに電話し、泊まりを1日延長してもらった。母は変わりないそうだ。昼飯も食わずに必死で作業続行。どうにか終わったのは15時半だった。

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プロに任せてこの有様だったら、凄いダークな気持ちになるだろう。だけど、自分でやったなら納得。古い家だし見栄えなんかどうでもいい。あ~、母の泊まりを延長して正解だった。体のあちこちが痛いし疲れた・・。夕食は、ささやかな自分への褒美として回転寿司に^^

2011年09月23日

停電時の電動ベッド (・_・)

先日の台風、市内各所で停電が発生した。幸い私の所は大丈夫だった。で、訪問リハの時に、看護師さんが体験したお話を聞いた。訪問先へ伺うと、そこは停電していた地域だった。そして、ベッドを起こした状態で停電し、倒すことができなくて困っていたという。福祉用具の業者さんに電話し駆けつけてもらった。すると、手動で電動を解除し倒すことができたという。

手動で倒すことができるなんて私も知らなかった。家の電動ベッドはどうだろう?取説を見ると停電時の倒し方が書いてあった。これは知っておいた方がいいね。 できることなら、福祉用具の業者さんに実演してもらった方がいいだろう。ちなみに家のベッドは、背を下げることしかできないようだ。

昨日は担当者会議だった。結局のところ今思っている不満を言ってしまった。あのケアマネさんならわかってくれる、と思ったからだ。 母の噎せの対処方については、新しい案は出なかった。最近になって実施している対策がうまく行っているのかも?

母は今日から日曜まで泊まり。ベッドから転落後の異変もなく状態はいい。

2011年09月22日

ベッドから転落!まぁいいや、が危ない! (-_-)

またやってしまった・・。昨夜、1時頃から少し噎せが発生していた。眠りながらグフッグフッと。ベッドの頭側を少し高くした。それでも治まらないので、更に頭を上げた。ここで噎せが沈静化した。「少し上げ過ぎかな。ベッドも高いな。」チラッと思った。動いて体が傾くと転落する危険があった。介助する側のベッドの柵は邪魔になるので外している。ベッドの高さは1mほどになっていた。

ここでやるべきことは、ベッドの柵を付け、傾くであろう側にクッションを挟む。そして、高すぎたベッドを低くすること。 或いは噎せが沈静化し、しばらくしたら頭を下げて
ベッドを低くする。チラッと思ったけど私は眠ってしまった。過去の経験から、「まぁいいや」と、やるべきことを怠った時が危ない。こういう隙に必ずと言っていいほど事故が起きている。 

今朝8時、ドタッ! と鈍い音がして目が覚めた。「なんだろう?」母の方を見るとベッドに母がいない。その下に母が転がっていた。「しまった!!」飛び起きて母をチェック。左の額上が赤くなっていた。それ以外の外傷は見当たらなかった。だんだんタンコブとして膨らんできた。「タンコブは冷やす」と聞いたことがある。鉢巻き状のアイスノンみたいなのを頭に巻いた。本来は首に巻く物だ。

すぐに病院へ行きたいところだけど、2日間便がなかったので、昨夜便秘薬を飲んでいる。トイレの準備をし、母のズボンを下ろした。「あ!」既に便失禁をしていた。「こんな時に・・」幸い軟便じゃなかったので、そんなに手間はかからなかった。シャワーキャリーに座りながら朝食。その最中に排便があった。

なんだかんだ準備をしているうちに10時になってしまった。アイスノンみたいなのがズリ落ちるので「
熱さまシート」に変更し、主治医の病院へ。早速CTで検査。「出血は全くありません。骨も異常ありません。皮膚の打撲で済んでいます。今後、1ヶ月の間はくも膜下出血の可能性があります。嘔吐や痙攣、昏睡があったら注意してください。」くも膜下出血があった場合、発症から3時間以内の対処が明暗を分けるという。そして、打撲から12時間以内が最も発症の可能性が高いそうだくも膜下出血の前兆は他にもあるので注意したい。CT検査が終わった母は便失禁をしていた・・。

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検査後の病院で

悪いことした、痛かったろうに・・しかし、いつも私はこの手のミスを繰り返す。今日は色々なことがあった。家に戻っての排便で、シャワーキャリーの便が入った容器を倒してしまった。そして、担当者会議もあった。書きたいけど、もう無理。疲れたけど、全てが自分が撒いた種という、やり切れなさ。心がイガイガする・・。
夕食は、野菜のポトフ○・冷や奴○・もずく納豆玄米ご飯○。

