2007年02月
2007年02月28日
裾上げをマスターせよ (^^;
この前頼んでおいた母のズボン、裾上げが必要だった。店に頼むと料金がかかる。今まで必要な時は、接着剤でごまかしてきた。しかし、剥がれてきたりしてしまう。意を決してやることにした。ミシンを使うのも久しぶりで悪戦苦闘。どうにか裾上げをすることができた。ついでに自分のジーパンも裾上げ。
少し曲がったりするけど、自分だから許せる。ミシンでまっすぐ縫うのは難しいもんだなぁ。こういうことがあるたびに「母って凄いな・・」と、今更ながら有難さを実感する。家事・炊事・育児に仕事・・やはり女性ってのは偉大だな・・と思う。
夕食は、餃子・ご飯・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月20日
出血が止まる (^-^)
今日も出血はなし。どうやら出血は治まったようだ。今回の謎の出血は参ったな、もう・・。これも経験と受け止めるしかないか。「誰しも悪気があったことじゃない」最近、この言葉が私の中での流行り。嫌なことがあった時、気持ちが楽になる。何はともあれ、大きな問題はなかった。これが何よりだろう。
でも、本来切除するはずのポリープ。手術に消極的なのは仕方ないことなんだろうか?高齢だからって・・。数年後、ポリープが悪化した時には、更に高齢になっている。ポリープの切除は簡単だったような覚えがある。「早期発見、早期治療」と言うけど、高齢者は蚊帳の外のような気がする。長生きしないでいい・・と暗に言われている気もしてしまう。
どうにか完成
夕食は、寿司・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月19日
すっきりしない診察 (-_-)
今朝、母の出血はなかった。今日は、痔の治療で有名な胃腸肛門の専門病院を受診することに。実は痔の手術で、父も兄もお世話になっている病院だ。結構近くにあって、有名人も来ているという。そして、厨房には元ホテルのシェフ。とても病院とは思えないような食事が出るという。兄が入院した時には、ステーキが出たり驚いたそうだ。あ~、入院してみたい・・?ただでさえ憂鬱な入院生活、こうやって食の楽しみがあるってことは有難いことだろう。病院で本当は食べて体力を付けないといけないのに、食が細い人。これってまずいってのも影響してるんじゃないかな?
さて、この病院に10時半の到着。凄い混んでいて、約1時間待って診察。まだ1時間なら良い方。もっと大きな総合病院に行けば2時間近く待たされるのだから。そして、全て終わったのが、13時半だった。
医師の診察は、すっきりしなかった。なぜかって言うと、肛門を視診なしで、指を入れ触診。「便が近くまできているので、浣腸をします。全部はできませんが、大腸の検査をした方がいいでしょう」とのこと。そして、浣腸で便を出してから大腸の内視鏡検査。そしてポリープを複数発見。その後、診察の説明を受けた。「小指の大きさのポリープは、本来切除します。しかし、高齢で体の負担を考えると、今すぐ切除する必要性はないでしょう。ガンに変化するにしても、長期間有しますから。他のポリープは、良性ですから全く問題ありません。今飲んでいる便秘薬の量を増やすなどして、便を毎日出すことが大切です。そうすれば自然と便は柔らかくなりますから。何かご質問はありますか?」
ポリープがあって、その説明はわかったよ。でも、肝心のことに触れないんだよな?私が知りたかったのは、出血はどこだったか?ってこと。「結局、出血はどこだったのですか?」「今は出血はないようです。大腸よりも上の内臓の出血ならば、血はどす黒くなります。大腸もきれいですし、大きな問題はないでしょう」回答になってない・・。「今回の出血は、固い便により肛門周辺が切れて出血した、と言うことでいいですか?」「そういうことですね」
