Tomyの介護記録

またまた夕食を用意した直後に不穏になった。鬼と化した私は、母の頭や顔面を引っ叩いた。「食え、この野郎！」何度も何度も・・。手が鼻に当たってしまい、ボタボタッと鼻血が出てしまった。手で顔を覆う上からも叩いて私の手も腫れてしまった。

力づくで夕食を食べさせた後、何もかも嫌になり家を飛び出した。異常な母に異常な自分。どうして我慢できなかったのか？どうしてあそこまで叩いたのか？わからない・・。優しさのあまり苦しむ。優しさなんてない方が気は楽かもしれない。悩まずに済む。

なぜショートを使わないのか？不思議に思う人も多いだろう。第三者の目なら私も「ショートを使って少し離れた方がいいでしょう」と言うと思う。じゃ、当事者の私はどう思っているのか？できることなら使いたい、というのが本音。でも、認知症にはショートをうまく利用できるタイプと、そうでないタイプがあると思う。母は典型的な後者だ。レベルダウンも怖い。

介護をして行く上で必要な要素がある。わざと抽象的に書くが、内部的要素と外部的要素。内部的要素もお粗末なら、外部的要素もお粗末だ。私の結論は、ショートを使いたくても使えないってことだ。そして、足が止まっている状態に近い。腰が重い。最近の母は特に醜い。皮肉なことに、そこに光明がある。行くとこまで行ってしまえばレベルダウンも何もない。いずれお粗末なショートを気兼ねなく使える時が来るかもしれない。
夕食は、納豆・いわし（母）・味噌汁・トマト。

「勝手口に大量のウンコをした！」と、兄から報告があった。兄が全て掃除をしてくれたそうで助かった。家に帰ると不穏でどうしようもない状態・・。「おい、しっかりしろよ！このままじゃ家にいれなくなるぞ。もう、とても家じゃ面倒が看れない。施設に入ってもらうぞ！」意味が通じないのだから、宣告も何もない・・。それにず～っと預かってくれる施設だってまだ見つかっていないのだから、意地悪な発言だ。

今まで月～金をデイケアを利用していた。７月から月～土をデイサービスにすることにした。デイケアは、割と元気な人が多く母は孤立しがち。６月に開設されたデイサービスは、まだ利用者が少なくスタッフの目が届きやすい。落ち着いた雰囲気で、こっちの方が母に良いのでは？という判断だ。

そして、デイサービスの方が少し料金が安い。基本的にはデイサービスで、必要に応じてデイケアも利用するというもの。先日のアニマルセラピーが好評だったので、月１回はやる方向になったようだ。
夕食は、牛カルビ丼（母）・かつ丼（私）。

自分は送迎スタッフだが、時間が空いた時にはデイケアを手伝ったりする。逆にケアスタッフが送迎もやったりする。要するに人員不足か。最初はデイケアの手伝いをするのが嫌だった。家で母にアップアップ状態なのに、ここでまた神経使うのが苦痛だった。ただ、まだ利用者の顔と名前が一致していない状態なので、覚える良い機会でもある。

自分としては、孤立している人を中心にコミュニケーションを図っている。母もそうなんだけど。何回か絡まれてる怖いお婆さんがいた。いつも不機嫌なようで避けていた。しかし、この人を攻略しないと私も居心地が悪い。

怒られるのを覚悟で思い切って話し掛けてみると、思いもかけず笑顔で色々と話してくれた。(^-^)　が！家では母に優しくなれない。問題行動ばかりする母に参っている。やはり、仕事で他人様の親と接するのと、実の親を家で看るのは全くの別物だ。

この仕事、お世辞にも良い給料とは言えない。正直言って、苦しい・・。しかし、お金には変え難いやりがいを感じている。なんか変な例えだけど、この仕事をしていると、天国へ行けるんじゃないか・・などと。心が洗われるというか・・(^^;　

人様から感謝される仕事も、なかなかないかもしれない。この前、足の不自由な利用者さんをを家に送ると「ありがとね！玉ねぎ持ってきな！」と言ってたくさん袋にもらった。「そ、それ腐ってますよ・・」なんて言えるはずもなく・・。
夕食は、きのこ卵とじ丼（母）・お茶漬け（私）。