2011年09月21日

台風直撃で小規模ホーム休止 & 追求するのをやめる (-_-)

8時、台風15号の影響で外は強い風雨だった。しかも、こっちに向かってやがるし!「どうしよう?休んだ方がいいかな?酷くなる一方だし・・」間もなくケアマネさんから電話。「今日は台風が来ているので休止させて頂きたいと思います。」「わかりました。」まぁ、私は大丈夫だけど、困る人もいるだろう・・。そういう人達は訪問ヘルプってことだろうか?うーん、母が入浴できないのがなぁ・・仕方ない。

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14時過ぎ・・浜松に上陸、風速は30mを超えた

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あ~!管理している空き家の屋根が・・ 
どうしよう?面倒なことになった・・

これだけ強烈な台風は、私が中学3年生の時以来。私が作った軒先は無事だった。後から柱を追加しなかったら崩壊していた。良かった-!

そして、明日は担当者会議だ。 現在、最大の問題である母の噎せに関しての。この会議に出席するのは、小規模ホームのケアマネさん・訪問看護さん・福祉用具の業者さんだ。私はそれぞれに言いたいことがある。特にケアマネさんには、正直言ってまだ言い足りない。先日まで、これを機に徹底的に闘ってやろうと思っていた。闘うって言っても、現状の悪い所を改善してもらうのが目的だ。

ところが、このケアマネさんのことを思うと・・「お前、そんなこと言えるか?去年、郵便屋になった時に助けてもらっただろ!?」意気消沈した。別にこのケアマネさんに恨みはない。悲しい顔も見たくない。このケアマネさんが潰れちゃうのも嫌だ。なんとも気の毒に思えてきた・・。大きな意味で小規模多機能ホームという介護施設の問題点が浮き彫りになっているのだと思う。これ以上追求するのはやめておこうと思う。怒るのも疲れるし、最低限言いたいことは言ったのだ。母の噎せの効果的な対処方が見つかれば十分だ。というか、ここ数日は噎せもなく状態がいい。
夕食は、野菜のポトフ○・肉まん○・プリン○。 

2011年09月20日

心に宿ったもの (・_・)

昨年あたりからだろうか?ふと思うようになったことがある。母の介護を終えた時、その後の自分は生きていけるのだろうか?いつの間にか介護が生き甲斐のようになり、母に対する思い入れも強くなった。

私は介護には不適格者だと思っている。
母に対する愛情は強いものの空回り。 しかし、介護に不適格者であろうと、なんであろうと私がやるしかなかったのだ。

特に混乱期の母に我慢ならず、暴力でねじ伏せた。頭でわかっていても、どうしても自分を抑えられなかった。この一線を越えてしまったら、なかなか元に戻れない。

母に暴力を振るってしまった自分が許せない。どうしても許せない・・。 これも認知症介護の悲劇か・・でも、自業自得。「母の介護を終えた時、自分の命も絶とう。それも悪くないな・・」そんな思いが私の心に宿っている。
夕食は、野菜のポトフ○・ニラ餃子△・卵かけ玄米ご飯△。 

2011年09月19日

次なるステージ & 介護歴10年以上でも初心者 (・_・)

母の嚥下能力が落ちているのがわかる。下がるばかりのエレベーターに乗っていて、ドアが開いている。「嫌だ!嫌だ!降りたくない!」と、もがいている状況のような。怖い・・。

介護も10年以上になると、介護職の人達は「凄いなぁ」と頼もしく感じるのかもしれない。だけど、介護には色々なステージがある。そのステージごとに初心者だ。怖いんだよ、わからないんだよ。だから介護の年数に関係なく、介護職の人達の助けが必要なんだ。
夕食は、野菜のポトフ○・冷や奴○・もずく納豆玄米ご飯○。

2011年09月18日

節電の効果と、その思い出 (^^;

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キッチンに設置した電源タップ

7月から地道な節電対策をしている。パソコンに繋いでいた古いオーディオ、これが電気を食うので廃止。パソコンも必要最低限の構成に変更。期せずして29インチのブラウン管テレビが壊れ、14インチのブラウン管テレビになってしまった。そして、冷蔵庫も冷えが弱くなり買い替えた。待機電力も結構ばかにならないことがわかった。家の中全部を見直し。必要に応じて電源タップのスイッチを入れる。