なんだよな~?肛門周辺を視診してないから、曖昧な回答しかできないんじゃないの?「肛門に出血したと思われる傷口があります。そこから出血していた、ということです」私はまず、この言葉が欲しいんだよ。なんで、こんなモヤモヤする説明なんだろ?触診で全てわかってるのかもしれないけど。医師の中では「全く問題ない」と処理されて言う必要もない?私は頭の回転が悪い上に、待ち時間に眠る寸前に呼ばれ、ああいう質問で終わってしまった。医師を尊重してのことなんだけど。
こうやって日記で回想していると、色々思ってくる。まぁ、実際に医師の前では、強烈な突っ込みは言い難いものだと思うけど。今後もお世話になる可能性もあるかもしれないし。結局、こちらから「何か便秘薬を処方してください」と頼んで漢方薬を処方された。塗り薬は必要ないか聞き忘れてしまった。もういいよ、ボラギノール塗ることにする。
夕食は、いわしの味噌煮缶詰・ご飯・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月18日
陰部か?肛門か?思わぬ落とし穴 (-_-)
心配だった母の出血。今朝のパッドには血がなかった。しかし、だんだん出血が見られるようになってきた。夕方、ポタリ、ポタリと出血があったので、再度確認することに。すると・・肛門から出血していた。
やっと謎は解けた。肛門が高い位置にあるわけで、出血すると陰部に伝わる。しかも陰部が血を溜め込むような事になっていた。そして、パッドには陰部の位置に血が付着する。陰部が血を溜め込んだ状態の時に見ると、陰部から血が垂れている状態だった。これじゃ、陰部からの出血だと思い込んでも無理ないだろう。
《 謎の出血の経緯 》
14日 最初の出血で私は肛門だと思った
(肛門にボラギノールを塗る)
↓
15日 出血はなかった
(肛門を確認してみるも、わからず。
デイサービスの看護師の意見を聞くことに)
↓
16日 デイサービスAでは、出血があるものの
出血箇所は不明とのこと
↓
17日 デイサービスBで、出血は陰部と指摘される
↓
私はそうか、陰部だったのか!と思い込む
(パッドの血液付着位置からしても陰部だと思う)
↓
医大の救急を受診。救急の医師が肛門ではなく、
陰部からの出血と判断
(私は経過を話し、肛門かもしれないとも伝えてあった)
↓
婦人科の医師の診察では「異常はなし」
(救急の医師に性器出血と言われたので肛門を疑わなかった)
↓
その夜、私は陰部からの出血を確認
(陰部を消毒)
↓
18日 私は肛門からの出血を確認。
(胃腸肛門の専門病院を受診することに)
なんだかなぁ・・。母は便秘で、血は鮮血のよう。切れ痔かイボ痔の可能性が高いと思う。しかし、まだ楽観はできない。明日、胃腸肛門の専門病院を受診しようと思う。肛門と内部にボラギノールを塗ってみた。
夕食は、餃子・ご飯・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月17日
謎の出血 (-_-)
朝、昨日のデイサービスから電話。その後、母に異常はないか?という確認だった。転倒した翌日の朝に「大丈夫だろう」とは思っても確認の電話をするあたり、ちゃんとツボを押さえてる。さすがだなぁ、と思った。
夕方、母が帰宅し、今日のデイサービスの看護師さんから「出血は肛門ではなく、陰部からのようです。トイレに行くたびに出血が確認されますので、婦人科の受診をお勧めします」とメッセージ。過去3年の間に、陰部から乳白色の液体が出て婦人科に2度受診している。いずれも炎症ということだった。その時、子宮がん検診もしていて異常なしだった。今回のような出血は初めて。
デイサービスの看護師さんに電話して出血の量がどんなレベルか聞いてみた。すると・・「ポタ、ポタ、という具合に結構量がある」という。トイレのたびにそんな状況なのだそう。ちょっと、ただ事ではないことを感じ始める。トイレ介助をすると、パッドには血が染み込んでいた。ウォシュレットで洗うと、便器が血に染まった。「なんだこれ!」これは月曜とか言ってる場合じゃない。