最近、母の状態が悪くどうしようもない。「いったいどこまで俺を苦しめるんだ！謝れ、ちきしょー！」言うことを聞かない母の顔や頭を何回も叩いてしまった。もちろん手加減はしているのだけど。暴力を振るいながら「誰か俺を止めてくれ！」と思っているのだ。これが“心の留め金が外れた状態”ってことだろうか。

２週間ほど前、私の家からけっこう近い所で事件が起きた。認知症の父を息子が殴り殺してしまったのだ。奇しくも私と同い年の長男。その家の前を送迎で通過することもある。周辺住民の話では、以前から相当醜い暴力が行われていたという。その地域の民生委員は「何もできなかった」とコメントしたが、果たしてそうだろうか？その家は、我が家と家族構成も似ていたし、暴力も振るうようになった私だから人事ではない。認知症の介護は、介護者が正常な精神を維持できるとは限らない。自分も気が変になりそうだから危険な状態なのだ。

介護で得ることはある。でも、私は正直なところ、副産物でしかないと感じている。痛手が大き過ぎると思うのだ。好き好んで介護をしているわけじゃない。介護者には大きな犠牲を伴う。介護なんて、ない方がいい。私は「生きていて欲しいから」とか「仕方ないから」という思いが大半を占めている。

介護って大海原を小船で漂流しているような感じ。帆を張れば母が破き、船底には穴を空けられる。ＳＯＳを発信しても誰も来ない。色々なことが邪魔して、うまく舵が効かない・・。「邪魔すんな！ただでさえ、どこへ行っていいのかわかんないんだ！」
夕食は、いわし丼（母）・カレーライス（私）・味噌汁・トマト。

昼前に送迎が終わって、デイケアで手伝うことになった。母はデイケアで孤立しているようだ。まぁ、母ばかりじゃないんだけど。特に仲の良い人もいない。居心地悪そうに過ごしている。元々ゲームとか少ないし、なんか皆がつまらない感じが伝わってきた。それぞれが充実した時間を過ごすことができればいいのだけど。人員不足も感じてしまう。母中心に話し掛けるものの、生気がない。

午後からは数ヶ月に１度のアニマルセラピー。犬が６匹？猫が１匹。母は水を得た魚のように生き返った。動物好きの人が多く、一気に活気付いた。アニマルセラピーをもっと回数を増やしてくれれば母にとっては有難い。ただ、犬も猫も嫌いな人もいるわけで、皆が一様に楽しめる事も難しいだろう。せっかく来ているんだから、楽しんで帰ってもらいたい。それぞれが生き生きと過ごせる何かがあるはずだと思う。油絵が好きな人がいて、施設で描いている人もいる。そんな感じで何かを見つけてやれないものか・・。

午前中は、なんかつまらなそうにしている人を見て、自分も落ち込んでしまった。母のように重度の認知症の人は少ない。頭はしっかりしていても、体が不自由な人が多い。本当に来たくて来ている人が何人いるのか？そんなことを考えるとブルーになった。自分も仕方なくデイケアに通わせているんだけど。居心地悪そうな母を見てしまうと、私も苦しい・・。解放してあげたくなる。居心地悪い所で過ごすなんて、私だったら絶対嫌だ。１週間のうちの数日を、朝から晩までヘルパーさんに来てもらうのも、ひとつの手かもしれない。
夕食は、釜上げしらす丼（母）・パン（私）・味噌汁・トマト・ヨーグルト。

土曜日も仕事のため、母を兄に任せて出勤。帰宅してトイレに入ると床一面がビシャビシャ。母が尿パッドを詰まらせたのだった。そればかりか、ティーバッグの中身を出してそこら中にばら撒いてありやがる・・。苦労して掃除を終えた。しばらくして、またもやトイレを荒らされ掃除をすることに。ちきよー！あったまくる！

今日は初めて７人という大人数の利用者を一人で送った。一人は車椅子で、その人の家が凄い狭い路地。キャラバンというでっかいワゴンで進入し、バックしながら方向転換して出るという厄介な場所。キャラバンの車幅ギリギリなのに対向車も後続車も来る・・。案の定、車椅子を降ろしている最中に後続車が来てしまう。待っててもらうしかない。