その結果、8月の電気代が12100円で、9月は9700円になった!そして、冷蔵庫も新しくした物が半月程度の計算なので、次はもっと貢献してくるだろう。これだけ効果が出ると嬉しい。

待機電力と言えば、母がその節電をやっていた。私はコンセントを抜かれるのが鬱陶しくて仕方なかった。でも、母が正しかった。主婦の立場から母はやっていた。それを非難する方が間違いだろう。実際、今は主夫の立場である私が、それと同じことをしているのだから。

認知症混乱期、母はコンセントをハサミで切る!という行動をするようになって参ったっけ・・。私は怒りまくっていた。でも、母は病気だから仕方なかった。頭でわかっていても怒ってしまった。その怒りってのは、一種のショック症状なんだと、以前テレビか何かで聞いた。母は病気で、私はショック症状・・どちらも仕方ないと言えるのかも?でも、やはり自分が悪いのだ。ショック症状でありながら自分をコントロールする・・難しい・・。

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今日は介護の合間にカブのタイヤ交換をした。バイクのタイヤ交換なんて何十年ぶりなんだけど、どうにかできた。これで安心して走行できる^^車・バイク・自転車と、その状況に応じて使い分けている。もっと活躍する時が来るはず。それは通勤かもしれないし、仕事かもしれない。少しでも可能性を広げたかった。

昨夜も噎せは大丈夫だった。今日も安眠できますように・・。
夕食は、野菜のポトフ○・カレーライス○。 

2011年09月17日

事務ケアマネ & 介護者のポーカーフェイス (・_・)

「いつもありがとうございます。昨日は排便がありませんでした。夕食後にアローゼンを服用しています。昨夜は噎せて落ち着いたのが3時過ぎでした。宜しくお願い致します。」 小規模ホームとの連絡ノートには、こんな内容が坦々と綴られている。こういう状態が3日も4日も続いたり、頻繁に発生していたら大変なのは明か。朝寝坊も頻繁になった。本来なら、ケアマネさんは何かアクションを起こさなきゃいけない。大変さや苦しみは経験者しかわからないけど、察することはできるはずだ。

小規模ホームのケアマネさんは、事務ケアマネと化している。
他の介護施設から移ってきた人達は驚くだろう。この施設の利用者家族は、皆思っているはず。だけど、介護施設に意見したり改善を要望するのは勇気のいること。「もう、私どもの施設では対応しきれません。他をお探しください。」なんて言われるのも怖いのだ。

私は確かに独りで抱え込むタイプだ。だが、そうなったのは周囲のせいでもある。「周囲が役立たずだから自分でなんとかする!」って思うわけだ。昔のケアマネさんに怒った時、「○○さんを見てると大変そうには感じられませんでした。」なんて言われたことがある。その言われようも変だと思った。「介護者は大変そうな顔をしていなきゃいけないのか?」って。介護者が誰から見ても疲労困憊しているのがわかったなら、時既に遅しかもしれない。本当は大丈夫じゃないのに、「大丈夫です」って言う人もいる。介護者のポーカーフェイスに騙されるなって。

昨日の朝、ケアマネさんから電話。「申し訳ありませんでした。早速カンファレンスをしたいと思います。」ということで来週カンファレンスをすることになった。
ケアマネさん、人間的にはいい人なんだけどな・・。「ケアマネ業を疎かにしている」って言葉は、彼女から出た。わかっているはず。「このままじゃいけない、でもこの現状だとできない」のかもしれない。私は介護保険法がどうの、と責め立てるつもりなんかない。この小規模ホームと、利用者側が妥協できる着地点はあるのだ。それは15日の日記に書いてある。 

昨夜は、寝付きに少し噎せ発生。横にして噎せを抑えた。噎せが治まって熟睡してから仰向けに。小規模ホームの後は朝まで大丈夫だった。
夕食は、野菜のポトフ○・ししゃも大葉フライ○・もずく納豆玄米ご飯○。

2011年09月15日

地獄の夜再び & 改善要望 (Θ.Θ)

昨夜は寝付きから噎せが発生していた。夕食の後半、少し噎せた。寝る前の水分補給でも噎せてしまった。23時過ぎ、どうにもならなくて、うつ伏せにして痰の排出。しかし、少ししか出ない。どうも喉の奥に痰があるようだ。そして、うつ伏せにした時、前歯で上唇が切れて出血。そうならないように気をつけていたんだけど・・。