もうすぐ18時、夜間救急室に電話して、今から診察してくれる病院を紹介してもらった。ちょっと遠くの医大だった。空腹では、かわいそうなので即効で夕食を作り食べてもらった。行く前にトイレ。やっぱりパッドは血に染まっていた。パッドに付着した血の場所からしても陰部だと思う。断続的に出血している。母は痛みがないようだった。
雨の中、19時に医大に着いた。救急の非常に若い女性医師の診察。「肛門ではないようですね。性器出血です。今から婦人科の医師を呼びます」婦人科の医師が来て診察。股関節が固いので、診察も難しい。おまけに母は抵抗するので、凄く体格の良い若い医師も応援に来た。医師二人と看護婦、そして私も参加しての診察が始まった。膣内の所見は異常なし。「CTは?」「ぶっ壊れてます」「じゃ、エコー検査」という医師の会話。
なんだそれ?それで救急当番?大丈夫かぁ?・・。エコー検査の結果、子宮も異常なし。膀胱も異常なし。その他も異常は認められなかった。尿検査と血液検査も終わった。途中で看護婦が抜けて3人で母を抑えたり、体位変換したり、足を開いたりして皆が汗だく・・。「炎症もないし、傷もないしポリープもありません。子宮も膀胱も異常ありません。尿もきれいですし、貧血でもありません」医師が首を捻る。「パッドには確かに血が付着していますね。でも、今は出血がありません。とりあえず緊急性があるとは思えません。今後も出血があるようでしたら、外科を受診してみてください」
まさか、出血の原因が不明なまま帰ることになるとは思いもしなかった。21時過ぎに家に帰ってパッドを見ると、やはり出血していた。寝る前にもう一度確認すると、明らかに陰部からポタリ、ポタリと血が垂れていた。やっぱり内部に何か異常がある。明日、様子を見てまた別の病院の婦人科で診てもらおう。
これ以上の状態のパッドを医師も見ているのに
場所を特定できないとは・・
私はヘトヘトに疲れ果ててしまった。しかし、母は疲れも見られず元気だった。実は先日の「春一番」が噴いた日に結構雨が降った。壊れた土管から水が溢れ出し、通路にかなりの量の水が溜まってしまう状況だった。だから、早急に修復する必要があった。壊れた土管を掘り起こし、U字ブロックを埋めてエンビ管で接合・・なんて工事を昨日からしていた。今日は途中から雨が降ってきて、食事もする暇もなく雨の中、工事していた。だから余計に疲れてしまった。
面倒くさいよー・・
夕食は、中華丼・お茶。
2007年02月16日
施設での転倒 (・_・)
携帯にデイサービスから電話。介助中に支えきれず崩れ落ちた感じで、ほんの少し頭をぶったそう。全然問題ないようなので一安心。施設での転倒というのは、100%防止できるものじゃない。むしろ、いつ起きてもおかしくないと思う。マンツーマンじゃないから仕方ない部分もある。在宅で私が付いていながらも転倒してしまうことも度々だし。施設側も注意しているものの、それでも起こり得る。いい加減な施設なら、その危険性は更に高まってしまう。1cmの段差でも転倒してしまう。骨も弱くなっているので、簡単に骨折もしてしまう。
施設で大怪我をした場合、施設側は状況説明と今後の対応と対策をしっかりしなければいけない。その経緯や状況次第では、やはり納得できないケースも多々あるだろう。家族側がいちばん嫌なのは、施設側に到底納得できないような大きな過失があった場合だろう。そういう怪我が元で介護が更に大変になってしまうし。そういった場合、損害賠償に発展するケースもある。不慮の事故か否か?その事故を予見できたのに対応を怠った、として損害賠償が成立した判例もある。
施設側としては、頭が痛いことなんだけど。家族側としても、それまで「施設に大変お世話になって感謝している」という気持ちが強く、訴訟まで発展しないケースも多いと思う。
