2005年12月
2005年12月18日
ボロボロの歯 (´ヘ`;)
この転倒以降、自力での歩行が困難な状態になった。この怪我以降、母の歯はボロボロになってしまった。先日も貴重な歯が1本抜けた。更に数本抜けそうだ。入れ歯を作ったが、また抜けると入れ歯も装着できなくなってしまう。
歯医者は「治したいけど認知症のため普通の治療ができない」と・・。何回か頼み込んだけど、だめだった。治療中に動いたりすれば怪我をするし、先生の指を噛む危険だってある。入れ歯を作るのだって大変だった。今は定期的に通院し、虫歯の進行を遅らす薬を塗っている。これが精一杯なのか?母が不憫で仕方ない・・。
夕食は、かきフライ・味噌汁・牛乳。
2005年12月16日
転倒→救急車 (´ヘ`;)
朝、失禁で濡れた衣類を着替えさせるのはいつものこと。ひとつだけ違っていたのは、替えのオムツを用意していなかったことだった。いつもは、着替えの衣類やオムツ一式を揃えてから、母の着替えをする。「あ、オムツを忘れた」と、わかっていながら「まぁいいか」これがまずかった。
台所で母にテーブルを支えに立ってもらう。順次脱がせて体を拭き、着替える手はず。途中、オムツがないから、すぐ近くへ取りに行った。ほんの1m先の棚の上にある。母から離れ、様子を見ながらオムツを取り・・この時、母はバランスを崩し、レンジ台の角に後頭部をぶつけて転倒したのだった。何もできなかった・・。「おい!何やってんだ、ちきしょー!」優しくない自分。「面倒かけやがって」という気持ちだった。母を引き起こす時、ポタポタッと血が落ちた。
まずいことになった・・。傷口を見ると2cmほど割れていて、血が止まらない。慌てふためいてティッシュやらタオルやらをあてがう。「どうする?どうする?どうするよ?」5分ほどで血が止まった。意識もあるし、消毒して病院へ連れて行こう。と、消毒してガーゼを当ててテープで止めて・・「止まんないよ!」また血が出てきた。「もうお手上げだ!救急車を呼ぼう!」
速攻で着替えさせ119番。「救急車が来るまで止血していてください。今、○○から向かっています」やけに遠くの救急隊だ。案の定、10分以上待つことに。その間に、血は止まったようだ。首を固定し、担架に乗せベルトで体を固定。私も救急車に同乗。行き先は医療センター。なのに妙な方向へ曲がった。道知らないのか?ぐる~っと遠回りして医療センターに到着・・。一刻を争うような命の危険があった場合、あれではまずいんじゃないの?病院へ到着すると、やけに大人数が出迎え。まじですか・・。
傷口を縫合し、点滴。CTの結果は異常なし。でも「脳が凄く萎縮しています」と指摘された。そう、これは既にわかっていたこと。脳が本当にスカスカなのだ。怖い、見たくない・・考えたくない・・。「今は脳に出血とかはありません。しかし、数時間後、或いは数ヵ月後に出血する可能性があります。12時間以内がいちばん危ないです。異変に注意してください」病院を後にした。
家に帰って遅い昼食後、部屋の大片付けと模様替え。私の部屋の隣に母のベッドを移動した。私の部屋とは簡単な間仕切り。引き戸を開ければ同じ部屋。これでいつでも監視できる状態に。12時間も無事経過、しかし疲れたな・・。
夕食は、弁当・牛乳。