aamall

2007年09月

2007年09月25日

2回も転倒 (-_-)

右膝の関節炎は、以前より良くなっている。だから介護テーブルを利用して立位もどうにかできるようになった。しかし、不安定なのは変わりない。日中、調子が良いので少し運動しようと歩行器を使った。しか~し、すぐにバランスを崩し、支えきれず床にゴロン。私がクッションになって怪我はなし。やっぱり歩行器は使えない。だめだこりゃ!

今度は就寝前の着替えの時。立位がきつそうなので、パイプ椅子に座ってもらった。介護テーブルが邪魔になったので移動しようとしたその時、母はパイプ椅子に座ったまま右側にゴロンドカン!「なんだよ、ふざけんなよ!ちきしょー!」襖戸に頭を打ってしまった。見たところ怪我はないようだけど。こんなんじゃタンコブ事件も自分が疑われるに決まってる・・。

下腹部から股周辺と広範囲に発疹もできてしまった。なんでだ!毎日清潔にしてるのによ~!しかし、やばいよ、やばいよ・・腰が痛い。腰が悲鳴を上げている。転倒した母を力ずくで引き起こしたから尚更だ。母を椅子から起こす時は、巨大な桜島大根を抜くような感じ(抜いたことないけど)。もうたまらん・・。

デイサービスでは、母の介助は2人体制。一人じゃ無理がある。でも、家では一人でやるしかない。連続しての在宅介護が厳しくなってきたので、そうならないようにデイサービスを利用している状態。これが老々介護だったら在宅は無理だろう。重すぎる・・。
夕食は、カレーライス・コーンスープ・牛乳。

2007年09月18日

発熱・・ (´_`)

最近の暑さで、また発熱が出るようになった。昨日はデイでまた37.7度の発熱。今日は家で37.0度ほど。午前中は低いくらいだったのに。どうもデイに行った時の方が高くなる傾向にある。環境の変化が影響してるのかも?就寝前なんか、もう疲れ果てた感じで焦ってしまったほど。この暑さは思いのほか母の体には影響してるのかもしれない。

今日、家でも37.5度以上なら病院へ行こうと思っていた。怖いのは誤嚥性肺炎。家でももっと警戒しておくべきか。なるべくトロミの料理にしているけど、いい加減なもんだ。やっておくに越したことないな。
夕食は、冬瓜の鶏肉煮・ご飯・牛乳。

2007年09月16日

歩行器は失敗 爪も剥がれた (´_`)

だめだだめだだめだ・・・・危なくて使い物にならねぇ!今後も転倒を繰り返すのは間違いない。先日は後ろからバランスをとっている状態から、支えきれずそのまま後方に倒れてしまった。私がクッションとなり、ゆっくりだったので母のダメージはない。しかし、私が右ひじを痛めてしまった。倒れた状態でも母は歩行器を離さない。天を向いた歩行器・・。ちょっと滑稽な感じだった。

自分でも後で「なんで支えれなかった?」って思う。踏ん張って踏ん張って、それでいてどうにもならなくなって倒れる。バランスのとれる体制に修正するけど、母はそこで安定しない。三半規管がおかしい状態かも?バットに頭を付けてグルグル回って真っ直ぐに走るゲームがある。真っ直ぐに走れないで転んでしまう光景を見たことあると思う。力があってもそんな状態の人を支えるのは難しいのは明らか。先日の転倒は、そんな例えがわかり易いかも?足が弱っているだけじゃなく、三半規管もおかしいかもしれない?