以前、母が施設で転倒して大怪我をした時、その後の対応があまりにひどく、損害賠償も少し考えた。でも、私も職員であって、そこまでしなかった。やはり、そういう場合の対応が悪いと大きな遺恨を残すことになる。事故後、お金がどうのこうのでなく、親身になって心情を察し、誠意ある対応をしてもらうことで私は気持ち的に救われたのだ。その後、大怪我した場合などのことを考えて、母に傷害保険をかけようと思った。しかし、「認知症の方はお受けできません」という回答だった。少しごねたものの、「事故の可能性が非常に高い」という理由だった。
デイサービスの看護師さんに、痔かどうか意見を伺った。私よりわかると思ったのだ。「判断できかねます。トイレのたびに少量の出血があるので受診をお勧めします」とのこと。聞いた私が馬鹿だった。医師じゃないから下手なことは言えない。家では出血はなかった。
夕食は、焼き鮭・ご飯・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月15日
ウエスト100cm (^^;
母のズボンが少々きついので、ゴムの入れ替えでもしようと思った。しか~し、そのように作られていないんだな、これが・・。使っているうちに伸びるかと思いきや、幅3cmもある頑丈なゴムは、その気配もない。仕方ないので、乱暴なやり方でゴムを切断。少しは緩くなった。母のウエストは何cmあるのか?と、測ってみたところ100cm。110cm位かと思っていたけど。紙オムツもLLじゃないとだめ。LLだとMより2枚ほど枚数が少ない。少し悔しい。
数日前、ショッピングセンターの婦人服売り場で「大きなサイズ」のコーナーでズボンを物色。いちばん大きなサイズは4Lだった。今のズボンが4Lで少しきつい。合うズボンがない・・。時折見かける体格の良い人達は、どこで買っているんだろう?母より体格が良い人はたくさんいるんだけどな?別の婦人服売り場で5Lを発見するも、どうも小さい。サイズが上限100cmまでだときつくなってしまう。店員に聞いてみると、あるズボンを持ってきて「今、在庫ないですが、このひとつ上のサイズなら大丈夫かと思いますよ」問屋にあるか確認してもらうことに。でも、どこかに売ってるはず。
痔の方は、再度確認したところ問題ないようで様子見することに。痛みもないよう。それよりも優先しないといけないのが、歯肉の腫れ。折れた歯の根元に食べかすが残っていたりすると、炎症してしまう。薬を塗っているけど、一向に改善しない。歯磨きの時も痛そうで、表から見ても少し膨らんでいるのがわかる。
歯医者に電話すると、今日予約ができた。歯医者でレントゲン撮影。あっと言う間に撮影完了。他の歯医者では、何回も何回も撮っては失敗、はなからレントゲンを撮らない所もあった。レントゲンと言っても色々あるみたいだけど、この歯医者はとにかく手際がいい。「虫歯ではなく、歯肉が炎症しています。消毒しますから様子を見てください」水で洗浄して消毒。これもすぐ終わった。念のため、塗り薬と口中洗浄液を出してもらった。
夕食は、いわし刺身・ご飯・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月12日
痔かも? (・_・)
はぐきも最近、腫れてきている。折れた歯が残っていて、そこに食べかすが入って炎症を起こしてしまう。う~ん、両方とも薬で様子見。痔のことを調べていたら、怖くなってきた。う~ん、もう一度あれがなんだったのか見て病院へ行くか決めよう。というか、行った方がいいな・・。
夕食は、鮭缶・納豆・ご飯・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月11日
水分補給について (・_・)
私達でもそうなんだけど、一日に必要な水分量をちゃんと摂れているだろうか?水分不足が認知症の発症に影響があるとの説もあるようだ。この真相は別として、母は水分不足だったと思う。母は一日中庭仕事なんかをやっていた。多分、水分の補給は十分できていなかったに違いない。健康な成人の場合、一日の水分必要量は2500ml(食物に含まれる水分も含む)とか。高齢者の場合、1500ml~2000mlとか。これも諸説あって一概には言えないみたいだけど。最低でも1500mlは摂る必要があるみたいだ。