1時過ぎ、吸引を決意。しかし、どうもうまくとれない。気管のあたりに粘っこい痰がある感じ。すぐに2回目実施するも不十分。深い場所の吸引が怖い。自分では難しい・・。母が噎せた状態で吸引を指導してもらったことがない。自分では限界を感じ、訪問看護にヘルプを決意。一度、母が噎せた状態でプロの手ほどきが必要と感じた。

「訪問看護の連絡方法」としてもらった貼り紙があった。何かあればベテラン看護婦さんが駆けつけてくれる。「緊急時連絡体制」という制度。毎月540単位で、利用したらその時間分の料金が発生する。現時点で、母の限度額は余裕がない。利用するなら、訪問リハを削るしかない状態だ。

そんなわけで、緊急時連絡体制に申し込みはしていない。でも、「緊急的なことが発生した時からの利用でいいですよ。何かあったら連絡してください。」と言われていた。今まで一度も利用したことない。でも、頼れる存在として、いつも私の心中にあった。

小規模ホームでも、緊急時に連絡すれば24時間いつでも駆けつけてくれる。しかし、看護師さんじゃない。今回は噎せなので、訪問看護が適切だろう。

訪問看護に電話をするも、留守番電話になってしまう。「あれ?おかしいな?他にあるのかな?」緊急時は、この電話から転送されて担当者に繋がると思っていた。契約時の書類の入ったファイルを見返しても、緊急時の連絡先がない。再度電話してみても留守番電話。蜘蛛の糸が切れた・・。

諦めて噎せている母へ、3回目の吸引実施。更に4回目の吸引。この時点で1時半だった。

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4回目の吸引後の母。涙目になってかわいそう・・。

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外に出て・・お月さん、助けてくれ! 

「もう吸引はやりたくない!徹夜だ!」徹夜を決意し、母の体を横にした。2時間おきに体位変換をする。もはやそれしか方法はなかった。3時半過ぎ、母を仰向けにしてみた。噎せないので様子見。

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4時、噎せもなく熟睡

どうやら私も眠って良さそうなので、床に就いた。8時過ぎ、どうにか起きて朝食。小規模ホームの連絡ノートに、昨夜の状況と「噎せの対処法を教えてください!」とダメ元で書いた。「きっと戻ってきた連絡帳は、スルーされているんだろうな?」と思っていた。でも、そうなると腹立つので電話した。

すると「ケアマネが夜勤で不在なのですが、皆で話し合いました。」と。私としては期待していなかったので、とても嬉しかった。そこでいくつか有り難い情報を得られた。

そして、母が帰宅後に訪問リハ。で、昨夜噎せて困ったことを皮切りに、「噎せの対処法の情報が遅すぎる。もっと早く情報を提供して欲しい。」と要望。小規模ホームのケアマネの現状も伝えた。看護師さんだったけど、ここでまた色々と有り難い情報が得られた。それと、緊急時連絡体制の電話番号がわかった。訪問記録のファイルの表紙にデカデカと書かれていた・・。これが発見できないって、平常心を軽く失っていたってことだろうか・・。

そして、21時過ぎに小規模ホームのケアマネさんに電話。「今、いちばん困っているのが夜間の噎せ。噎せの問題が深刻になったのは2年前。今になって噎せに有効な対処法が出てくる。もっと早くにカンファレンス(担当者会議)を開いて対策を話し合うべきだった。どんな些細な情報でも私は必要としている。」

「そして、1年以上利用者宅に訪問が行われていないのは問題だ。昨年も言ったのに全く改善されていない。小規模ホームを利用すると、ケアマネは変更できない。だからこそケアマネ業を疎かにしないで欲しい。」等々を要望した。

ケアマネさんも、現状が良くないことはわかっている。しかし、「やらねばならない」ってことを理解していない。改善しようとする意思もあまり感じられない・・。この小規模ホームには、利用者側から積極的にアプローチしないといけない。

個人的な考えで正直言うと、ケアマネの利用者宅訪問は、必ずしも 必要だとは思わない。大事なのはケアマネと利用者側のコミュニケーションが十分に取れているか否か?だと思う。マメな電話連絡や連絡帳でも作れば事足りる。ここぞ、という時に訪問してくれればいい。あくまで私の場合のこと。