就寝前、歩行器を使用して着替え。バランスがとれなくて四苦八苦。その時、床に何か白い物体が落ちていた。実は、先日めくれた母の足の指の爪だった。絆創膏で保護してたのに、破れてしまった。またやっちまったよ・・。しかし、まるで出血なく痛がりもしない。剥がれるのも時間の問題だったのかも?指を保護するために靴まで履いていたんだけど、寝る前に脱がしてしまっていた。

歩行器は失敗したなぁ。少なくとも現時点では使える代物じゃない。ちょっとやそっとでは動かない平行棒の方が良かったかも・・。今後は椅子を活用して要所で立ってもらうのがいいだろう。立つ時の支えは介護テーブルかな。平行棒もレンタルするかもしれない。私が選んだ歩行器はレンタル対象商品じゃなかった。

シャワーキャリーの方は、とても役立っている。扱いにも慣れてきた。狭い浴室でも要所で立位保持させるスペースも確保できるようになった。車体を半分浴室から出してしまうのだ。しかし、オプションで付けた安全バーは、使い勝手が悪くだめだめ・・。
夕食は、野菜カレーライス・冬瓜の中華煮・野菜ジュース。

2007年09月15日

連絡ノートの重要性 (^-^)

昼過ぎにデイサービスから電話。熱が37、7度にまでなったので風邪薬を飲ませます、ってことだった。実は今朝36、5度と、母にしては高めだったので連絡ノートに記載しておいた。主治医が処方してくれた風邪薬も先月から持参するようにしていた。薬を飲んだ結果、母が帰宅した時には36、6度にまで下がっていた。

しかし、凄い汗をかいていたな。咳をしているでもなく、体温の調節がうまくできなかったのかもしれない。こういう時のために常時薬を持っているのは、双方にとって安心感がある。対処も早くなる。薬がなければ病院へ行くことになったろう。しかし、主治医の病院は、土曜午後は休診。薬があって良かった。

タンコブ事件からデイは確実に変わった。それ以降、何回か電話をもらっている。連絡ノートも温かみを感じるようになった。タンコブ事件の以前は無機質だった。この無機質な感じって言うのは、私が言うまで連絡ノートがなかったせいかと思っている。あるにはあったけど、それは施設側の書き込みスペースしかない物だった。家族とのコミュニケーションがほとんどできていなかったんじゃないかと思う。タンコブ事件で、私もやり過ぎた感じがある。ただ、「ここまで動く人なんだな」って思っただろうし、気持ちが伝わってくれたと思う。うれしいなぁ・・。

多分どこの通所介護施設も家族との連絡ノートなる物があると思う。施設側は、何か注意事項はないか知りたい。家族は施設でどんなだったか知りたい。送迎時に口頭で伝えるのは、忘れる場合もあって確実性に欠ける。連絡ノートは、家族と施設との重要なコミュニケーションツールだと思う。

1
母が初めて通ったデイケアの連絡ノート

2
現在のデイサービスの連絡ノート

この違いは一目瞭然なわけ。上側は、私の書き込みに施設側はバイタルのみ。これは、特にひどい部分を抜粋した物。ただ、ほぼこんな状態が数年続いた。当時、初めての施設で「何も書いてないってのは、特に問題がなかったってこと。寂しいけど、こんなもんか・・」などと自己解釈していた。他を知らないから、そういうもんだと思ってしまう。そのうち、連絡事項を記入しても、まるで伝わらないことが頻発。問題が出てやっと、このノートの重要性に気がついた。それで「書いても何も伝わらないじゃない?どうなってんですか?」って言ったことがある。結局、簡単には改善されないままだった。

このノートの書き込みって、結構手間なんだけど、その重要性をわかっているかどうか?いや、わからないわけない。わかっているはず・・なのにできないって、やはり何か問題があるってこと。家族側も全く何も書かない人もいるわけだけど。施設側が何も書いてこなければ書く気も失せるだろう。
夕食は、梅わさび茶漬け・冬瓜の中華煮・牛乳。

2007年09月13日

福祉用具購入 今後の必需品 (^-^)

1
シャワーキャリーは、安全バーと便器が付いている。
便器か・・できるならトイレでお願いしたい。

2
歩行器は折り畳み式じゃない物を選択。
前脚を少し高くしておけば、前方には倒れ難くなる。

思った通り、とてもいい感じ。これらの福祉用具は、私一人の介護において強い味方になってくれるはず。

3

4

立位保持だけが目的だったけど、後ろから二人羽織のようにして歩行器を操ると歩ける。いずれにしても歩行器使用の場合は、細心の注意が必要。写真撮ってるくせに・・。今後、歩行器での立位もできなくなったら、朝はベッドで着替えだな。車椅子も活用するしかないだろう。
夕食は、キムチ納豆卵ご飯・ゴーヤチャンプルー・牛乳。