飲み物からの水分補給と、食事からの水分補給のバランスも必要みたい。2000ml必要として、食事からの水分が1000ml、飲み物からの水分が1000ml、合計2000mlという感じ?ちなみにmlとccの単位は同じ量。母のような状態だと、「喉が渇いた!」とは言ってくれないので、周囲が意識して飲ませてやらないといけない。
上記の表は、母がデイサービス利用時の物。家での摂取量は、実際にやっている数値。だから、デイサービスでは600mlを飲ませてくれれば十分な摂取量になると思う。それでも私が食事で味噌汁などの汁物をさぼると、一気に補給不足になってしまう。水分補給は、かなり意識していないと不足してしまうことがわかると思う。
デイサービスの日はまだいい。問題は在宅の日。何か他のことをやっていると忘れてしまったりしがち。忘れないようにアラームなんかかけておいた方がいいのかも。私はデイサービスに大きな容量の吸い飲みを渡して、補給量がわかりやすいようにしている。母は以前、夏に脱水症になって危なくなった時がある。心配な方は、ケアマネさんに相談したり、施設に聞いてみると良いと思う。
夕食は、寿司・すりりんご・野菜ジュース。
2007年02月10日
フットバスの効果は? (^-^)
母は心臓が肥大化していてポンプ機能が衰えていると診断されている。昨年の話、デイサービスでフットバスをやっているけど、主治医の了解を得る必要があった。心臓に何か問題がある人は、場合によっては、良くないそうなのだ。主治医は「お母様の場合、やっていいですよ。フットバスは、血流を良くし脳にも刺激もありますから。足裏にツボが集中してますからね。」と了解を得て現在に至る。
昨日、ホームセンターで2500円の格安フットバスを目撃してしまい衝動買い写真は昨日の物。早速、寝る前に母に試してみた。
お湯を入れてスイッチオン。何も言わなくなって大人しくなった・・。気持ち良さそうな感じではある。
足の指を広げるグッズも使用。血行を良くし、筋肉の疲れを取るとか。フットバスの使用後は、明らかに良い色。
私も試してみたけど、やっている最中「こんなもんかな」程度だった。でも、終わった後に歩いて「お!」と思った。足が凄く軽い!すっきりして爽快感もある。私でこれだけ感じるってことは、母には尚更効果があるかもしれない。このフットバスの難点は、保温機能はあるものの、まるで役立たず。そして凄くうるさい。少し熱めのお湯にすれば15分は大丈夫だから問題ないかな。後は故障しないで長く使えるかどうか?
夕食は、いわし刺身・ご飯・牛乳・野菜ジュース。
2007年02月09日
上着はズボンの内側? (-_-)
信頼し、頼りにしているデイサービスなんだけど、ひとつ気になる事が前からあった。母の服装だけど、私はいつも肌着はズボンの内側に入れ、上着は外に出している。しかし、このデイサービスから帰ると、上着までズボンの内側に入れられていた。こんなことが、この施設特有の現象と言っても過言じゃないほどの頻度で起きていた。
まだ暖かい季節で軽装の頃には、「ん?」と思ったものの、敢えて問題視するには至らなかった。例えば、夏にTシャツをズボンの中に入れるか、外に出すかは人それぞれ。特に真夏の頃は熱がこもらないよう、上着はズボンの外に出しておきたい気持ちはあった。冬になり生地の厚いトレーナーを着て行った帰りにも、トレーナーはズボンの内側に入れられていた。「あれ?こういうことするかな?これをやった人のセンス?」多分、これはトイレ介助の時、ズボンを上げる時に発生していると思う。母のズボンのウエストは、少しきつめだから尚更気になる。
そして、今週の水曜日は、セーターを着て行った。すると、またまたズボンの内側に入れられていて、母のウエストはギュウギュウに締め付けられていた。巾着を締めたような格好なわけ。私達の一般的な感覚からしても、セーターまでズボンの内側に入れないだろう。これをした人は、こういうセンスの持ち主なのか?