しかしながら、それでは不十分な利用者がいるってことだ。定期的に訪問し、実際に家の中を見て状況を把握しなければいけない人達がいる。何気ない会話の中から双方に重要な情報が得られることもある。家の中を見て「ここに手摺りがあれば、より安全ですね。」なんて提案もできるわけだ。定期的な訪問は決して軽んじてはいけないはずだ。
夕食は、野菜のポトフ○・チキンハンバーグ○・卵かけ玄米ご飯○。 

2011年09月14日

便秘対策に発芽玄米 & 食事を1時間以内にせよ! (・_・)

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白米2:発芽玄米1

便秘対策のために、野菜のポトフを母には毎食食べてもらっている。効果てきめんで便秘薬も必要ないほどだった。母のような状態で、こんなに野菜を食べている人はいないかも?ところが、昨年の12月頃から効果がわからなくなった。現在はアローゼンという漢方便秘薬を飲んでもらっている。

今日から新たな対策として、発芽玄米(発芽玄米の効能)を食べてもらうことにした。以前もやったことがあるけど、効果は不明だったような?というか、続かなかった。今日からは朝食も発芽玄米の梅粥。夕食も発芽玄米にした。

実は、昨夕からの予定だったけど、母にまぐろの寿司を買ってしまった。私は別メニューで発芽玄米を食べていた。そしたら、今日は何回も便通があった。私は便秘じゃないんだけど、明らかに違う。とにかくやってみる。なんだけど、夕食後にアローゼンを飲ませてしまった。何やってんだ・・ダメじゃん!

そして、噎せ対策として食事を1時間以内にする。昨日は失敗したけど、今日はギリギリ1時間だった。でも、飲み込む力が衰えているのがわかる。食後、凄く疲れている様子だった。やっぱりお粥にしようか?「お粥は噎せやすい」とも言われているけど、それはトロミ具合が影響しているようだ。(2011年7月20日の日記参照

午後のおやつは桃だった。中身が黄色い黄金桃?これが、どうも固い。普通の桃にすれば良かった。食べやすく切ったのに口中に停滞する。ミルで細かくすることに。

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このミル(ミキサー)、普段は錠剤を粉末するのに使っている

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ここまでする必要なかった・・

そう言えば、この桃。 新しい冷蔵庫の野菜室で2週間保存していた物。状態は殆ど変わらず。ついでに他のも書いておこう。葉ネギは1週間全く変わらず。茄子は1週間で表面が少し柔らかくなった程度。2週間物の茄子もあるけど、ヘタが変色していた。ミニトマトも1週間ほぼ変わらず。バナナは1週間で皮が薄茶色になり食べ頃に。キャベツ(1/4)は切り口と表の皮がしなびたけど中身はOK。大根も切り口が少ししなびただけ。葉ネギだけ買ってきたままの袋入り。その他はラップなし。野菜が長持ちするのは本当だった。概ね1週間は大丈夫って感じ。

で、現在23時過ぎなんだけど、母が噎せまくっている・・。どうにも酷くて、うつ伏せにして痰の排出をしている。昨夜は大丈夫だったのに・・。今夜はどうなってしまうのか?あ~・・。
夕食は、野菜のポトフ○・冷や奴○・発芽玄米○。

2011年09月13日

噎せの原因を探れ! (・_・)

昨夜も噎せて痰の排出を2回したものの、うまく出ず。ベッドの頭を少し上げて沈静化したのが2時過ぎ・・。なぜ夜間だけ噎せるのか?枕の高さは効果的だけど、何か他に原因があるはず。

日中に昼寝しても噎せることはない。夜間だけ噎せる・・ひょっとしたら、疲れの影響じゃないだろうか?夕食後、一日の疲れが出て嚥下の能力も低下する。よって、唾液が飲み込めず噎せてしまう。これなら夜間だけ噎せる説明がつく。 

対策としては、夕食を1時間以内にすること。1時間以上ダラダラと食べるのは、嚥下能力にも影響するし、胃への負担にもなる。母が1時間以内で食べきれる食事を提供することが鍵となる。

「早速、今日から始めよう!」 と思った。夕方スーパーに買い物に行き、「どうしよう?何にしよう?」と迷っていた。すると、いかにも柔らかそうなマグロの寿司を発見してしまった。ところが、この寿司に2時間もかかってしまった。ダメじゃん!