2007年09月12日

まるで福祉用具展示会 (^^;

1
伸縮可能な平行棒(152cm~232cm)
左下はピーコの尻尾

凄いな・・伸縮させるのがワンタッチじゃなく、ネジ止めなので気軽にできない。そして重い。前の方がいいかな。でも結局、平行棒はやめることに。毎回毎回、巨大な平行棒を持ち出すのも面倒。それから、平行棒の端で立つと、母は前方に進んでしまう。歩いて欲しくない時に歩いてしまう。歩きたい一心なのか、前方に体重が掛かると歩いてしまのか?前方にガードがないから、転倒の危険もある。機動性が高い歩行器にしよう。

2
2種類の固定式歩行器(立位保持だけに使用予定)
どちらも折り畳むことができる。

少し試してみたけど、結構使えそう。左のほうが安定感があっていい。でも、この2つはボツ。実は折り畳みは便利なんだけど、怖い面もある。畳んだ状態から開くと、カチンと音がしてロックするようになっている。ちゃんと開いたつもりでもロックされていない場合がある。完全にロックしてないと危険。以前の施設でも転倒事故があった。今朝、早速私もやってしまった。すぐ気がついたけど、またやってしまうかもしれない。これって結構危ないと思う。カチンという音は、耳の遠い人には聞こえないかもしれないし。別ので折り畳み式じゃなく、もっと安定していそうなのがあったので、そっちを購入することにした。

3

昨日の残り物もあるけど、全部手作り。でも、母には量が多すぎたようで・・実際に食べたのは2/3程度。
夕食は、ゴーヤチャンプルー・冬瓜と鶏肉の煮物・かぼちゃ煮・ご飯・牛乳。

2007年09月11日

トイレびちゃびちゃ (^^;

今朝、シャワーキャリーでトイレに。でも、オシッコが便器の外へ。床はビチャビチャ・・座り位置が少し浅かったようだ。しかしなぁ、背骨が曲がってるから、あれ以上は難しい。大便より増しだからいいけど。午後からは歩行介助でトイレに行けた。
夕食は、冬瓜と鶏肉の煮物・かぼちゃ煮・ご飯・キムチ・お茶。

2007年09月10日

危ない介護の転換期 (・_・)

昨夜から落ち込んだまま朝を迎える。悪いことしたなぁ、痛かったろうに・・。爪を触ったらパカ~ンとめくれたのはショックだった。私も足の親指の爪が同様になったことあったっけ。とにかく、落ち込んでたって仕方ない。動かねばならない。剥がしてしまった右足の指の爪と、右膝を診てもらいに主治医の病院へ。そのため、今日はデイを休んだ。

足の指は、絆創膏で保護しておくだけで良いそうだ。次の爪が生えてくるまで時間がかかるけど仕方ない・・。化膿して膿みが出たり、赤く腫れたら診せに来て、と。入浴も可能で一安心。悪化した右膝も診てもらった。膝の水を注射器で抜いた。6~7ccほどの少し黄色い液体が出てきた。10cc以内なら多くはないそうだ。そして痛み止めの注射をして終了。

ついでに母の認知症は混合型なのか聞いてみた。当初はアルツハイマーだけだったのが、レビーにもなり脳血管性にもなり・・という感じ。重度になれば、なんらかの混合型となるそうだ。レビーは、特にアリセプトの量に注意する必要があるとか、なんとか・・。医師の説明を文章にするの難しいなぁ。その場では、わかりやすく色々言ってくれたのに、私の記憶に残ったのはこんなもん。それも少し危うい・・。病名をきっちり特定するには、細胞を摂取して調べないといけない。解剖しないと無理ってことみたい。さまざまな角度からの所見で特定するのが現状らしい。認知症の知識も経験も浅い医師と、そうでない医師・・やはり大きな差はあるわけで・・。