こんな厄介な場所がいくつもあるわけで、神経磨り減らすなぁ。全員無事に送り届けた時はほんとに嬉しかった。まぁ、無事に送ることが当たり前なのだけど。ひょっとしたら、新人の私の車に乗る人は心臓バクバクだったのかも？
夕食は、納豆（母）・弁当（私）・ご飯・味噌汁。

自分は朝６時に起きて母を７時前後に起こす。今朝は、母が起きなかった。遅刻するので、母を置いて出勤。１０時頃、また向かえにきた時は状態良く、デイケアに連れて行った。

施設は、認知症の人が意外と少ない。母がいかに問題児か伺える。送迎の仕事は、やっぱり大変だった。車の運転も細心の注意が必要。カーブや段差では最徐行。もちろん急ブレーキも急発進もだめ。ちょっとしたことが怪我に結びつくという。乗せる人が体の不自由な人たちだから、そりゃそうだ。乗せ降りの時もサポートしてないと。自分が付いていながら怪我でもされたら大変。送迎の車を見たら優しくしてあげてくださいね。

夕食後、仕事の復習をしているので、母と遊ぶ時間がない。寝かせようと思ったら台所が水浸し、その他いっぱい・・。頭にきてほうきでバシッ！あ～、やっちゃった・・。
夕食は、いわし丼（母）・カレーライス（私）・味噌汁・ヨーグルト。

たくさんの人の顔と名前・家を覚えなきゃいけない。家の近くと言っても路地に入ったらわけんわからん。もう、一人で行くこともあり、利用者さんに道を教えてもらったりしている状態。

仕事が終わって帰ろうとするも、母は不穏でなんだかフラフラ・・。早く家に帰りたいのにどうしようもない状態。なんとか車のドアの所まで連れてきたものの乗ってくれない。１時間位放置しないと回復は見込めない。そんなこともできないので、抱え込んで椅子へ座らせた。勘弁しろよな！
夕食は、いわし丼（母）・中華丼（私）・味噌汁。

今日はセンサーを切って忘れていた隙を、母は見逃さず徘徊。偶然民生委員さんに保護された。感謝感謝。

そして、昼過ぎから母とオモチャで遊んでみた。まずは黒ひげ危機一髪。何回説明しようとも、勝ち負けを認識せず１回で終了。次はゴルフゲーム。なかなか入らず、至近距離にしてたまに入る程度。た、楽しくない・・。

今度はスポンジ野球だ。かなりの確立で打ち返し、母も楽しそうだ。最後はボールダーツ。まずまずかなぁ。いちばん感触が良かったのがスポンジ野球だろうか。母はどれも集中して不穏にならず遊んでくれた。それだけは言える。私には少し辛い面もあるが、効果はあると思う。

姉さん、またしても事件です・・。夕食前、母と１時間半ほど離れた。夕食の準備をしようとして、母の顔を見て我目を疑った。「は？なんだこりゃぁあ！」母の下唇が物凄く腫れ上がっていた！

転んだ感じはない。考えた末、ピーコのトイレとか汚物をいじった手で唇を触って、ばい菌が入った？それとも何か変な虫に刺された？下唇をベロンとめくった様相なのだ・・。素人判断は危険なので、とにもかくにも近所の救急病院へ行くことにした。

「今から俺の言うことを真似してみ」「う～・・」「オイーッス！」「オイーッス・・」「８時だよ」「８時だよ・・」「全員集合！」「全員集合・・」「８時だよ！全員集合！」「８時だよ・・全員集合・・」「オイーッス！」「オイーッス・・」「だめだこりゃ！」「だめだこりゃ・・」車の中で母をオモチャにして爆笑。

救急病院は１８時までで閉まっていた。２０時から再開する。仕方なく家へ戻り夕食を先に済ませた。２０時からまた救急病院へ。女医さん曰く「何かアレルギーによる腫れだと思います。塗り薬を処方したいのですが、どんな薬が良いかわからないので、紹介する総合病院の急患に行ってください」なんだよ！わかんないのかよ！と思いながら「先生、緊急性のあることでしょうか？」「明日が日曜だし、それ以上腫れ上がると困りますからね」「確かにそうですね・・」女医さんが「下唇が腫れ上がって・・」と声を出して紹介状を書きながらクスッ！と笑ったのを見逃さなかった。確かに滑稽・・。