私の疑問は確信に変わった。この行為には、なんの思いやりも配慮もない行為なのだと。その人の服装のセンスをぶち壊そうと、ウエストが窮屈になろうとお構いなし。人ではなく、物を扱う行為と同じだと私は思った。母が訴えれないから、私が察して言う必要がある。
でも、この行為に何か意味があるのか考えてみた。歩行に支障がある?そんなことないな。う~ん、私にはわからない。特定の人物の癖なのか?私の気づかない意味があるかもしれないので、それを含めこの一件をデイサービスの連絡帳に記載。特に意味はないようで、今後気をつけるとのこと。私はその人の癖だと思う。その人に私の思いが伝わり、今後は修正してくれればそれで良い話。
夕食は、さば缶・カニスープ・ご飯・野菜ジュース。
2007年02月08日
通路完成 (^-^)
どうにか通路も完成した。素人なんで、これが精一杯。これで安全度は高まり、ヘルパーさんも少しは楽になるだろう。雨の日に車椅子のタイヤが泥だらけになって、玄関が汚れることも防げるし。この通路の両側に手すりを付けて、歩行練習の場にするのも良いかも?
横に移っている古い車と古いバイク・・。もはや13年前の車なんで、細かい不具合も出てくる。よからぬ警告灯が点いたり消えたり・・センサー不良なのがわかってるからいいけど。この前は今まで見たこともない警告灯が点いたり。今、壊れたら困る!車高が高いので、母の乗車はきつい。それでも、どうにか乗車させることができる。現状で買い替えは無理。バイクは15年ほど前の物。去年、再生しようと思ったけど、既に私の技術じゃ修理できない状態。エンジンは、1000回ほどキックすればかかるんじゃないかな?このバイクでは、西は広島、東は福島まで走り回ったっけ。いつかまた、バイクで北海道に・・。
ケアマネさんから、ショートステイを数日利用するよう促されている。緊急事態の時に、いきなりの利用は好ましくない。ショートステイ側も一度試してから、本格的な利用を勧めている。どんな人で、どんな感じか母をある程度掴んでおきたいのだ。「暖かくなってから」と誤魔化しているのだけど。以前見学に行ったショートステイの施設。あれでもショートステイとしては、よくやってくれているという。
母は退院してから、驚異的な回復力で復活してくれた。退院直後はひどかった皮膚の状態も、見違えるほどに良くなった。現在、とても安定している。この良いリズムを崩すのに抵抗があったり。そう、この流れをキープしたいと思うんだよな。う~ん・・。
夕食は、まぐろ刺身・ご飯・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月07日
帽子の持ち主見つかる (-_-)
とばっちりを受けたデイサービスから「帽子は見つかりましたか?」とノートにあった。もう一方からは連絡もない。電話してみたら持ち主がわかったそう・・。でも、だんだん腹が立ってきた。持ち主が判明したのに黙ってるってのが私は気に食わない。元々そっちがミスって、あちこち迷惑かけたのに。私と疑いをかけたデイサービスに電話して報告すべきだ。私はこういう無神経が凄く嫌い。私の摩周湖の気持ちを小一時間語ってやろうかと。そもそも、他人の名前が書いてある帽子をそのまま着用している・・やめておこう。何もかも帽子が悪いだよ!ってことにしておこう。誰も悪気はなく・・日記にだけ書いて水に流そう。
この前、通路にコンクリートを打ったけど、今日は表面の仕上げ。早く終わると思いきや、悪戦苦闘で夕方までかかってしまった。こんな疲れるとは思わなかった・・。途中、セミの幼虫が穴から出てきたのを発見。暖冬とは言え、いくらなんでもセミは早いよな?まさか羽化するのか?家だけこの時期にセミに鳴かれるのも嫌だよな・・。木に掴ませようとしたものの弱っているみたい。穴に戻して通路をいじっていると、ピーコがセミの穴の前でペロリという顔をしていた。食べやがったか!ペトペトペト・・まだ乾いてないから歩くなよ!足跡が・・。
車椅子の通路 まだ未完成
夕食は、イワシの生姜煮・ご飯・味噌汁・牛乳・野菜ジュース。
2007年02月05日
たかが帽子、されど帽子 (-_-)
土曜の夜、母の荷物の中から見知らぬニットの帽子が出てきた。この帽子のせいで、私は摩周湖のごとく深く心配することに・・。裏にちゃんと名前が書いてあった。本人、或いは家族は帽子がなくなって不憫な思いをしているかもしれない。デイサービスで他の人のが混じったんだな、と思い電話。しかし、その名前の利用者さんはいないそう・・。この時点で厄介な帽子だと、なんとなくわかった。