昨夜の居間での転倒は、薬の影響でもある。食後、眠くなる痒み止めを飲んでもらった。そしてトイレで尿が出るまで粘ってしまった。尿は出たものの、母の体は眠っていたのだ。お腹も満たされた所で眠くなる薬じゃ当たり前。それを考慮しなかった私が悪い。主治医に、この薬のことを言うと「あの薬は眠くなるからね。半分にすると言うより、飲まないでいいよ」中止だ、中止。

病院から戻ると、福祉用具の業者さんが、長さが伸縮可能な平行棒を持ってきてくれた。シャワーキャリーは、同型のを注文した。今後、どうしても必要だ。私自身も色々調べたけど、多分これがベストチョイスだろう。使い勝手が悪い部分もあるけど、よく考えたらちゃんと意味があった。この業者さん、さすがだなぁ。数ある中から色々考えた上で一品を持ってくる。感動すらしてしまった。

償還払いの返還は、翌月にされるはずだと言う。介護度の更新月に当たると、遅れることもあるとか。以前のは更新月だったかも?それと固定式の歩行器(立位保持するためだけ)のサンプルも持ってきてもらうことになった。平行棒か?歩行器か?母の足の状態次第なんだけど。両方レンタルして、必要なかったら返せばいい。平行棒を買ってしまうのは少し怖い。あんなでかいのが無用の長物になったら困る。

母の介護は、転換期に入った。今までの介護は通用しない。この転換期が非常に危ないと思う。介助歩行ができることもあれば、できないこともある。立位保持ができることもあれば、できないこともある。以前のような感覚で介護すれば、昨夜のような事故を招く。今朝は慎重を期するためベッド上で着替えた。寝る時もベッドまで車椅子を使用した。この状況に慣れていないので、危険がいっぱいだ。慣れていないだけ、できないことないさ。

しかしなぁ、慎重を期せば母を歩かせないことになる。貴重な生活リハビリを奪うことにもなってしまう。その結果、完全に歩けなくもなってしまう。まったく・・難しいねぇ・・。最近のドタバタで腰がシクシクと痛み出している。
夕食は、納豆・ご飯・味噌汁・キムチ・牛乳・ミニトマト。

2007年09月09日

シャワーキャリーを試す (´_`)

今日はシャワーキャリーを試した。歩行介助できるかもしれないが、歩行できないことを想定している。ベッドから起こし、平行棒に立った所で便失禁。ズボンを半分下げてシャワーキャリーに座ってもらい、浴室へ。ぐで~~ん、と座ってしまい早くも厄介な様相・・。どうにか服を脱がし、姿勢も正す。そしてシャワー。母は、なんの負担もなく気持ち良さそう。立ってくれないと、しっかり洗えない・・。二人いれば全身を洗うのは容易いことなんだけどな!

座面の穴の部分はどうなっているか覗き込む。肉付きの良い母は、座面の穴から尻の肉がムニュ~と出ている・・。どうなんだ、これ?座り位置を調整して、体を拭いてトイレへ。便が出るも、尻に付着・・ウォシュレットするも、目標を外れてはみ出た肉を洗う・・。また浴室へ。浴室の洗い場は、1畳あるかないか?の狭さ。悪戦苦闘の末、どうにか立位保持させてシャワー。体を拭いて居間へ。介護テーブルを利用して下着を着せて一段落・・。こ、こ、これは凄い重労働だ・・。

8

就寝前、トイレで粘ってもらい22時過ぎにやっとオシッコが出た。そこから居間へ歩行介助。しかし、途中で崩れ落ちた。力ずくで持ち上げ、平行棒へ。しかし、支えるのがやっと。椅子に座ってもらう。着替えをしてベッドに寝かせた。その時にパジャマに血が付着しているのに気がついた。なんだこれ!