紹介された病院は、正月に入院した病院だった。ちょっと遠いのでガックリ・・。しばらく待ってようやく診察。そこで私は思い出した！今日、台所の石鹸が１/３ほどかじられていたっけ。石鹸には歯形も残っていたし、そのせいかもしれない！

先生に伝えると、笑いながら「その可能性が高いかもしれないですねぇ。石鹸を食べても中毒にはならない、と本に書いてありますが、化学物質も含まれている物もあるでしょうし。他に異常はないようですから、塗り薬を出します。様子を見てください」大したことなく良かった。

廊下の待合席で「だめだこりゃ！」と、母に言わせていた。隣に人が座ったので中止。にも関わらず母は「だめだこりゃ！」「もういいって！」家に帰ったのは、２２時過ぎ。あ～、疲れたよ！まったく！
夕食は、うな丼（母）・卵かけご飯（私）味噌汁。

早速オモチャ屋に行って色々とオモチャを買ってきた。他人から見れば子供に買ってやっていると思うだろう。まさか母と遊ぶオモチャだとは考えるはずもない。２０年ぶり位でオモチャ屋に立ち寄ったわけだけど、大人になってもやはり楽しいもんだ。プラモデルなんか「ほ、欲しい！！」と、つい買ってしまいそうになった。オモチャには、私なりに選ぶ基準があった。

①単純で直感的に遊べること。
②片付けが簡単なこと。
③一緒にやって私も楽しめること。
④安全なこと。

色々物色して買ってきたのは、黒ひげ危機一発・スポンジボールとスポンジバット・ボールダーツ・ゴルフパッドセット。今日は母と遊ぶことはできなかったが、暇をみて母と楽しく遊んでみようと思う。
夕食は、小女子（こうなご）丼（母）・うな丼（私）・味噌汁・ヨーグルト。

夕食後に余計なことをするので名前を書かせるも、まったく書かず。様子からして、名前すら書けなくなった自分が情けない・・というのが読み取れた。こうやって辛い思いをするなら逆効果だ。

何かないか・・と考えていたらお手玉を見つけた。デイケアからもらってきたものだ。居間に母を呼んでキャッチボールをしてみた。取り損ねて顔に当たったり、なかなかうまく取れない。投げ返すのは完璧。母は真剣そのものだった。何回もやっているうち、半分くらいの確立でキャッチできるようになった。１個を２個に増やしたり、洗面器を置いてその中へ投げ込む遊びをしたり。かれこれ１時間ほどやった。

うまくキャッチできれば喜び、落とせば悔しがる。名前を書かせるより遥かに健康的じゃないか。そこで色々考えた。ダーツ・ゴルフのパターゲーム・バドミントン・ミニバスケットボール・人生ゲームなどのボードゲームなどなど。どれもこれも試してみたい物ばかり。

余計なことばかりするのは、やることがない、或いは退屈なだけじゃないか？今まで私は「一人で余計なことをやらず過ごせ！」ってな感じで母に接していた。認知症の母にできるはずないじゃないか。なんか、今になってやっとわかったような気がする。

介護は大変・苦しい・辛い・・そんなことばかり考えていたせいかもしれない。ひょっとしたら、ゲームなどをやることによって、母と楽しく過ごせるのかも。行き詰ったことを変えるには、楽しくする工夫が打開策となるのかもしれない。実践してみよう。ん？今日はやけに前向きだなぁ？(^^;
夕食は、マーボ豆腐・ご飯・ヨーグルト。

最近、ケアマネさんとは連絡を蜜にしていて、主治医ともお話をしている。主治医は、やっぱりショートは反対。「しっかりしたグループホームなら状態が良くなる可能性はあるでしょう。例えば１年グループホームに預けてみるだけでもいいし。」そんな提案だった。

そして、ケアマネさんに一応ショートの施設の見学の段取りを組んでもらうことに。グループホームも良い所を探してもらうことになった。入所させるかどうかは、後回し。徘徊癖のある母を受け入れ可能なグループホームがあるのか疑問だけど。ショートを活用して行こうと思ったが、先生と話してやっぱり揺らいでいる。ヘルパーさんを夜に頼んで私が母から開放される、という手もある。ただ、介護度３だと枠をオーバーしちゃうんだよな。色々とグルグル考える・・考える・・。