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主夫の買い物スタイル

夕食は、野菜のポトフ○・まぐろ寿司△。

2011年09月11日

休日を楽しめない (-_-)

16時過ぎ、母が泊まりから帰宅。6月までは3泊4日を月1回。7~8月は3泊4日を月2回。今月からは2泊3日を月2回にした。私にとっては介護から解放される貴重な休み。ところが有意義に過ごせない。釣りに行くとか、バイクでどっかにツーリングとかすればいい・・と思う反面、その気になれない。

兄が何もしないお陰で草刈りやらなんやら、やるべきことは山ほどある。でも、放置してグダグダ過ごしている。そのことに罪悪感や虚しさを覚え嫌気もさす。自分の状況に不安になったりもする。それでも、 母のトイレやご飯も心配しなくて良いので、私には有り難い時間には違いないのだけど。泊まりを1日減らしたのは、そういう妙な休日を減らしたかった。減らしたことによって、むしろもっと有効な使い方をするのかも?なんて思った。でも、変わらなかった。まぁ、いいか・・。

それと、3泊4日は母には気の毒かな?って思った。更には節約もあった。3泊4日を月2回だと、小規模ホームの利用料が約55000円にもなる。泊まりは1日2000円+食費(朝食は冷凍した物を持ち込み)だから、約3000円。2日減らせば50000円以内で済むわけだ。50000円以内で抑えたい。

夜間安眠できない状態だったから、完全休息として善しにしても良いのだけど。いずれにしても自分次第・・。
夕食は、野菜のポトフ○・カレーライス○。

2011年09月08日

噎せ再発 & 不消化便 (-_-)

昨夜、寝始めから噎せ発生。だんだんベッドの頭を上げて行き、様子見。でも、一向に治まらず痰の排出をした。枕を高くしてから初めての痰の排出だった。枕を高くしてもダメなのか・・噎せ対策の決定打と期待していたのに。なぜだ・・。

先日、小規模ホームから「便は出ましたが、軟便で不消化便でした。」と言われた。消化されていない納豆が目立つらしい。今日、家で排便があった。軟便じゃなかったけど、指摘された通り納豆のお姿が・・。

心当たりがあった。定番の「もずく納豆ご飯」だけど、意図的にご飯の量を減らして作っていた。夕食の食べ過ぎが夜間の噎せに関係しているのかも?なんて思ったからだ。今日の昼食で、同様にもずく納豆ご飯を作った。すると、ろくに噛まずに飲んでいた。ご飯の量を減らしたので、シャビシャビな状態だった。ご飯の量を減らしたら、もずくの量も減らして調整しないといけない。

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刻んだピオーネ

昨日、種なしピオーネが安かったので買ってきた。「これなら母も食べられるだろう」ところが、ダメだった。口中で停滞していた。丸いまま残っていた。今日は、刻んで食べてもらった。でも、少し口中に停滞した。

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圧力鍋で作った大根煮

先日、夕食のメニューに悩み、苦し紛れに作った大根煮が旨かった!母も食べやすく、私にとっては貴重なメニュー。しかし、大根だけじゃなく、人参や里芋でも入れろって気がする・・。でも、野菜のポトフも食べているから問題なし。いや、食べ過ぎ・・。
夕食は、野菜のポトフ○・大根煮○・ガーリックライス○・ピオーネ○。

2011年09月02日

枕をもっと高く (・_・)

昨夜も少し噎せ発生。枕の下にクッションを入れて高くして様子見。その後、沈静化した。

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今日は先手をとって最初から枕の下にクッションを入れた。母の背中が思いのほか丸まっているので、これくらいの方が良いのかも?う~ん・・。
夕食は、野菜のポトフ○・焼き茄子○・もずく納豆ご飯○。

2011年09月01日

疲れる・・ (-_-)

昨夜、3時頃に少し噎せるもベッドの頭を上げて治まった。

疲れるのはトイレ介助。なんであんなに疲れるんだろう?確かに重いけど、やけに疲れる。凄い疲れる・・。
夕食は、野菜のポトフ○・冷や奴○・もずく納豆ご飯○。
プロフィール
はじめまして!Tomy(S39年生まれ・男)です。認知症の母(昭和2年生まれ)を在宅介護(2人家族)しています。当初はレビー小体型認知症で、進行した結果、レビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症の混合型に至ったようです。家族が認知症になったら、どうしたら良いのでしょうか?今後、どのようなことが起こり得るのでしょうか?認知症介護の問題に直面している方を応援しています。

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