母の右足中指から血が出ていた。爪が剥がれてしまっている。居間で母が崩れ落ちた所にも血が・・。居間で崩れ落ちた時か、起き上げた時に爪を剥がしたのだ。また厄介なことになった。何もかもが嫌になった・・。
夕食は、麻婆豆腐・ご飯・味噌汁・牛乳・ミニトマト。

2007年09月08日

レビー小体型認知症 病名の特定 (・_・)

先日ケアマネさんから「レビー小体型認知症って聞いたことありますか?」って電話があった。「あぁ、今の主治医に指摘されてますよ?」「あ~、やっぱり・・」みたいな会話になった。(経緯は5月15日の日記参照)レビー小体型認知症について、私も詳しく説明を受けていないので、自分でざっと調べた程度だった。実はレビー小体型認知症は、薬に敏感だそうで、薬の量に気をつけねばならないらしい。

先日、皮膚科から処方された痒みを抑制する薬。眠気が起こる薬だった。ただ、小児用だったのでそのまま飲んでもらっていた。なんで皮膚科の医師が小児用にしたのか?「これは効かない場合もあるので、1週間だけ試してください」と、慎重になってわざと小児用にしてくれた。

その薬を飲んで行ったデイで、母は終始ウトウトしていたと言う。それを目撃したケアマネさん(認知症について猛勉強しておられる)が「薬が強過ぎるんじゃないの?」と、教えてくれた。そして、母の今までの経過(レビー小体型認知症の症状)からして、「レビー小体型認知症じゃないの?」って思った。私も症状は母と合致していると思う。幻覚や異常行動なんか凄かったし・・。

というわけで、昨日から痒みを抑制する薬の量を半分に減らしている。その結果、終始ウトウトはなくなった。もう少し増やしてみようかな?抗生物質は、減らすと効果がないとか。素人にはわけがわからん。まぁ、母に限らず誰でも薬の量ってのは難しいことに違いないだろう。

薬に敏感なのは、以前の薬を多用する医師の頃、私も感じていたこと。それでも、量は気を使っていた。毎週診察あったし。新しい薬を使う時は、すぐに様子を聞いてきた。強い、と言えば減らしてくれてもいた。ただ、「認知症」「アルツハイマー」とは言われたものの、「レビー小体型認知症」とは言われていなかった。今の主治医以外は、全員がそうだった。医師の治療方針もそれぞれで、薬ではなく日常生活での機能訓練や介護の仕方に重きを置く・・など医師によってまるで違う。

今の主治医の最初の診断では、アルツハイマー+脳血管性だった。その後、レビー小体型認知症の疑いも指摘された。母はアルツハイマー+脳血管性+レビー小体型認知症の合併症?なんと!トリプルコンボ!さらにパーキンソン症候群等々が仲間に加わる・・。

病名を的確に特定できる医師と、できない医師の差は大きいと思う。大き過ぎるよなぁ・・。今頃になって病名特定されたって・・。今の主治医に最初からお世話にっていれば・・どうだったかな?と少し思ってしまう。でも、レビー小体型認知症の特定は、非常に難しいらしい。今の主治医は、「レビー小体型認知症 疑い」となっている。以前の母を見ていないせいだろう。ただ、私がまとめた経過や症状からレビー小体型認知症と思ったのが真相かもしれない。

参考サイト:ドクター・コウノ

夕食は、冬瓜とベーコンの中華煮・シイタケの卵かけご飯・味噌汁・牛乳・ミニトマト。

2007年09月07日

平行棒の活用と償還払いについて (・_・)

今朝の寝起きで平行棒を試してみた。立位を保つことができたものの、短時間でないと危うい。下手すれば前に倒れる危険がある。平行棒の間に椅子を設置して、ズボンを着替えたら、すぐに座ってもらった方が安全だろう。そのような使い方をすれば十分活用できそうだ。就寝時の着替えにも使ってみた。朝より安定している。テーブルを利用するより、姿勢も良くいい感じだった。他に固定式の歩行器も使えそう。前方にガードがあるし、コンパクトなのもいい。平行棒は、横向きにもなれて歩行訓練にも活用でき、汎用性がある。う~ん、迷うな。