金曜日に別のデイサービスに行っているので、そっちの利用者さんのかもしれない。しかし、その日の荷物の中にあれば気がつくはず。でも、確信も持てない。おかしいな~?もう21時過ぎてしまったので、そっちのデイサービスにはFAXで確認を要請しておいた。そして、今日、確認を要請しておいたデイサービスより一向に電話がないので、こちらから電話してみた。「帽子のことですか?こちらにはいません」やっぱりな。
さて、帽子の名前の該当者は、両施設にいなかった。やはり土曜日に利用した施設で紛れ込んだ可能性が高い。母の帰りに渡して再度確認してもらうことに。ドライバーの人に渡すと、見覚えがあるそう。多分、これで所有者に戻るだろう。なんで名前が違うのを持っているのかは、定かじゃない。誰かにもらったのかもしれないし、間違えて持ったままなのかもしれない。
実は以前の施設で、帽子で悩んだ出来事があった。全介助の男性の利用者さんがいた。性格が激しく接し方が難しかった。脳梗塞の影響で、ほとんど話すこともできない。でも、頭はしっかりしている。手足も自由がきかない。家ではベッドで寝たきり。その人(車椅子)を送迎車に乗せ発車。しかし、その人が物凄い形相で暴れだした。尋常じゃない暴れ方で、停車。
どうしたのか?色々聞いてもわからない。いちばん心配な痛い所もないそうだ。でも、物凄く怒っている・・。その人に接した今までの経験から、服装に神経質だってことを思い出した。ベストも着ている、靴も履いている、ボタンも外れていない・・。すると、いつも被っている帽子がないことがわかった。「帽子がないことですかね?」その人は笑顔になり、大きく頷いた。すぐさま家に戻って奥さんを呼んで帽子を持ってきてもらい、事は治まった。
他の人でも「着けてきたはずのマフラーがない!」と騒がれたこともあった。実は家に忘れていていたのだけど。以前の母も時計やらバッグやら自分の持ち物に関して、心配し執着心もあった。他の利用者さんを巻き込んでのトラブルもあった。この帽子の持ち主が、以前のような母だったら「帽子がない!帽子がない!」と、家で探しまくる可能性もある。
そんなこんなで利用者さんの持ち物に軽視はできない。たかが帽子、されど帽子・・。しかし、名前の該当者がいない・・という厄介な帽子、勘弁してくれよ。
夕食は、マーボ豆腐丼・味噌汁・牛乳・野菜ジュース。
2007年02月02日
バナナアレルギー (^^;
デイサービスの帰り、ヘルパーさんが何やら浮かない表情。「お母様、バナナアレルギーでしたよね。実はおやつにチョコバナナが出て、一口食べて気がついたんです。申し訳ありませんでした・・」そう、母はバナナアレルギー。バナナを食べると蕁麻疹が出る。でも、つい食べてみたくて食べてみる。やはり蕁麻疹が出る。そんな母を見たことがあった。昔、バナナは高級フルーツだったようで、不憫な思いをしてきたのかもしれない。
実は認知症が進行して、その症状はなくなった模様。私が思うに、それは自己暗示じゃないかと思う。過去にたまたまバナナを食べた時に蕁麻疹が出た。それがトラウマになって「また出るんじゃないかな?」と、思いながら食べて、また蕁麻疹が出る。それも、たまたまかもしれない。でも、2回もなると疑問が確信に変わるだろう。私も同様に「とろろ」を食べると腹痛になることがあった。2回続けて食べて腹痛になると「自分に合わない食べ物なんだ」ってことになる。結局、私はそれでも食べて大丈夫だとわかった。だけど、唇が腫れて物凄く大きくなっている感覚に襲われるんだけど。でも、その原因もわかっている。長芋の成分である、なんとかカルシウムだかの結晶が皮膚に刺さってのことなのだそう。
母は認知症が進行して「バナナを食べている」という認識がなくなった。以前のような「バナナを食べたら蕁麻疹が出る」という自己暗示から開放されたのだと思う。しか~し、バナナアレルギーで検索すると・・
「バナナが食物アレルギーを引き起こす恐れがあるとして、厚生労働省は加工食品などに使用する場合、原材料にバナナが含まれていることを表示するよう、製造業者らに推奨することを決めた。」
と、出てきた。バナナは「アレルギー物質を含む食品」なんだそうだ。母は認知症になって体質が変わったのか?それとも自己暗示から開放されたのだろうか?