夕食後に名前を書く練習をしたが、何回やっても漢字は書けなかった。ひらがなで書くのが精一杯。
夕食は、ハヤシライス（母）・カレーライス（私）・味噌汁。

主治医と母の体重減について話があった。「１月に手術したことも影響があるかもしれませんね。入院先の医師にも確認しましたが、胃がんであるとか、重大な疾患はありません。食べる量が減ったためでしょう。今後、体重も注意深く見て行きます。」とのこと。まずはホッとした。健全なダイエットに成功したってことかな。せん妄を抑制する薬も新たに処方された。

今朝は家の中がメチャクチャ。失禁対策のレジャーマットもビリビリに破かれた・・。ガムテープで貼り合わせて直した。デイケアでお茶をこぼしたそうで、母は衣服を借りてきた。
夕食は、餃子・ご飯・味噌汁・ヨーグルト。

「介護は先の見えない世界、現在自分がどこにいるかわからないだけです。現在を精一杯生きることが大切です」という言葉をもらった。この方は、何十年もご両親の在宅介護をされている。私には未知の大変な介護をされている。介護が短期になるか長期になるかは誰にもわからない。ただ、老人ならば明日何があっても不思議じゃないのだ。だから一日を大切にしてあげないといけない。愚行を繰り返す私には有難い言葉だった。

今日の母は不穏ながらも午後から草取り。夕方、挨拶作戦をすると、にこやかで凄く穏やかな母がいた。とても可愛らしい母。いつもこんな状態の母であれば私も苦労はしないんだけど。あ、そう言えば台所の尿臭さ。薄めた酢をスプレーして拭いてみたら、かなり改善された。情報くれた方、感謝します。
夕食は、小女子（こうなご）丼・冷奴・味噌汁。

１５時過ぎから釣りに行くことに。兄に母を任せるも、少し心配だったので、食事中に不穏になることなど伝えておいた。この前は、そんな情報も提供せず、いきなり押し付けたのだから私にも責任があった。今回はしっかり夕食も見守りをしてくれ、ベッドまで寝かせてくれていた。台所に小便をするハプニングもあったそうだが、掃除もしてくれていた。

さて釣りに出かけた私は、言うまでもなく？ボーズ・・。両隣では、私にとっては幻で憧れのキビレ（黒鯛の仲間）が次々と釣れている有様に愕然。釣り方が違うとは言え、私の至近距離で釣られ、つくづく腕のなさを実感。私がようやく釣ったのは、小さなカニ・・。釣れないのにはわけがある・・この固い竿のせいだ、この野郎！強引に原因を押し付けてキビレに適切な柔らかい竿を新調してしまった。これで爆釣だ！？
夕食は、中華丼（母）・おにぎり（私）・味噌汁。

ようやくセンター長さんから連絡があった。色々と探した結果、ショートで受け入れ可能な施設は２ヶ所しかなかったとのこと。その２ヶ所は、この前に私が電話した所だった。私の家から半径約２０ｋｍ圏内に２ヶ所・・。

そして、その２ヶ所とも面接した後に試しに１泊２日で利用して欲しいとのこと。私はそうなるとわかっていたので、べつにいいけど。要するに、ぶっつけ本番で１週間とかの受け入れは避けたいのだ。施設側も母をどういう具合なのか把握したいそう。少しづつ慣れさせた方が良いとのこと。

母にとっても、いきなり１週間とか全く環境が違った所で生活するのは負担が大きい。しかしながら疑問もある。少しづつ慣れさせるって言ったって、月１回１泊２日で利用したって慣れるかな？なんか意味なさそう。慣れさせるには毎週１泊２日で利用して、具合をみて泊数を増やすようなことをしないとだめなんじゃ？

母は昨日もそうだけど、不穏極まりない。今朝はビリビリに破いたオムツをばら撒いてるし・・。食事もまともに食べないようになった。味噌汁を持って「この中にまだ入れる物があるの」と、言って食べようとしない。ちゃんと具も入ってるだろうが。何を入れるっていうんだよ！食べることに集中できないのは困ったもんだ。
夕食は、いわし丼（母）・カップラーメン（私）・味噌汁。