シャワーキャリーを介護保険で購入すると、償還払いになる。全額払って数ヵ月後に9割が返還される。約10万円最初に必要になってしまう。全く、やさしくない・・。現状では業者さん優先。おかしいよ、やっぱり。弱者はどっちなんだか?そして、シャワーキャリーのレンタルはないそうだ。ケアマネさんによると、区分があって対象外という。平行棒はレンタル可能なんだよな。購入する場合は、全額自己負担。

「身体障害者の日常生活用具の給付」で購入するとどうなのか、役所に聞いてみた。年間9万以内なら、シャワーキャリーは購入可能だそうだ。こっちは、最初から1割負担でできる。しかし、申請して許可が下りるまで約1週間かかるという。さすがお役所仕事。すぐに必要だと言うと、申請時に早急であることを伝えれば、考慮はしてくれるとか。なんか、あまり期待できそうにない感触。

福祉用具が欲しい!と思った時には、早急に必要であるケースが結構多いと思うんだよな。いや、福祉用具ってそういう物だろう。現場のこと考えてない。給付対象品目には、命にかかる物だってあるんだから。申請期間を待つうちに何かあったらどうするのか?ってんだ。介護保険を優先させるってこともあったような気がするけど。役所の人間ってのは、そういうことを疑問に持たないのかな?役所の人間が、いざ自分がそういう立場になって、初めて「なんだ、これ不便・・」なんて思うのが落ちだろう。

今回、業者さんから借りた平行棒とシャワーキャリー。「身体障害者の日常生活用具の給付を利用するかもしれない」と、言うと業者さんの声が曇るんだよな。最初に全額もらえる介護保険の方が嬉しいわけだ。業者だって苦しい?そう、この業界全体が苦しい状況だから、全体が弱者とも言えるかも・・。
夕食は、冬瓜とベーコンの中華煮・チャーハン・味噌汁・牛乳・ミニトマト。

2007年09月06日

活路を見出せ!平行棒とシャワーキャリー (・_・)

今朝も歩行困難と立位保持が困難で偉い目に遭ってしまった。このままじゃ非常にまずい!何か対策をしなければならない!先日、腫れてしまった股も一向によくならない。掻くもんだから、真っ赤になって出血さえしている。これもお手上げだ!しばらく絶望感に呆然とし、狼狽した状態だった。動かねばならない・・。

排便後に、どうにかシャワーを済ませた。その後、皮膚科に連れて行った。車の乗り降りも必死、幸い台風の雨は弱く助かった。塗り薬は何もなし。何もしないで洗って清潔にするだけで良いそうだ。ばい菌が入って腫れているのだろうから、抗生物質を飲んで様子を見ることに。それと、痒みを緩和する飲み薬も処方された。

昼に家に戻って、食事介助しながら悩む・・。歩行困難と立位保持が困難になった介助をどうするのか?まだ寝たきりにさせたくない。ベッド上での着替えにも、とても抵抗がある。失禁していれば厄介だし。それも慣れなんだろうけど。前の施設でベテランがやっている様子を見たけど、凄い手際がいい。私は下手糞なままだった。

福祉用具のカタログを見てみる。良さそうなのが、平行棒とシャワーキャリーだ。平行棒は、以前から良さそうだとは思っていた。平行棒なら立位保持できる可能性がある。ならば着替えも楽になる。シャワーキャリーは、乗せたらそのまま浴室に行ける。また、乗ったままトイレの便座上まで行くこともできる。更に座面の下に便器を取り付けることもできる。簡易トイレにもなってしまう優れもの。

早速、福祉用具の業者さんに電話で相談。サンプルを用意するので、試用して使えるようだったらレンタルでも購入でもしてくれれば良い。使えなければ返却しても構わない、と言ってくれた。シャワーキャリーは、定価が約11万円。介護保険で1割負担で購入できるそうだ。誠に有難いことであります。平行棒は、定価が約3万円。