なんで認知症になってバナナを食べさせたか?と言うと、それは前の施設にある。家ではもちろんバナナを食べてもらうことはなかった。最初は私が施設に言い忘れていた。でも、蕁麻疹が出たので「バナナアレルギーなので食べさせないで欲しい」と伝えた。その後、確か一度、看護師から「バナナを食べさせてしまいました」と報告があった気がする。しかし、その後も施設ではバナナを食べさせていた。
私が入社して初めてバナナを食べていることに気がついた。「あれ?母はバナナアレルギーだから、バナナはだめなんですよ?」「え?前から食べてますよ?」「なんだ、それ・・」こんな調子だったわけだ。それ以降は、家でもバナナに特に気を使うこともなく至っている。今回の件・・私が気になるのは、代替のオヤツがあったかどうか?「周囲が食べているのに、自分だけがない・・」という気持ちにさせていないか?ということ。(後にケアマネさんから、他の物に切り替えました、と知らされた。)
今日、やっと通路にコンクリートを打った。面積にして畳2畳ほどで、深さ6cmほど。しかし、ここにコンクリートを満たすには425kgも材料が必要だった・・。コンクリートをこねくりまわしたおかげで寒さも忘れた。でも、これで終わりじゃない。最低5日はシートを被せて養成(乾燥)が必要。その後、モルタル(セメントと砂を混ぜた物)で表面を仕上げる。土木関係の仕事してる人って凄いな、本当に。体力だけじゃなく繊細じゃなきゃ良い仕事できないよな。
夕食は、うな丼・味噌汁・野菜ジュース。
2007年02月01日
警戒体制 (-_-)
私の風邪?は急速に回復。もはやなんともない。高熱が出た夜、凄い寝汗をかいた。その翌日は大事をとって休息。そして、今日は全然平気だった。母に移るのを最も恐れていて、定期的に母の体温をチェック。就寝前に37,2度と微熱。部屋が暖かすぎていた影響もあるのかも?念のため、母には風邪薬と強壮剤を飲んで寝てもらった。昨年、母の退院と共に加湿機能付きの空気清浄機を導入している。ウイルスも抑制する効果があるとかで期待しているのだけど・・。
通路の工事に手間取っていてイガイガしている。この前ブロックを埋め込んだ所の、その先をやっている。レンガで通路の縁取りをし、中にコンクリートを流し込む計画。しかしね、調べると案外と奥が深いことがわかった。コンクリートの混合比率は、セメント:砂:砂利=1:3:6の割合だという。そして、できるコンクリートの量が砂利の量(6)だそうだ。は?じゃ、砂とセメントはどこに行ったんだよ?それは砂利の間に入り込むので0になるという。1:4:6にすれば出来上がり分量が7になるってことらしい。
そして、冬に縮み夏に膨張するので、それを吸収する目地も必要になる。で、この通路の先端に大問題がある。先端の地下に土管があり、その土管(排水管)を車で踏んで粉々にしてしまっている。しかも、4mも・・。これが原因で尚更、この通路は雨の日にはヌルヌルになる。これも自力で直そうと企んだ。土管を掘り起こし、塩ビパイプで接合、そこへUの字ブロックを被せ保護するというもの。しかし、大変なので先延ばし。まずはその土管の手前までの通路を作ることが先決。何やってんだかなぁ・・。
夕食は、コロッケ・中華雑炊・野菜ジュース。