今朝、母の体重のことが気になって測ってみた。すると・・「は？嘘だろ？」もう一度乗ってもらう。間違いない・・なんと母の体重は５１ｋｇ！適正体重が５０．２ｋｇ、肥満度１．８％で普通体重！先月末から５ｋｇ以上も減っている！なぜだ？？そして自分も乗ってみる・・「なに！嘘だろ！？」・・「このオンボロ体重計め！」体重計を持ってガタガタ振ってもう一度・・「やっぱり７５ｋｇだ！」再び母を乗せると５１ｋｇ・・。

母が痩せて自分がデブになったのか！私は身長が１７３ｃｍ、適正体重が６５．８ｋｇで肥満度１４．１％。そして肥満の判定では「肥満！」と表示されてやがる！なんてこったい！１年前は６８ｋｇだった。その昔は５５ｋｇでウエストもかなり細かったのに・・。あの体重計はア・ヤ・シ・イ・・別の体重計でも確認しないと納得できん・・。

これだけ太った要因はいくらでも思いつく。２１時以降にチョコレートやお菓子や夜食までも食べていた。いちばん手軽なストレス解消は「食べること」だと思う。お菓子を食べることが生活習慣になってしまっていた。そして筋力を鍛えるために購入したトレーニング機器も、去年の秋から埃をかぶっている。肩を痛めてしまったから。

更に体重計は、母が移動するから仕舞ってあった。まさか、自分がダイエットしなければいけなくなるとは！これじゃ太めの友人をからかうこともできやしない。夕食の牛乳は母に、ダイエット効果のあるバナバ茶は私が飲んだ・・。しかし、母の体重の減り方は急激過ぎるような気が。最近の夕食中の不穏が食を細くしているのも一因だと思うけど。今度、先生に報告して診てもらおう。
夕食は、弁当（母）・カレーライス（私）・味噌汁。

先月に歯の詰め物がとれたので歯医者に通っている。あっちも、こっちもと虫歯や悪い所が見つかった。６本以上の歯を治療することになってしまった。こんなのは子供の頃以来？いや、初めてかもしれない。歯磨きは以前と同じようにしていたのに。やっぱりチョコレート・柿の種・コーラの影響は大きかったのかも。診察台に乗って全身硬直・・あぅ～、痛い！・・当分通うことになりそうだ。

母は不穏極まりなく、もう見てるだけでイライラしてくる。夕食も噛み砕いた物をまた出すなよ！馬鹿か！最後は頭を軽く引っぱたいて羽交い絞めにしてベッドへ。やってられん。
夕食は、白身魚フライ・ご飯・味噌汁・ヨーグルトみかん。

実は私の部屋には巨大冷蔵庫がある。小さい小さい冷蔵庫で十分なのに。理由は省くけど、わざわざ買ったわけじゃなく、仕方なくある、と言った方がいい。台所の冷蔵庫の、母にいじられたくない物をこちらに移せば、荒らされる行為に神経質にならなくて済む。が！最近になって冷えなくなってきた。冷凍庫が冷蔵庫、冷蔵庫は役立たず状態という具合。もう１３年も前の物だから寿命だろう。

小さな冷蔵庫に買い替えしようと家電屋に行った。２ドアの８０Ｌクラスなら２万円以下で買える。商品を物色していると、２ドア２１０Ｌで１９８００円という激安冷蔵庫を発見！「これだ！外国メーカーだけど、なぜこんなに安いんだ？」見た目の作りは良いので購入。これで冷蔵庫の問題は解決という運びになった。問題は山積みだが、ひとつひとつ片付けて行こう。

今日の母は、ようやく昼に起きた。天気が良くなってきたのに家の中を物色・・。「草取でもしよう」と庭に誘い出した。しかし、蚊が多いのには参った。虫よけスプレーはかかせない。夕食後、一人にしておいたらトイレの前で放尿。台所とか、尿の匂いがとれないんだよなー！今日も暴力なし。

数日前からバナバ茶というのを母に飲ませている。母は血糖値とコレステロール値が高いので、何かないか、とドラッグストアで見つけたのだった。マグネシウム・亜鉛・食物繊維・ミネラルなど豊富。期待できるかも？
夕食は、中華丼（母）・カレーライス（私）・ご飯・味噌汁。