そして、16時過ぎにケアマネさん登場。その後、業者さんがサンプルを持って来てくれた。なんと早い対応だろう。もう、感謝感激。初めてベッドをレンタルした時も、当日対応してくれた。平行棒と、シャワーキャリーを実際に試してみる。トイレも浴室も狭く、段差もあるので細心の注意が必要。母は平行棒に捕まって立位を保持できた。その立ち姿に感動・・。ただ、朝の状態が悪い時に立位保持できるかは疑問が残る。

「平行棒がある家なんて見たことない」と、ケアマネさんが笑う。頼むよもう、苦肉の策なんだから。確かになかなか圧巻な光景に笑えなくもない・・。置き場所はどうにか確保できる。廊下に設置している家はあるんじゃないだろうか?しかし、どんどんドツボに嵌って行く・・。

この平行棒は、上の白い棒の部分だけで150cm。全体は約180cm。コンパクトなのは、ないそうだ。もうひとつ、別の平行棒もお試しに使ってみることになっている。そっちは、長さが伸縮でき、152cm~232cm。ちょっとした歩行訓練ができそう。シャワーキャリーも、母を乗せて浴室やトイレにも行くことができた。この平行棒とシャワーキャリーが打開策となってくれれば良いのだけど?

1

2

夕食は、冬瓜と鶏肉の煮物・ご飯・味噌汁・牛乳・ミニトマト。

2007年09月04日

浴室パニック HELP ME! (-_-)

昨夜、睡眠薬を飲んで寝た私は大寝坊。やはり睡眠薬はだめだな、寝起きも悪い。排便のため、母を起こそうとすると、便失禁していた。寝坊した私が悪い。しかし、手で便を触ったので掛け布団にも便が付着。いきなり起こすと、体が動かず転倒の原因になる。ベッドの背を起こして、しばらくして浴室へ誘導。

しかし、腰が落ちる。これまで、どうにかシャワーもできた。しかし、今回は様相が違う。どうにも踏ん張れないで崩れ落ちる。体制を整えようとするも、手摺りだけは強力に握って離そうとしない。必死に転倒を防ぐ。やばい!椅子が欲しい!浴室の椅子は普段は邪魔なので別の部屋に置いてあった。崩れ落ちようとする63kg?の母を一人で支えるのは難しい。

あれやこれや体制を変えても安定しない。にっちもさっちも行かなくなった。「だ、だ、誰か!助けてくれ!」と、思ってしまった。この場所では助けを呼ぶ術がない。どうにか立位を保持してくれた隙に椅子を取りに行って助かった。でも、これは失敗だったと思う。椅子を取りに行った数秒に転倒しかねない。ゆっくり、床に寝かせてから椅子を取りに行くのが正解じゃないかな?でも、そこから起こすのが問題だけど。何もかも椅子を用意していなかったために招いたこと。そう、前から危険な状況にあったのだ。

便まみれで股を掻きまくったせいで、股も腫れてしまった。この前は、便が硬く、力んだせいで便ショックに。新しい入れ歯は、前の入れ歯に戻した。出血があったのだ。炎症もあるので治さないといけない。立位保持ができなくなってきた。やばい・・。立位保持ができる介護は終焉を迎えている。この先、私には全く自信がない。気力は母の介護に奪われる・・。
夕食は、冬瓜と豚肉の煮物・ご飯・豚汁・牛乳・ミニトマト。

プロフィール
はじめまして!Tomy(S39年生まれ・男)です。認知症の母(昭和2年生まれ)を在宅介護(2人家族)しています。当初はレビー小体型認知症で、進行した結果、レビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症の混合型に至ったようです。家族が認知症になったら、どうしたら良いのでしょうか?今後、どのようなことが起こり得るのでしょうか?認知症介護の問題に直面している方を応援しています。

Tomyの介護記録 HP版

介護仲間の掲示板

 購読する

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村

月別アーカイブ


copyright © 2001-2015 Tomyの介護記録 all rights reserved.